デザイナーの仕事内容の種類は?必要なデザインスキルや活かせる資格も解説

最終更新日:2025年03月19日

「デザイナーの仕事内容には何がある?」と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。 デザイナーの仕事は多種多様であり、手がける領域やデザインの対象は職種によって異なります。 本記事では、デザイナーの種類や仕事内容、必要なスキル、役立つ資格、年収アップのコツなどを紹介します。 また、デザイン職を始めるための方法も解説。未経験者向けの情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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デザイナーの仕事とは?

デザイナーとは、視覚的な領域におけるデザインの設計・制作をする、クリエイティブな仕事です。デザイナーはクライアントの要望をヒアリングし、ニーズに沿ったデザインを提案し、制作します。

デザイナーがデザインを行う対象物は、雑誌やポスター、ファッションアイテム、電化製品など、さまざまです。目的に合ったデザインソフトや制作ツールを駆使して、仕事を行います。

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デザイナーの種類と仕事内容

デザイナーの種類は、専門とする領域によってさまざまな職種に分かれます。
ここでは、注目度が高いデザイナーの種類と仕事内容を紹介します。

Webデザイナー

Webデザイナーとは、Webサイトの目的を考慮して、Webサイトのページやバナー画像などをデザインする仕事です。Webサイトの雰囲気や配色、レイアウトなど、細部にいたるまでデザインします。
Webサイト制作にはデザインスキルのほか、HTMLやCSSなどのコーディングスキルも必要です。

誰もがインターネットを利用する時代となり、企業にとってWebサイトの重要性は高まっています。Webデザイナーの需要は今後も伸びていくでしょう。

Webデザイナーを目指す方は「Webデザイナーとは?仕事内容や未経験からなる方法を解説」の記事を参考にしてください。

UI・UXデザイナー

UI・UXデザイナーとは、Webサイトの開発・制作において快適なユーザー体験をデザインする仕事です。

UIとは「User Interface(ユーザー・インターフェース)」の略で、ユーザーと製品・サービスの接点を指します。
UIデザイナーは、Webサイトの見た目や利便性を改善します。

一方、UXは「User Experience(ユーザー・エクスペリエンス)」の略で、ユーザーがサービスや製品を利用することで得られる体験を意味します。
UXデザイナーは、ユーザーが良質な体験を得るためのデザインを行います。

UXデザイナーがなくなるとされる理由は?仕事に必要なスキルや目指す方法」の記事では、職種の将来性やUI・UXデザイナーが長く活躍するためのポイントを解説しています。併せてご覧ください。

CGデザイナー

CGデザイナーとは、コンピューターを使って2次元や3次元のイラスト・映像を制作する仕事です。
CGデザイナーは、ベースとなるデッサン画から形状データをコンピューターに起こす「モデリング」という作業を行います。モデリングが終わったら、専用のソフトを使って光源や陰影、動きなどをつけ、リアルな画像に仕上げます。

CGデザイナーはアニメーションやゲーム、VRの制作などの領域で活躍しています。また、産業用の図面の制作にも使われ、建築業界や工業分野などでも仕事の需要が高まっています。

CGデザイナーの仕事に興味をお持ちの方は、「CGデザイナーの年収は?働き方やスキルアップの方法も紹介」をご参照ください。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーとは、パンフレットや雑誌、広告、ポスター、商品パッケージなど、主に印刷物をデザインする仕事です。文字や写真、イラスト、記号などの視覚的要素を用いてデザインを行います。

グラフィックデザイナーはコンセプトや企画内容からターゲットを絞り、ターゲット層に好感を持ってもらえるようなデザインを提案・制作します。

グラフィックデザイナーになりたい方は、「グラフィックデザイナーとは?仕事内容や未経験でなる方法を紹介」をご参照ください。

サービスデザイナー

サービスデザイナーとは、既存サービスの改善や、新規サービスの企画を生み出す仕事です。
サービスデザイナーはマーケティングの仕事に近い業務に携わります。人の行動に興味を持ち、論理的に顧客の心情を予測してみましょう。

サービスデザイナーには、顧客・制作者・企画者・運営者などの多角的な視点から問題を観察し、対処できる人が向いています。
また、人の印象に強く残るサービスを生み出す能力、UXデザインの知識が求められます。

