
最終更新日:2025年11月10日

「ITエンジニアとはどのような仕事?」と興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 ITエンジニアとは、情報技術を駆使してシステム・ツールの開発を行う専門職です。未経験からでもITエンジニアになれる可能性があります。 本記事では、ITエンジニアの職種や仕事内容、年収の目安を解説します。また、ITエンジニアに必要な知識・スキルや適性、未経験から目指す方法についても解説するので参考にしてください。
370,000件の中から 希望に合う案件を探せる
ITエンジニアとは、情報技術を活用し、システムやツールの開発を行う職種です。設計や開発だけでなく導入後の運用や保守にも携わり、その業務範囲は広範囲に及びます。
ITエンジニアにはインフラエンジニアやバックエンドエンジニアなど、専門領域ごとに異なる職種が存在します。
希望にあう案件がすぐに見つかる
おすすめの案件を受け取るITエンジニアは職種によって求められるスキルや知識が異なるため、目指す際は希望の職種を明確にすることが重要です。
ここでは、代表的なITエンジニアの職種について詳しく解説します。
システムエンジニア(SE)とは、クライアントの要望に応じたシステム設計を担当するエンジニアです。開発やテストを兼任することもあり、職場によって業務範囲が異なります。
クライアントの要望を的確に把握し、最適なシステムを提案することが主な業務です。適切なシステムを構築するには、IT知識だけでなく、クライアントとの円滑なコミュニケーション能力が求められます。
SEについての詳細は、「 SE(システムエンジニア)の仕事内容とは? 平均年収や資格も解説」で解説しているので参考にしてください。
テストエンジニアとは、開発中のシステムのテストを担当し、品質を保証する役割を担います。
テストの目的は、システムが設計通りに動作するか、不具合が発生しないかを確認することです。テストエンジニアの仕事には、テストの計画立案から実施、結果の分析・報告までが業務に含まれます。
テストエンジニアの詳細は、「テストエンジニアの仕事内容とは?年収・将来性や未経験者向け情報も解説」をご参照ください。
フロントエンドエンジニアとは、Webサイトやアプリケーションのユーザーが実際に触れる部分を設計・構築するエンジニアです。HTMLやCSS・JavaScriptなどの言語を使用します。
Webデザイナーが起こしたデザインをもとにWebサイトを構築するのが、フロントエンドエンジニアの主な仕事です。見栄えのするデザインや操作性・利便性の高い仕様を目指し、ユーザー体験の向上を図ります。
フロントエンドエンジニアの仕事内容やスキルは、「フロントエンドエンジニアの仕事内容とは?年収や必要スキル・資格を解説」を参考にしましょう。
バックエンドエンジニアとは、Webサイトやアプリの内部処理にあたる部分を開発するエンジニアです。バックエンドエンジニアはフロントエンドエンジニアと連携し、サービスの中核を支える重要な役割です。
バックエンドエンジニアはユーザーには見えないサーバー側の処理やデータ保存、通信の管理を担い、ログイン認証やショッピングカートの計算などを実装します。サーバー構築やデータベース設計、プログラム開発のほか、システムの保守やセキュリティ対策も行い、安定したサービス運用を支えます。
バックエンドエンジニアの詳細については、「バックエンドエンジニアの仕事は?目指し方やキャリアパスも紹介」でも解説しています。
アプリケーションエンジニアとは、アプリの開発に特化したエンジニアです。スマートフォン向けアプリのほか、企業向け業務システムやWebアプリケーションの開発も含まれます。
アプリ開発では、ユーザーの視点を考慮し、UI・UXに考慮して設計することが重要です。そのため、ユーザー目線のデザインや使い勝手を追求する姿勢も求められます。
インフラエンジニアとは、サーバーやネットワークなどのIT基盤の構築・運用を担当します。
システムが正常に動作するためには、安定したインフラ環境が欠かせません。インフラエンジニアはシステム開発の土台を支える役割であり、多様な企業や業界で必要とされる専門職です。
詳細は「インフラエンジニアの仕事内容とは? 必要な知識や未経験でなる方法を解説」をご参照ください。
サーバーエンジニアとは、サーバーの設計・構築・運用・保守を担当する専門職です。
