最終更新日:2025年02月20日
「フリーランスの仕事一覧には何がある?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。 フリーランスとして活躍できる職種には多種多様なものがあり、会社員よりも高収入を得られる可能性もあります。 本記事では、フリーランスの6分類・30職種の仕事内容や年収、必要スキルを一覧で紹介。また、フリーランスとして仕事をするメリット・デメリットや始める方法、案件の獲得方法、稼ぐポイントも解説します。
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「フリーランス」の定義は法令上で定められているわけではありませんが、政府が出したガイドラインで示されています。働き方に焦点を当てて使用される用語です。
『フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン』によると、フリーランスとは、特定の組織に属さない自営業者や社長であり、人を雇わず仕事を行う働き方のことです。フリーランスは、自分が保有する知識・スキル・経験を駆使して業務を行い、対価として収入を得ます。
参考:内閣官房, 公正取引委員会, 中小企業庁, 厚生労働省 『フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン』
働き方にはさまざまな種類があり、フリーランス以外にも「会社員」や「フリーター」、「個人事業主」、「自営業」などの用語があります。
フリーランスとほかの用語との違いは下記のとおりです。
用語 | フリーランスとの違い |
---|---|
会社員 | 会社員とは企業に所属し、雇用契約を結んで働く者のこと。雇用契約によって、給与や福利厚生が保障される |
フリーター | フリーターとは、アルバイトやパートタイム労働者などの非正規雇用で働く者のこと。雇用主と雇用契約を結んで仕事を行う |
個人事業主 | 個人事業主とは税務上の区分で使用される用語であり、開業届を提出した者のこと。(※働き方はフリーランスと同様) |
自営業 | 個人で事業を営んでいる者のこと。実店舗を構えて仕事をする人や、起業して事業を行う会社の経営者も含む。 |
フリーランスと会社員・フリーターは、企業との雇用契約の有無において決定的な違いがあります。
個人事業主や自営業には、フリーランスの働き方をしている者が含まれるケースがあります。
フリーランスの意味や実態、将来性について知りたい方は、「フリーランスとはどんな人?言葉の意味や働き方の種類、始め方を解説」の記事をご覧ください。
フリーランスの仕事を大きく分類すると、下記の6つに分けられます。
現在フリーランスは多種多様な分野で活躍しています。
これから、30種の職業をタイプ別にまとめて、フリーランスの仕事一覧と収入をそれぞれ解説します。なお年収については、月額単価相場で最も多い割合を占める金額を使用して算出しています。
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おすすめの案件を受け取るエンジニアとは、エンジニアリング(工学)や情報技術などの知識や実践的スキルを保有し、システムの設計・開発・運用・改善を行う技術者のことです。
エンジニア系に特化したフリーランスの求人サイトも存在しており、注目の分野です。
エンジニア系フリーランスの仕事例の一覧は、下記のとおりです。
エンジニアの分野でフリーランスとして活躍することを考えている場合は、「フリーランスエンジニアの種類は?会社員との違いやメリットとは」の記事もチェックしてください。
それでは、ここからはエンジニア系のそれぞれの職種の仕事内容と年収について解説します。
システムエンジニア(SE)とは、顧客へのヒアリングを行い、ITシステムの設計や開発、管理などを担当する仕事です。SEはシステム開発の広範なプロセスに関わります。
2025年2月時点でフリーランスHubに掲載されている「SE」の案件情報によると、月額単価相場で最も多い価格帯は月額60万~70万円です。1年間安定して報酬を得られた場合、年収は720万~840万円になります。
システムエンジニアの仕事に興味をお持ちの場合は「SEの仕事とは?転職・フリーランスを目指すための方法」の記事も併せてご覧ください。
インフラエンジニアは、情報システム基盤となるITインフラストラクチャーを設計・構築・運用することが主な仕事です。人間が生活するために不可欠なインフラに携わる、社会的に重要な役割を果たしています。
2025年2月時点におけるフリーランスHubに掲載の「インフラエンジニア」の案件情報によると、月額単価相場で最も多いのは月額60万~70万円です。年収は720万~840万円と推定できます。