DTPデザイナー

DTPデザイナーとは、DTP(DeskTop Publishing)ソフトを使用し、コンピュータ上で紙媒体の出版物をデザインし、入稿用データを作成する仕事です。
DTPデザイナーは、書籍や雑誌、広告などあらゆる紙媒体のデザインを手がけます。

DTPデザインは、印刷に適した制作物を完成させるために、さまざまなルールが設けられています。フォントサイズや線幅、文字間のスペース、行間のスペースなどに関するルールを把握しましょう。

ブックデザイナー

ブックデザイナーとは、本の表紙やカバー、帯など、本の装丁をデザインする仕事です。表紙や挿絵に使用するイラストの制作が業務内容に含まれるケースもあります。
ブックデザイナーは「装丁家」と呼ばれることもあります。

書籍の内容に合った魅力的なカバーデザインは、購買意欲の促進につながります。
ブックデザイナーにはデザイン手法以外にも、文字組みやフォント、紙の材質、印刷、製本など書籍販売に関する知識が求められるでしょう。

エディトリアルデザイナー

エディトリアルデザイナーとは、主に新聞や雑誌、カタログなどの印刷物の編集に携わる仕事です。
エディトリアルデザイナーは編集の知識を活かして、読みやすく目を惹くデザインを目指します。デザインと編集の両方の知識・スキルが求められる職種です。

キャラクターデザイナー

キャラクターデザイナーは、ゲームやアニメなどの作品に登場するキャラクターをデザインする仕事です。特に日本のキャラクターは世界中で注目されており、海外で高評価を受ける日本アニメの一翼を担う職種といえます。

クライアントからの要望を聞いてキャラクターを作り上げる作業は、ヒアリング力や相手の意向を理解する能力が求められます。また、デザイン力のほか、創造性や独自性も必要です。

キャラクターデザイナーの詳細や年収アップの方法を知りたい方は、「キャラクターデザイナーの年収は低い?年収を上げるために必要な方法を紹介」の記事も参考にしてください。

ゲームデザイナー

ゲームデザイナーとは、ゲームの企画や制作に関わる仕事です。
ゲームデザイナーは「ゲームプランナー」とも呼ばれ、ゲーム全体の設計をけん引する職種です。ゲームの難易度や世界観のような基礎となる部分をプロデューサーやディレクターとともに決定します。
ゲームデザイナーの仕事内容は、ゲームの企画立案や仕様書の作成、クリエイターの管理、完成したゲーム全体の調整などです。業務においてはプログラミングの知識も役立ちます。

ゲームに登場するキャラクターや背景のデザインを担当する仕事は「キャラクターデザイナー」や「グラフィックデザイナー」に分類することがほとんどですが、これらの仕事を「ゲームデザイナー」と呼ぶケースもあります。

ファッションデザイナー

ファッションデザイナーとは、衣類や靴、バッグなど、ファッション関係のアイテムをデザインする仕事です。

ファッションデザイナーがデザインの企画を行うときは、時代を先取りし、流行を生み出すことが求められます。また、コミュニケーション能力やマーケティング分野の知見があると、ファッションデザイナーとして活躍できるでしょう。

テキスタイルデザイナー

テキスタイルデザイナーとは、布地や織物の柄・素材などをデザインする仕事です。テキスタイルデザイナーは、主にファッション分野やインテリア分野を活躍の場としています。

テキスタイルデザイナーはコンセプト設計やテキスタイルのデザイン制作、仕入れ先の選定、生産管理などに携わります。

ジュエリーデザイナー

ジュエリーデザイナーとは、宝石を加工した装身具(リングやネックレス、イヤリングなど)のデザインを考える仕事です。デザインをして設計図を作成するまでが仕事で、宝石を加工してジュエリーに仕立てる工程は基本的に専門の職人が行います。

ジュエリーデザイナーにはそれぞれの宝石が持つ特性や耐久性を理解したうえで、それを生かしたデザインができるセンスが求められます。また、依頼主の希望に見合った費用や世間のニーズを考慮する必要もあるでしょう。
そのほか、購入後のジュエリーをメンテナンスしたり修理したりすることもあります。