サーバーとは情報やサービスを提供するコンピューターで、Webページ表示やメール配信などに使われます。サーバーエンジニアは使用目的に応じてサーバーのスペックや台数を決めて、OSや必要なソフトウェアのインストール、ネットワークや電源の配線も行います。さらに、24時間365日安定稼働できるよう監視し、障害対応やセキュリティ対策、バックアップも実施します。
サーバーエンジニアはITの基盤を支え、サービスの信頼性を保つ重要な役割を持つ職種です。
サーバーエンジニアの解説記事は、「サーバーエンジニアの仕事内容とは?年収や必要な資格・スキルも解説」をご参照ください。
ネットワークエンジニアとは、企業や組織のネットワーク環境を設計・構築・運用・保守する専門職です。
ネットワークエンジニアは要件定義をもとに、必要な回線やルーター、スイッチなどの機器を選定・設定し、安全で快適な通信環境を作ります。構築後はトラブル対応やネットワークの監視、セキュリティ対策も行い、ネットワークの安定稼働を支えます。
クラウドや無線ネットワークにも対応するスキルが求められ、他部門との調整やユーザーサポートもネットワークエンジニアの重要な業務です。
ネットワークエンジニアは、「ネットワークエンジニアとは?仕事内容・年収や必要なスキルを紹介」で詳しく解説しています。
データベースエンジニアとは、企業や組織が利用するデータベースの設計・構築・管理・運用を行う専門職です。
データベースエンジニアはデータの効率的な保存と検索を可能にするために、Oracle DatabaseやSQL Serverなどのデータベースソフトを使い設計します。運用面ではアクセス権管理やデータのバックアップ、セキュリティ対策、障害対応も担当し、システムの安定稼働と情報の安全を支えます。
データベースエンジニアはデータの整合性や処理速度のバランスを考慮しながら、最適なデータベース環境を提供する重要な役割を担う職種です。
データベースエンジニアの仕事に興味をお持ちの方は、データベース言語のSQLについて解説している「SQL関連の仕事は?活用する主な職種と言語習得のメリット」の記事もご覧ください。
クラウドエンジニアとは、クラウド環境の設計・構築・運用・保守を担当する専門職です。
クラウドエンジニアは企業の業務を円滑にするため、サーバーやネットワーク、ストレージなどのインフラをクラウド上に設計し、拡張性やセキュリティを考慮して整備します。また、環境の監視やトラブル対応、負荷テスト、自動化の推進も行い、安定したシステム運用を支えます。
クラウドの活用が拡大する近年は、高度なスキルを持つクラウドエンジニアは高収入の傾向があります。
詳細は「クラウドエンジニアの年収は高い!年収アップを叶えるために知っておくべき経験とスキルとは」を確認しましょう。
セキュリティエンジニアとは、情報システムやネットワークをサイバー攻撃や不正アクセスから守る専門家です。
セキュリティエンジニアはシステムの設計・構築・運用・監視を行い、脆弱性評価やセキュリティ対策の提案・実施、セキュリティポリシーや管理体制の整備を担当します。また、脅威の分析やセキュリティ教育も行い、組織の安全を支える重要な役割を果たしています
情報資産の価値が高まっている現在、セキュリティエンジニアの需要が高まっています。職種の詳細な解説は、「セキュリティエンジニアの仕事内容とは?年収や必要なスキル・資格も解説」の記事を参考にしてください。
組み込みエンジニアとは、家電製品や自動車、医療機器などのハードウェアに組み込まれたソフトウェアを設計・開発・テストする専門職です。
限られたCPUやメモリ環境で動作するため、効率的で高性能なプログラムを書く必要があります。センサーやモーターなどハードウェアと密接に連携し、製品の制御や機能実現を支えます。
近年はIoTやAI技術の発展で需要が増加しており、組み込みエンジニアにはソフトウェアだけでなくハードの知識も必要です。
AIエンジニアとは、人工知能(AI)の開発・育成を担う専門職です。機械学習やディープラーニング、自然言語処理などの技術を活用します。
AIエンジニアの主な仕事内容は、多量のデータを収集・整理し、AIモデルを構築・学習させて評価・最適化を行うことです。さらに、AIを使ったシステムやサービスの設計・実装も担当し、産業や医療、福祉など多様な分野でビジネス課題を解決します。今後もAI技術の進展とともに需要が高まる職種です。
スキルの高いAIエンジニアは高年収が期待できるでしょう。AIエンジニアの収入相場については、「AIエンジニアの年収は?高収入の理由と市場価値を紹介」で解説しています。
セールスエンジニアとは、技術的な知識と営業スキルを兼ね備えた専門職です。