インフラエンジニアを目指している方は「インフラエンジニアの仕事内容とは?必要スキルやなり方を解説」の記事も参考にしてください。
サーバーサイドエンジニアとは、Web上のサービスやアプリケーションのサーバ側における開発をするエンジニアです。バックエンド部分にあたるシステムの構築・開発・運用などを担当します。
2025年2月時点のフリーランスHubに掲載されている「サーバーサイドエンジニア」の案件情報によると、月額単価相場で多くの割合を占めるのは月額60万~70万円です。したがって、推定年収は720万~840万円です。
エンジニアにはそれぞれ専門とする担当領域があります。ほかのエンジニアとの違いを知りたい方は「『フロントエンド』と『バックエンド』の違いは?求められるスキルを解説」の記事も参考にしてください。
アプリケーションエンジニアとは、主にアプリ開発を行うエンジニアです。開発するアプリの種類には業務系アプリケーションやWebアプリケーション、スマホアプリなどがあります。
2025年2月時点におけるフリーランスHubに掲載の「アプリケーションエンジニア」の案件情報によると、月額単価相場で最も多い割合の金額は、月額70万~80万円の案件です。年収に換算すると、840万~960万円になります。
アプリ開発の仕事でフリーランスになりたい方は、副業から始めてみるのもおすすめです。「アプリ開発を副業にするには?|案件の種類と必要なスキル」の記事ではアプリ開発の副業について解説しています。併せてご覧ください。
AIエンジニアの仕事内容は、人工知能(AI, Artificial Intelligence)の技術を活用してシステム開発をすることです。主にAI開発、データ学習、データ分析を行います。
2025年2月時点におけるフリーランスHubの「AIエンジニア」の案件情報によると、月額単価相場で最も多い割合を占めるのは月額100万円以上の案件です。年収1,200万円以上を稼ぐことも期待できます。
AIエンジニアの詳細は「AIエンジニアの年収は?高収入の理由と市場価値を紹介」の記事に載せているので、ぜひ参考にしてください。
ゲームエンジニアとは、家庭用ゲームやPC用ゲーム、スマホアプリゲームなどのゲームの分野を専門にシステム開発をするエンジニアです。プログラミングの担当領域には、ゲーム・グラフィック・サウンド・ネットワークなどがあります。
2025年2月時点でフリーランスHubに公開されている「ゲームエンジニア」の案件情報によると、月額単価相場で最も多い割合を占めるのは月額60万~70万円です。毎月途切れなく案件を受けられた場合、年収720万~840万円を稼げます。
Unityが得意という理由でゲームエンジニアを検討していた方は、「Unityの仕事はゲーム開発以外にもある!需要や将来性も解説」の記事も参考にしてください。仕事選びの選択肢が広がる可能性があります。
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おすすめの案件を受け取るクリエイティブ系の仕事とは、イラストや写真、映像、文章などを創造する仕事を指します。
自分が持つ技術や個性を武器に、多数の企業と契約して活躍するフリーランスクリエイターも数多く存在します。
クリエイティブ系フリーランスの仕事例の一覧は、下記のとおりです。
クリエイティブな分野でフリーランスを目指している方は「クリエイターがフリーランスで働くために必要なスキルや案件の探し方を解説」の記事もご覧ください。
それでは、ここからはクリエイティブ系の各職種の仕事内容と年収について解説します。
Webデザイナーとは、デザインに関する知識・技術やコーディングのスキルを用いてWebサイトにおけるデザイン・制作をする仕事です。Webデザイナーが企画から携わるケースもあります。
2025年2月時点におけるフリーランスHubに掲載されている「Webデザイナー」の案件情報によると、月額単価相場は月額50万~60万円の価格帯が最も多いです。得られる年収は600万~720万円が見込めます。
Webデザイナーの仕事について詳しく知りたい場合は「Webデザイナーとは?仕事内容や未経験からなる方法を解説」の記事も併せてご覧ください。
3Dデザイナーとは、立体的なコンテンツである3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)をデザインする仕事です。3DCGを制作する工程にはモデリング・テクスチャー・リギング・モーション・ライティング・レンダリングなどがあります。
2025年2月時点のフリーランスHubに掲載されている「3Dデザイナー」の案件情報によると、月額単価相場は月額60万~70万円です。
安定して1年間フリーランス案件を獲得できた場合、想定年収は720万~840万円になります。
デザイン関連の仕事でフリーランスになりたい方は、「デザイナーの種類と仕事内容は?年収やあると活かせる資格も解説」の記事を参考にしてください。