建築デザイナー

建築デザイナーとは、家やオフィスなどの建築物の外観や内部をデザインする仕事です。建物の見た目に加え、安全性や機能性などを考慮しながらデザインすることが求められます。

建築設計を大きく分けると「意匠設計」「構造設計」「設備設計」の3つに分けられます。意匠設計は、建築物のデザイン部分を担う仕事ですが、建築デザイナーは主に意匠設計を扱う職種です。
依頼主の要望を聞きとり、建築物のコンセプトを作ったりイメージを考案したりします。

空間デザイナー

空間デザイナーとは、目的やコンセプトをもとにクライアントが求める空間を演出する仕事です。空間デザイナーは店舗やホテル、駅、住宅などあらゆる空間の設計を手がけます。

空間デザイナーには設備や内装の幅広い知識と再現力が必要です。

インテリアデザイナー

インテリアデザイナーとは、住環境のデザインを行う仕事です。空間デザイナーと似ていますが、インテリアデザイナーが携わる仕事の領域は、主に住環境です。

インテリアデザイナー住環境における装飾や家具類の配置など、小規模空間のデザインをします。また、インテリア用品のデザイン設計を担当するのも仕事のうちです。

エクステリアデザイナー

エクステリアデザイナーとは、建物の外側全体に関するデザインを行う仕事です。塀や門、フェンス・庭・玄関までの導線など、外観のデザインを担当します。

デザインを考えるほか、施工に必要な工程の管理や資材の選定、外観工事の管理なども行います。
クライアントの要望に応じ、既存の製品を活用してデザインする場合もあれば、独自のデザインを行うこともあります。

家具デザイナー

家具デザイナーとは、家やオフィスなどで使用されるテーブルや椅子、タンスなどの家具をデザインする仕事です。
本来は設計図を作るところまでが仕事ですが、設計図をもとに自ら家具の製作や販売まで行う人も少なくありません。家具デザイナーは、インテリアコーディネーターを兼ねている人も存在します。

家具デザイナーには、家具を使用する周りの空間も含めてデザインを考えることが求められます。また、家具の機能性や安全性を実現させる知識も必要です。

プロダクトデザイナー

プロダクトデザイナーとは、あらゆる製品をデザインする仕事です。生活用品や電化製品、業務関連機器、乗り物、工業製品、ソフトウェアなど、有形・無形のあらゆる製品に関わるデザイナーのことを広く指します。

プロダクトデザイナーは、市場調査や製品設計などを行います。
視覚的なデザイン力に加え、実際の使用感や制作費なども考慮して魅力的なデザインを作る能力も大切です。

インダストリアルデザイナー

インダストリアルデザイナーとは、特に自動車や電化製品などの工業製品をデザインする仕事です。インダストリアルデザイナーは「工業デザイナー」とも呼ばれています。
製品が正常に使用できるよう、仕様書・企画書から正確に情報収集しながらデザインを考えます。

工業製品は生活に直接関係するものも多く、製品に関する専門知識が必要です。また、機械内部の設計をデザインする場合は、理工系の知識を求められることがあります。

パッケージデザイナー

パッケージデザイナーとは、商品の包装や容器などのパッケージをデザインする仕事です。
デザインの対象となる商品は、食料品・日用品など多くの分野が含まれます。

容器や包装紙、箱・袋など、パッケージにも多くの種類があります。そのため、パッケージに使う素材の知識や立体物の構造についての理解も必要です。
商品内容と購買層からブランドイメージを理解し、素材や形を考慮しながらその商品の顔ともいえるパッケージをデザインします。

イラストレーター

イラストレーターとは、依頼主の要望をもとに書籍・雑誌や、Webサイトで使うイラストなどを描く仕事です。

イラストレーターは、依頼主の要望を汲み取り、コンセプトに合ったイラストを制作します。
以前は紙媒体を主としていましたが、最近ではデジタルコンテンツにおけるニーズが増えています。

イラストレーターの仕事の詳細については、「イラストレーターの仕事内容や流れは?単価相場や必要なスキルなども解説」の記事をご覧ください。

フォトグラファー

フォトグラファーとは、写真撮影を仕事にしている人です。
撮影する写真の種類には、商業写真やアート写真、ドキュメンタリー写真などがあります。

フォトグラファーは静止画を撮影するほか、撮影に使用する機材や小道具の準備、ロケーションハンティング、画像のレタッチなどを行います。

アートディレクター

アートディレクターとは、デザインの企画・制作を統括する仕事です。
納期に間に合うようにスケジュールを調整したり、制作物の質の担保をしたりする責任者にあたります。

クライアントやデザイナー・カメラマンたちと連携をとりながら、デザイン面でのディレクションを行い作品の完成を目指します。そのためコミュニケーション能力はもちろん、企画力やリーダーシップに長けていることが求められます。

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デザイナーの仕事を始めるための方法

ここでは、デザイナーの仕事を始めるための方法を紹介します。
未経験者もデザイナーを目指すことが可能です。未経験者は、基本的な専門知識や技術を身につけて挑戦しましょう。

デザイン系の学校やスクールで学ぶ

デザイン系の学校やスクールで学ぶことで、デザイナーの仕事を始めるために必要な知識・技術を身に付けることが可能です。

デザイナーを目指す人を対象にした大学や専門学校、民間スクールでは、確かな実力・知識を持った講師からデザインについて教えてもらえます。
カリキュラムに沿って体系的に学べるので、デザインの基礎をしっかり身につけられるでしょう。

デザイン系のスクールに興味がある方は、「Webデザイナーを目指せ!座学でもオンラインでも学べるWebデザインスクールまとめ」も参考にしてください。

独学で勉強する

費用を抑えてデザイナーを目指したい人は、独学で勉強を進める方法があります。場所や時間にとらわれずに勉強ができるので、自分のペースで自由に学習できます。

独学でデザインの知識・スキルを習得するためには、意志の強さと継続力が必要です。
モチベーションを維持するための方法として、資格取得を目標に設定して勉強することもおすすめです。

広告代理店やデザイン会社に就職する

広告代理店やデザイン事務所などに就職することで、実践的な知識・スキルを身に付けられます。プロのデザイナーの元でアシスタントとして仕事ができれば、さらに専門的な知識や技術に触れることが可能です。

就職の際、基準になる学歴や資格は定められていませんが、新卒の就職者には美術系大学や専門学校の卒業生が多い傾向があります。
中途採用を目指す場合は、実務経験が求められることが多いです。

インハウスデザイナーを目指す

インハウスデザイナーとは、企業に所属して自社の製品やサービスなどのデザインを担当するデザイナーのことです。「社内デザイナー」とも呼ばれます。
インハウスデザイナーは、外部からの依頼で制作を手がけることは少なく、自社の製品やノベルティ、社内報などのデザインが主な仕事です。
規模が大きい会社では、広告宣伝部や商品開発部などに所属して仕事をします。

企業のインハウスデザイナーになるには、美術大学や専門学校でデザインを学び、新卒で就職活動するか、中途採用で企業に応募します。中途採用で入社する場合、制作会社やアトリエなどで経験を積んでから転職するケースや、フリーランスを経て応募するケースなどがあります。

未経験可の案件にチャレンジする

デザインの仕事の経験がない人は、未経験者OKの案件からチャレンジしましょう。
デザインの仕事の案件を探す方法には、以下のようなものがあります。

  • クラウドソーシングサービスを活用する
  • スキルマーケットで販売する
  • SNSで探す
  • 知人・友人から紹介してもらう
  • 営業を行う

クラウドソーシングサービスには初心者向けの案件も数多く掲載されています。
クラウドソーシングサービスについては、「クラウドソーシングの仕事内容とは?必要なスキルや受注のコツも紹介」の記事を参考にしてください。

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デザイナーの仕事に必要なスキル

ここでは、デザイナーの仕事をするうえで求められるスキルを紹介します。

ソフトウェアを扱うスキル

デザイナーの仕事には、クリエイター向けのソフトウェアを扱えるスキルが必要です。
デザイナーが仕事で使用するソフトウェアの例は、下記のとおりです。

  • Adobe Photoshop
  • Adobe Illustrator
  • Adobe Dreamweaver
  • Adobe InDesign
  • Adobe After Effects
  • Adobe Premiere Pro
  • Canva
  • CorelDRAW
  • Affinity Designer