映像制作の仕事とは、映像の編集や音声の挿入などをして映像作品を作ることです。また、映像クリエイターが企画や撮影に携わるケースもあります。
2025年2月時点におけるフリーランスHubの「映像制作」の案件情報によると、月額単価相場は月額50万~60万円の案件が最も多くなっています。推定される年収は600万~720万円です。
フリーランスとして映像制作に携わる仕事がしたいとお考えの方は、「動画編集フリーランスは稼げる?年収や仕事案件の種類、必要スキルを解説」の記事も参考にしてください。関連する職種や案件獲得のコツなどを解説しています。
イラストレーターは、クライアントの要望に従ってイラストを描いたり、アート性の高いイラストを販売したりする仕事です。
イラストのジャンルはさまざまで、商品パッケージのデザインや書籍の挿絵、ソーシャルゲームの背景画、オリジナルキャラクターの制作などが挙げられます。
2025年2月時点におけるフリーランスHub掲載の「イラストレーター」の案件情報によると、月額単価相場で多くを占めるのは月額50万~60万円の案件です。継続してフリーランス案件を受注できれば、年収600万~720万円を稼ぐことができます。
イラストレーターとして独立することを検討している方は、「フリーランスイラストレーターの業務は?必要なスキルやなるための準備も」の記事を参考にしてください。フリーランスのイラストレーターになるときの手順も解説しています。
ライターとは、紙媒体およびWeb媒体に掲載する文章を書く仕事です。
ライターがライティングする文章のジャンルは多種多様です。たとえば、SEOライターやコピーライター、テクニカルライター(マニュアルライター)、シナリオライターなどがあります。
2025年2月時点におけるフリーランスHubに掲載されている「ライター」の案件情報によると、月額単価相場で最も多いのは月額50万~60万円の案件です。ライターの仕事をすることで、年収600万~720万円を目指せます。
会社に勤めず自由にライティングの仕事がしたいとお考えのライターの方は、「フリーランスライターになるには?仕事の探し方や必要スキルを紹介」の記事をご覧ください。稼ぐポイントや仕事上の注意点なども紹介しています。
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おすすめの案件を受け取るマーケティングとは、市場のニーズに応える商品・サービスの性質を正しく捉えて、売れる仕組みづくりを行う仕事です。
マーケティング系フリーランスの仕事例の一覧は、下記のとおりです。
マーケティング系の各職種の仕事内容と年収について解説します。
Webマーケターとは、自社サイトやSNS、メルマガ、Web広告などの媒体をとおしてマーケティング業務をする仕事です。Webマーケターは集客効果の分析をしたり、プロモーションの企画・実行などに携わります。
2025年2月時点でフリーランスHubに載っている「Webマーケター」の案件情報によると、月額単価相場で最も多い割合を占めるのは月額70万~80万円の案件です。年収に換算すると840万~960万円の報酬額になります。
将来的にWebマーケターとして独立しようと考えている場合は、副業からスタートするのもおすすめです。「Webマーケティング副業の始め方を解説!未経験向け案件や稼ぐコツも紹介」の記事で詳しく説明しているので、参考にしてください。
Webディレクターとは、WebサイトやWebサービスなどを制作する際の責任者です。コンテンツの企画・制作の進行を管理し、関係者をまとめて、プロジェクトを完了に導きます。
2025年2月時点でのフリーランスHubに掲載されている「Webディレクター」の案件情報によると、月額単価相場は月額60万~70万円の価格帯の案件が最も多いです。年収720万~840万円を稼げる可能性があります。
Webディレクターの詳しい仕事内容やおすすめの資格について知りたい方は「Webディレクターとは?仕事内容や必要スキル、将来性を解説」の記事も併せてチェックしてください。
データサイエンティストとは、ビッグデータやAIの技術を活用してデータ解析を行い、意思決定のサポートをする仕事です。データサイエンティストはデータ収集や仮説の構築、データ解析、仮説の検証、報告・提案などを行います。
2025年2月時点におけるフリーランスHub掲載の「データサイエンティスト」の案件情報によると、月額単価相場で最も多いのは月額70万~80万円の案件です。年収に換算すると、840万~960万円になります。
また、報酬が月額80万~90万円のフリーランス案件もほぼ同程度存在しています。
データサイエンティストの詳細情報は「データサイエンティストの仕事内容は?やりがいや活躍の場も紹介」の記事をご覧ください。
データアナリストは、統計学の知見やツールを活用してデータ分析を行い、分析したデータを生かしてクライアントが抱える課題へのアプローチを実施する仕事です。
2025年2月時点におけるフリーランスHubの「データアナリスト」の案件情報によると、月額単価相場で最も多いのは月額100万円以上の案件です。高額なフリーランス案件が多数公開されており、データアナリストになれば年収1,200万円以上を稼ぐことも不可能ではありません。
データ分析を得意としている方は、データアナリストになって高収入を得られるかもしれません。「データアナリストとは?未経験から目指す方法や役立つ資格などを解説」の記事では、データアナリストの詳しい情報や目指すときの流れを解説しています。
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おすすめの案件を受け取る接客・サービス業の仕事とは、顧客とコミュニケーションをとり、商品の売買やサービスの提供、サポート対応などを行う仕事を指します。
接客・サービス業系フリーランスの仕事例の一覧は、下記のとおりです。
接客・サービス業系のそれぞれの職種の仕事内容と年収について解説します。
ITコンサルタントとは、クライアントのIT戦略に対してヒアリング・支援を行い、課題解決に導く仕事です。企業が抱える経営課題を解決するために、ITコンサルタントは適切なツールやシステムの導入や最適化などの提案を行います。
2025年2月時点、フリーランスHubに掲載されている「ITコンサルタント」の案件情報によると、月額単価相場で最も多いのは月額100万円以上の案件です。推定年収は1,200万円以上です。
ITの分野に加えて経営領域の高い専門性も求められるITコンサルタントの仕事は、高額な報酬が設定されています。
ITコンサルタントとして活躍したいと考えている方は「ITコンサルタントの仕事に就くには?仕事内容から必要スキルまで徹底解説」の記事を参考にしてスキルアップや資格の取得を目指しましょう。
セキュリティコンサルタントとは、クライアントが抱える情報セキュリティに関する課題や脆弱性を解消するためのコンサルティングを行う仕事です。セキュリティコンサルタントは企業に対して、問題解決のための戦略立案や施策の提案・サポートを実施します。
2025年2月時点におけるフリーランスHubの「セキュリティコンサル」の案件情報によると、月額単価相場で最も多い割合を占めるのは月額100万円以上の案件です。継続してフリーランス案件を受注できれば、年収1,200万円以上を稼げます。
IT化によって重要性が増す情報セキュリティの支援を行うセキュリティコンサルタントは、高収入を目指せる職種です。
セキュリティコンサルタントの仕事に興味をお持ちの方は「情報セキュリティ管理士とは?メリットや試験内容を解説」の記事もご覧ください。
プリセールス(プリセールスエンジニア)とは、技術職の専門家として営業職に同行し、セールス活動の支援を行う仕事です。対象となるシステムや製品に関する説明をしたり、顧客からの質問に回答したりします。
2025年2月時点のフリーランスHubに掲載されている「プリセールス」の案件情報によると、月額単価相場で最も多い案件数のものは月額70万~80万円の報酬額です。1年間安定してフリーランス案件を確保できれば、年収840万~960万円を稼ぐことが可能です。
ヘルプデスクとは、顧客や社員から寄せられる製品に関する問い合わせに対応する仕事です。ヘルプデスクは自分が持つ知識・技術を用いて、ITシステムや機器のセットアップやトラブル対処のサポートをします。
フリーランスHub掲載の「ヘルプデスク」の案件情報によると、2025年2月時点で月額単価相場は月額40万~50万円の価格帯が最も多くなっています。推定年収は480万~600万円です。
講師とは、自分が持つ専門的な知識・経験・スキルを他者に教える仕事です。講師の仕事には、企業で開催する研修やスクールでの指導、セミナーでの講演などがあります。
2025年2月時点におけるフリーランスHubに掲載されている「講師」の案件情報によると、月額単価相場は月額70万~80万円の案件が最も多いです。継続的に講師の仕事を受注できた場合、年収840万~960万円を稼げます。
講師にはさまざまな種類があります。プログラミング技術に長けている場合は、プログラミングを教える仕事ができる可能性もあります。
興味をお持ちの方は「プログラミング講師とは?仕事内容や収入について解説!」の記事も参考にしてください。
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おすすめの案件を受け取る運営・経営系の仕事とは、個人で店舗の運営や経営を行うことです。
運営・経営系フリーランスの仕事例の一覧は、下記のとおりです。
運営・経営系の各職種の仕事内容と年収について解説します。