デザインのソフトウェアを活用することで、グラフィック制作や画像調整、映像制作などを行います。目的に合ったソフトウェアを選びましょう。

Photoshopについては「Photoshopを使う仕事とは?必要なスキルや勉強法も解説」の記事でも解説しています。

コーディングスキル

Webデザイナーとして仕事をする場合、コーディングの基礎的な知識やスキルは身につけておくことが望ましいでしょう。
Web制作上のコーディングとは、プログラミング言語でソースコードを入力しWeb上にデザインを表示することです。コーディングに使用される言語には、HTMLとCSSなどがあります。

Web制作によく使用されるプログラミング言語については「HTMLのフレームワーク|活用のメリットや選び方も紹介」の記事を参考にしてください。

コミュニケーション能力

デザイナーにはコミュニケーション能力が必要です。
デザイナーはクライアントと打ち合わせをしたり、エンジニアやイラストレーターなどの他職種と連携したりすることが多いため、コミュニケーションが得意な人が向いています。
また、デザインのアイデアをプレゼンテーションすることもあるので、相手が求める情報を簡潔に説明できる能力も大切です。

デザイナーのコミュニケーションについて詳しく知りたい人は、「イメージ通りのデザイン制作・依頼をするために実践したいコミュニケーションの取り方をご紹介!」を参考にしてください。

スケジュール管理能力

デザイナーは、基本的にクライアントの依頼に合わせてスケジュールを組みます。ゴールとなる納期から逆算して、作業に必要な工程を整理し、スケジュール調整をしなければなりません。
信頼されるデザイナーになるために、スケジュール管理能力が必要です。

汎用性が高い一般スキル

デザイナーはクライアントが求めるイメージを具現化させてデザインすることを求められます。そのために必要なスキルは、次のようなものです。

  • 情報収集力
  • 課題解決力
  • 共感力
  • 発想力
  • 柔軟性

活躍できるデザイナーになるためにも、一般スキルの向上に努めることは大切です。

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デザイナーの仕事で活かせる資格

ここでは、デザイナーの仕事で活かせる資格を紹介します。
無資格でもデザイナーの仕事をすることはできますが、資格を保有することで自分のデザインの知識やスキルを証明することが可能です。

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定とは、特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が実施している国家検定です。国際標準規格に基づいたWebデザインの知識・技能・実務能力が問われます。

ウェブデザイン技能検定は3級から1級があり、学科試験と実技試験があります。

CGクリエイター検定

公益財団法人画像情報教育振興協会が認定するCGクリエイター検定とは、映画やアニメーション、ゲームなどのCG映像の制作に必要となる知識とスキルを証明する検定です。

デザインや2次元CGの基礎、3次元CGを制作するための手法やワークフローに関する知識が深まります。CGデザイナーやグラフィックデザイナーを目指す人にもおすすめの資格です。

Webデザイナー検定

Webデザイナー検定とは、公益財団法人 画像情報教育振興協会が認定する資格です。
Webページをデザインする技術をはじめ、コンセプトメイキングやWebサイトのテスト、評価などが出題範囲に含まれています。

Web制作に関する幅広い知識が身につくので、Webデザイナーを目指す人におすすめです。

DTPエキスパート

DTPエキスパートとは、公益社団法人日本印刷技術協会が実施する資格です。印刷の強みを活かして価値を生み出すのに長けた人を認証しています。
メディアを設計、制作するために必要となる「DTP」「色」「印刷技術」「情報システム」「コミュニケーション」を体系的に学ぶことができるのがポイントです。

資格取得後は認証を継続するために、2年に1度更新試験を受ける必要があります。DTPデザイナーを目指す人は、受験を検討しましょう。

JIDAデザイン検定

JIDAデザイン検定とは、プロダクトデザインについての基礎知識を習得している証明として、幅広く活用できる資格です。
公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会が運営する検定で、2024年4月より「プロダクトデザイン検定」から現在の名称に変更されました。