フリーランスの仕事の一つに、ネットショップ運営があります。ネットショップ運営とは、オンラインストアの管理・運営を行い、物やサービスの販売を行う仕事です。
ネットショップで販売している商品が売れることで収入を得られます。
ネットショップの運営を検討している場合は、「知っているのと知らないのでは大違い!効果的なECサイトの作成と運用のコツとは?」の記事も参考にしてください。
サロン運営とは、美容室やネイルやエステなどのサービス提供をする店舗を運営する仕事です。フリーランスとしてサロン運営を行う人もいます。
サロン運営では、サービスを提供した対価を顧客から受け取って収入を得ます。
サロン運営を行うにあたって屋号をつけるかどうか迷っている方は、「個人事業主に屋号は必要? 名称の例や変更手続きについて解説」の記事も併せてご覧ください。
フリーランスの仕事の一つに、住宅を利用した民泊の経営が挙げられます。民泊経営とは、主に住宅宿泊事業法に則り宿泊施設を運営する仕事です。観光客の増加によって需要が伸びています。
民泊経営では、利用者に支払ってもらう宿泊料によって収入を得ます。
士業とは、専門的な知識が求められる職業群のことです。フリーランスとして仕事をする士業には、弁護士や税理士、司法書士、土地家屋調査士、社会保険労務士などがあります。
士業の主な収入源は、クライアントから依頼を受けた際に発生する相談料や顧問料です。
発注者・フリーランス間を守るための法律であるフリーランス保護法は、士業も対象です。フリーランス保護法について詳しく知りたい方は「フリーランス保護法とは?施行される時期や下請法との違いなどを紹介」の記事を参考にしてください。
フリーランスの個人投資家として活動する人もいます。
投資とは、株式や債券、為替などの金融商品に個人の資金を用いて投資してリターンを得る方法のことを指します。
個人投資家の収入は、資産運用によって得られるキャピタルゲインやインカムゲインです。
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おすすめの案件を受け取るインフルエンサーとは、自身が持つカリスマ性や人気によって大勢の人に影響を与える人物のことです。インフルエンサーは多大な影響力を生かして人々の感情・行動にはたらきかけて、広告収入やクライアントからのPR案件を獲得します。
インフルエンサー系フリーランスの仕事例の一覧は、下記のとおりです。
インフルエンサー系のそれぞれの職種の仕事内容と年収について解説します。
事務所に所属せず、フリーランスとしてライバーの仕事をするケースがあります。
ライバーは、動画配信プラットフォームを利用してライブ配信を行い収益を得る仕事です。動画配信プラットフォームは「BIGO LIVE」や「Mirrativ」、「REALITY」、「17LIVE」など、さまざまな種類があります。
フリーランスのライバーの収入源は、視聴者からの投げ銭(バーチャルギフト)やスポンサー料、メンバーシップ料などです。また、自分のファン向けにオリジナルグッズを販売して利益を得るライバーもいます。
フリーランスとして活躍できる仕事の一つに、ユーチューバー(YouTuber)があります。
使用するプラットフォームは「YouTube」で、自分のチャンネルを開設して動画配信や動画投稿を行う仕事です。
ユーチューバーは、登録者数や再生回数、視聴時間などの一定の条件を満たすことで収益を得られるようになります。収入源は広告収益や視聴者からの投げ銭、YouTube Premiumの分配などです。スポンサーがついた場合、スポンサー料も収入になります。
フリーランスのティックトッカー(TikToker)として活躍する道もあります。
ティックトッカーは、「TikTok」というスマートフォン向けのショート動画を投稿するプラットフォームを利用します。また、年齢やフォロワー数などの条件を満たせば、ライブ配信をすることも可能です。
TikTokでは、一定の視聴数に達すると報酬が発生します。また、ギフティング機能や企業から依頼された広告案件などによる収益も、ティックトッカーの収入減です。
フリーランスの仕事の一つは、インスタグラマー(Instagramer)です。
インスタグラマーとは、写真や動画を共有するプラットフォームである「Instagram」を活躍のフィールドとする仕事です。
インスタグラマーは、主に企業からのPR案件により収入を得ます。また、プロフィールやストーリー投稿内に設置したアフィリエイト広告によって利益を獲得する方法もあります。
人気のインスタグラマーになるためには、魅力的な写真を投稿することも大切です。画像の編集技術を上げたい方は「Photoshopを使う仕事とは?必要なスキルや勉強法も解説」の記事も参考にしてください。
フリーランスのアルファツイッタラーとして収益を得る人もいます。
アルファツイッタラーとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「X(旧・Twitter)」において強い影響力を持つユーザーを指す言葉です。
アルファツイッタラーは、「プレミアム」もしくは「プレミアムプラス」のサブスクリプションに登録し、広告収益の配分により収入を得ます。また、フォロワーからの投げ銭(Tips)や有料チケット制のスペース配信、企業に依頼されたPR案件なども収入減です。
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おすすめの案件を受け取る下記の表は、ここまでに紹介したフリーランスの仕事のうちフリーランスHubに掲載されている、全20種の仕事の年収の一覧です。
職種 | 年収の目安額 |
---|---|
システムエンジニア(SE) | 年収720万~840万円 |
インフラエンジニア | 年収720万~840万円 |
サーバーサイドエンジニア | 年収720万~840万円 |
アプリケーションエンジニア | 年収840万~960万円 |
AIエンジニア | 年収1,200万円~ |
ゲームエンジニア | 年収720万~840万円 |
Webデザイナー | 年収600万~720万円 |
3Dデザイナー | 年収720万~840万円 |
映像制作 | 年収600万~720万円 |
イラストレーター | 年収600万~720万円 |
ライター | 年収600万~720万円 |
Webマーケター | 年収840万~960万円 |
Webディレクター | 年収720万~840万円 |
データサイエンティスト | 年収840万~960万円 |
データアナリスト | 年収1,200万円~ |
ITコンサルタント | 年収1,200万円~ |
セキュリティコンサルタント | 年収1,200万円~ |
プリセールス | 年収840万~960万円 |
ヘルプデスク | 年収480万~600万円 |
講師 | 年収840万~960万円 |
最新のAI技術・ビッグデータを扱う仕事や、コンサルティングを行う仕事は、年収が高くなる傾向があります。
また、同じ職種のフリーランス案件においても、専門性の高さや任せられるポジションなどによって報酬相場は変動します。難易度が高い案件ほど、報酬額も高くなるでしょう。
「フリーランスの年収は?中央値や手取り相場、収入アップの方法を紹介!」の記事では、さらに詳しくフリーランスの収入について解説しています。将来性が高いフリーランスの職種や年収を上げるポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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おすすめの案件を受け取るフリーランスとして仕事をする大きなメリットは、自由な働き方ができることです。
フリーランスは仕事内容や仕事量を自由に決められるため、自分の価値観や生活リズムなどを尊重した働き方ができます。
自分の意向や適性に沿って仕事を選択することが可能です。また、プライベートを大切にする働き方も、高収入を目指したハードワークも、希望に合わせて選べます。
仕事をする時間帯も稼働時間も自由です。
働く場所も選べるため、自身が構えるオフィスで働いたりリモートワークで仕事をしたりするなど、自分が業務に集中できる環境に身を置けます。
フリーランスになって仕事をするメリットについてさらに詳しく知りたい方は、「フリーランスのメリットとデメリットとは?向いている人も解説」の記事もご覧ください。
こちらの記事には、女性がフリーランスになるメリットに関する情報も掲載しています。
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おすすめの案件を受け取るフリーランスとして仕事をするときにデメリットになることは、生活の不安定さです。
フリーランスには、会社員に用意されているような福利厚生や退職金などの制度がありません。
また、固定の給与が支給されるわけではなく、仕事で稼げるかどうかは自分次第であるため、収入が安定しません。不景気によって、案件の契約が打ち切られるおそれもあります。
さらにその不安定さから、クレジットカードやローンの審査が通りにくくなります。
さまざまな制度で守られている会社員と違い、フリーランスは自由であるがゆえのリスクを抱えることになります。
フリーランスとして仕事をする場合は、予期しない出費や収入源が打ち切られるリスクなどに備えておくことが大切です。
フリーランスになろうとする人が注意すべきことやリスクヘッジについて知りたい方は、「フリーランスはやめたほうがいい理由は?メリットや続けるためのコツも解説」の記事も参考にしてください。
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おすすめの案件を受け取るここでは、フリーランスとして仕事をするときに必要なスキル一覧を紹介します。
全職種のフリーランスに必要なスキルのほか、職種別で求められるスキルについても解説します。
フリーランスとして仕事をする際に必要となるスキル一覧は下記のとおりです。
独力で案件を獲得して仕事を進めていくフリーランスには、ビジネスに関連するあらゆるスキルが求められます。
また、お金や税金、各種手続きなども自分で管理しなければならないため、経理・財務・会計・法務・税務のスキルも身に付けておくことが必要です。
フリーランスの仕事を6つに分類した場合の、それぞれの職種に特に必要なスキルの例は下記の表のとおりです。
フリーランスの仕事の分類 | 特に必要とされるスキルの例 |
---|---|
エンジニア系 | 参画案件に関連する技術的な各スキル、問題解決スキル |
クリエイティブ系 | 各種デザインツールを扱うスキル、ニーズに応えるデザイン力、独創性、文章力 |
マーケティング系 | リサーチスキル、企画提案力、SEOスキル |
接客・サービス業系 | ホスピタリティ、観察力、傾聴力、提案力 |
運営・経営系 | マネジメント力、集客力、インタビュー力、プレゼンテーション能力 |
インフルエンサー系 | 各種ツールの編集スキル、トレンドのキャッチアップ力、洞察力、トーク力、個性 |
フリーランスの種類ごとに、特に必要となるスキルは異なります。
求められるスキルを高いレベルまで磨くことで、フリーランスとして活躍できるようになるでしょう。高単価な案件を獲得することも可能です。
また、仕事内容によっては、資格を保有していることが案件の獲得に有利にはたらくことがあります。IT系の資格については「フリーランスで有利な資格とは?その種類や難易度について解説!」の記事で紹介しているので、エンジニア系のフリーランスの仕事に興味がある場合は併せてご覧ください。
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おすすめの案件を受け取るフリーランスの仕事の始め方の一般的な流れは下記のとおりです。
フリーランスの仕事の収入は、景気・業界の動向や自身が持つ能力に大きく左右されるため、事前のリサーチが非常に重要です。
フリーランスになろうとしている職種の現状や将来性について調べましょう。また、自分のスキルや経験を分析し、フリーランスに挑戦するレベルに達しているかどうかを確認してください。もし水準を満たしていない場合は、スキルセットを磨いてレベルアップを図ります。
必要なスキルセットを身に付けたら、フリーランス案件の仕事を探して受注します。受注した仕事は最後まで責任を持ってやり遂げましょう。
フリーランスになる手順について詳しく知りたい場合は「フリーランスの始め方は?必要な準備・手続きや独立するメリットを解説」の記事も参考にしてください。フリーランスに転身するときの詳細な方法やチェックリストなども載せています。
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おすすめの案件を受け取るフリーランスの仕事の探し方には、下記のような方法があります。
方法 | メリット |
---|---|
フリーランスエージェントを利用する | ・エージェントが案件探しや企業との交渉などをしてくれる ・好条件の案件を獲得しやすい |
クラウドソーシングを利用する | ・公開されている案件数が多い ・短期案件を見つけやすい |
スキルシェアマーケットを利用する | ・自分が持つスキルを生かせる ・販売価格を自分で決定できる |
求人サイトで検索する | ・仕事の条件を比較しやすい ・企業と直接やりとりできる |
SNSを利用する | ・幅広い対象に情報を発信できる ・企業側からスカウトが届く |
ブログやポートフォリオを公開する | ・自分のスキルセットや過去の成果物を知ってもらえる ・企業側からスカウトが届く |
企業に直接営業する | ・企業への熱意が伝わりやすい ・選考が有利になることがある |
コミュニティやサロンに参加する | ・人脈が広げられる ・参加者から案件への参画を提案してもらえる |
知り合いから紹介を受ける | ・信頼関係がある状態で案件を受けられる ・交渉しやすい |
フリーランス向けの案件を取り扱うサービスを利用することで、便利に仕事を探すことが可能です。
また、フリーランス自ら情報を発信したりクライアント側にはたらきかけたりしてアピールを行い、案件獲得につなげるケースもあります。
そのほか、築いた人脈を活用してフリーランス向けの仕事を獲得するのも一つの方法です。
自分が利用可能な方法をいくつか併用して、フリーランスの仕事案件の受注を目指しましょう。