試験区分には1級と2級があります。
プロダクトデザイン業務における用語や概念に対する理解度を図る検定です。

色彩検定

色彩検定とは、色彩の基礎や色技法、専門分野での活用方法などの幅広い知識および技能を問う検定です。文部科学省後援の資格で、3級・2級・1級に加え、UC級があります。
UC級の検定試験では、ユニバーサルデザインや高齢者の見え方などに配慮できる知識・技能が試験内容です。

色彩の理論を身につければ、理論にもとづいたデザインが提案できるようになります。取得を推奨する印刷会社や制作会社もあるので、デザイナーを目指す人は持っていて損はないでしょう。

Photoshopクリエイター能力認定試験

Photoshopクリエイター能力認定試験とは、世界で広く使われているグラフィックツールAdobe Photoshopの活用能力を問う民間資格です。

「スタンダード」と「エキスパート」の2種類から自分のレベルに応じた試験を受験可能です。
「スタンダード」の認定試験では、実技問題と実践問題が出題されます。「エキスパート」では実技問題と実践問題に加え、知識問題が出題範囲です。

検定試験を通じてPhotoshopの実践的な知識とスキルを身につけられるでしょう。
画像の加工や編集に携わることの多いデザイナーに特におすすめです。

Illustratorクリエイター能力認定試験

Illustratorクリエイター能力認定試験とは、世界基準のグラフィックツール「Adobe Illustrator」の活用能力を証明する民間資格です。1つの作品を作り上げる課題を通し、表現力や問題解決力を有しているかを測ります。

試験は「スタンダード」と「エキスパート」の2種類が用意されています。
「スタンダード」の認定試験では実技問題と実践問題が出題され、「エキスパート」ではそれに加えて知識問題が出題されます。

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デザイナーの仕事の年収

フリーランスHubに掲載されている案件情報によると、デザイナーの月額単価相場で多いのは、月額60万円~70万円と月額70万円~80万円の案件です。
案件を途切れなく受注できた場合、想定年収は720万円~960万円になります。

また、厚生労働省の職業提供サイト「job tag」によると、「グラフィックデザイナー」の平均年収は509.3万円です。
「アートディレクター」の平均年収は551.4万円です。

自分のノウハウ・経験を活かせるデザインの仕事ができれば、デザイナーとして十分に稼げる見込みがあります。

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デザイナーの仕事で年収アップするコツ

ここでは、デザイナーの仕事で年収アップを目指すポイントを解説します。

ポートフォリオを更新する

実績やセンスが重視されるデザイナーが年収を上げるためには、ポートフォリオ(作品集)を充実させておくことが大切です。
デザイナーとしてのスキル・経験を積み重ねて、ポートフォリオを更新しましょう。

ポートフォリオについて詳しく知りたい人は、「ポートフォリオとは?作る意味やビジネスでの必要性、構成例などを解説」の記事を確認してください。

自分の実力が活かせる会社に転職する

デザイナーが年収アップさせる方法の一つは、自分の実力が活かせる会社に転職することです。
高いスキルや豊富な経験を持っているデザイナーは、どの業界においても重宝されます。今の職場の収入に満足していない場合は、デザイナーの実績と経験を積んで、転職を検討しましょう。

フリーランスになる

デザイナーのなかには、フリーランスに転身する人も少なくありません。
フリーランスは収入が不安定になる可能性もありますが、得られる収入は自分次第です。受注案件を増やしたり単価を上げたりすることにより、フリーランスデザイナーとして収入アップを実現できます。

デザイナーがフリーランス案件を受注する方法には、フリーランスエージェントに登録する方法があります。エージェントに登録すると、担当者が営業・交渉の代行や、契約書の取り交わしなどをフォローしてくれるため、便利です。

フリーランスになることを検討している方は、「フリーランスの始め方は?必要な準備・手続きや独立するメリットを解説」の記事も参考にしてください。

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まとめ

デザイナーは、ビジュアル領域のデザインを手がける仕事です。クライアントと打ち合わせを行い、クリエイティブな能力を発揮してデザインの企画や制作を行います。
デザイナーの仕事の種類は多種多様です。Webデザイナーやグラフィックデザイナー、イラストレーター、アートディレクターなどの仕事があります。

仕事の種類によって、携われる業界や対象物、求められるスキルなどが異なります。デザイナーとしてやりたいことやできることを整理し、なりたいデザイナー職を目指しましょう。

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