フリーランスが仕事を獲得する方法をさらに詳しく知りたい場合は「フリーランスとして仕事を得るには?代表的な職種や案件探しの方法を紹介」の記事の記事も参考にしてください。記事内では、高単価な案件を受注するためのコツも紹介しています。
希望にあう案件がすぐに見つかる
おすすめの案件を受け取るフリーランスの仕事で高収入を得たい場合は、稼ぐためのポイントを押さえましょう。
主なポイントは下記のとおりです。
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
これまで一覧で紹介したように、フリーランスの収入は職種によって異なります。
フリーランスとして仕事をして稼ぎたい人は、高収入が得られる職種を選びましょう。
フリーランスとして思うように収入が上がらないときは新たなスキルを身につけて、上級職や別の稼ぎやすい仕事に挑戦することもおすすめです。
フリーランスとして稼げるか不安がある方は、「フリーランスは生活できないって本当?収入を安定させるポイントを紹介」の記事もご覧ください。安定した収入を得る方法やリスクに対する備えなどの情報を載せています。
フリーランスが仕事で稼ぐためには、スケジュール管理が大切です。
フリーランスは会社員と違い、仕事をする時間の定めがありません。作業時間が決められていないことから怠けてしまい、生産性が低くなるおそれがあります。一方で、終業時間の目安がないために、オーバーワークをしてしまうリスクもあります。オーバーワークは体調を崩す要因です。
生産性の低下や体調不良によって納期を守れなかった場合、収入源や信頼を損なう可能性があります。
自由なフリーランスが効率的に仕事をするために、自己管理能力を高めましょう。余裕を持たせた納品スケジュールを立ててください。
フリーランスの仕事で収入を上げるためには、スキルアップし続けることが必要です。
フリーランスは自分の実力を示して案件を獲得する必要があります。仕事を得られるかどうかは自分の実力次第です。もしクライアントが求めるレベルを満たさない場合、報酬額が下がるおそれがあります。契約を打ち切られる可能性もあるでしょう。
フリーランスは勉強をしたりトレンドを学習したりすることで、知識・スキルの習得を継続してください。また、少しずつ難易度の高い案件に挑戦することも、スキルアップにつながります。
フリーランスの仕事で稼ぎたい場合は、クオリティの高い成果物を納品しましょう。高い品質の仕事をすることで、クライアントからの信頼を獲得できます。
「良い仕事をしてくれる」と思ってもらうことができれば、継続した案件の依頼や報酬アップにつながるでしょう。
質の高い仕事を終えたら、ポートフォリオを加筆していくのがおすすめです。充実したポートフォリオは、フリーランスが案件を獲得するときのアピール材料になります。
ポートフォリオについて詳しく知りたい方は「ポートフォリオとは?作る意味やビジネスでの必要性、構成例などを解説」の記事も参考にしてください。
フリーランスが仕事で稼ぐために大切なことの一つは、継続案件を確保することです。
フリーランスになるときの懸念点には、収入が安定しないことが挙げられます。継続して依頼してもらえる案件や長期的に任せてもらえる案件があれば、その懸念点を解消できます。
納期を守ったりクライアントの期待に応える仕事をしたりすることで、信頼関係を築きましょう。クライアントにとって頼れる依頼先になれれば、継続して案件を発注してもらえます。
複数の案件を受注することは、フリーランスとして安定して稼ぐためのポイントの一つです。
フリーランスは納品した仕事の分だけ報酬を得ることができます。そのため、仕事がなくなると無収入になってしまうリスクがあります。
特定のクライアントに依存していると無収入になるリスクが高いため、フリーランスとして活動するときは、2つ以上の受注先から仕事を受けてください。
複数の収入源を確保することができれば、フリーランスとして安定した生活を送ることができるでしょう。
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おすすめの案件を受け取るここまで、フリーランスの仕事一覧を紹介しました。
フリーランスの仕事は大きく分けると、エンジニア系・クリエイティブ系・マーケティング系・接客・サービス業系・運営・経営系・インフルエンサー系の6分類があります。フリーランスは多方面に活躍の場を広げており、本記事で紹介した30種のほかにもさまざまな仕事があります。仕事内容や想定年収、必要なスキルなどを確認し、自分に合った仕事を見つけてください。
また、独立を検討している方は、フリーランスになるときの手順や案件の獲得方法、稼ぐためのコツをチェックし、稼げるフリーランスを目指しましょう。
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