セールスエンジニアは自社製品やサービスの技術的な特徴を顧客に分かりやすく説明し、最適なソリューションを提案します。また、営業担当者とともに顧客と商談し、技術的な質問に答え、製品のデモンストレーションを行うことも業務内容です。
商談成立後は営業部門と技術部門の橋渡し役として顧客の追加要望や質問に対応し、製品導入からフォローアップまで支援します。セールスエンジニアは、顧客の課題解決を技術面からサポートする重要な役割を担う仕事です。
フィールドエンジニアとは、顧客の現場に出向き、パソコンや医療機器、ITシステムなどの設置・設定・保守・修理を行う技術者です。フィールドエンジニアはトラブルが発生した際には迅速に現地で原因を特定・解決し、定期的なメンテナンスや使用方法の指導も担当します。
フィールドエンジニアの業務の特性上、クライアントの事業所を訪問して対応する機会が多く、現場での柔軟な判断力が求められます。技術力に加えて、クライアントと円滑な関係を築くためのコミュニケーション能力が必要です。
Webエンジニアとは、WebサイトやWebアプリケーションの設計・開発・運用を担当する専門職です。Webエンジニアはクライアントの要望に基づき、要件定義やシステム設計から始まり、フロントエンドとバックエンドの開発、プログラミング、テスト、保守まで幅広く関わります。
Webエンジニアはユーザーが使いやすいサイト構築のため、WebデザイナーやWebディレクターと連携しつつ、システム全体のパフォーマンスや安全性も管理します。
未経験からのキャリア形成については、「Webエンジニアとは?未経験から目指すために必要なスキル」を参考にしてください。
希望にあう案件がすぐに見つかる
おすすめの案件を受け取るここでは、ITエンジニアの年収目安について解説します。会社員とフリーランスに分けてエンジニアの収入を紹介するので参考にしてください。
厚生労働省の「job tag」によると、5つの職種のITエンジニアの平均年収は下記のとおりです(2025年10月時点)。
出典:厚生労働省「job tag」
フリーランスとして働くITエンジニアの収入について、フリーランスHubの案件一覧をもとに算出したデータを紹介します(2025年10月時点)。
| 職種名 | 平均月額単価 | 年収換算 |
|---|---|---|
| システムエンジニア | 60万円〜70万円 | 720万円〜840万円 |
| バックエンドエンジニア | 60万円〜70万円 | 840万円〜960万円 |
| フロントエンドエンジニア | 70万円〜80万円 | 840万円〜960万円 |
| スマホアプリエンジニア | 70万円〜80万円 | 840万円〜960万円 |
| AIエンジニア | 100万円以上 | 1,200万円以上 |
フリーランスのITエンジニアは安定して案件を受注し続けることで、会社員よりも高い年収を得られる可能性があります。
詳細な単価情報については、「エンジニアの単価相場とは?計算の仕組みや報酬額アップの方法を解説」の記事を参考にしてください。
希望にあう案件がすぐに見つかる
おすすめの案件を受け取るここでは、ITエンジニアに向いている人の特徴を紹介します。
ITエンジニアに向いている特徴を持っていれば、就職・転職後に成功しやすくなります。目指す前に適性を今一度考えたいという方は、ぜひ参考にしてください。
IT業界は変化が激しく、常に新しい技術が登場します。業界のトレンドを把握し、学び続ける姿勢がある人は、Tエンジニアとして成長しやすいでしょう。
新聞や技術系メディア、オンラインコミュニティ、公式ドキュメント、動画教材、勉強会などの多様な学習手段を活用し、最新情報に触れる習慣をつけることが大切です。
ITエンジニアの仕事は、アイデアを形にする仕事です。自分が作ったプログラムが実際に動いたときに達成感を感じられる人や、新しい技術を試すことに興味がある人は、ITエンジニアに向いているといえるでしょう。
ITエンジニアの仕事は、一人で黙々と作業するだけではありません。チームでの開発やクライアントとの打ち合わせなど、コミュニケーションが求められる場面が多くあります。
円滑に情報共有ができるスキルがあれば、ITエンジニアとして開発業務をスムーズに進められるでしょう。
ITエンジニアの主な仕事内容であるシステム開発では、長時間の作業や細かいミスの修正が必要になります。
集中力を維持し、粘り強く課題に取り組める人は、エンジニアとしての適性が高いといえます。特に、バグの修正やトラブル対応などでは根気強さが求められるでしょう。
向いていない人がITエンジニアになると、なってから苦労するおそれがあります。
「ITエンジニアはきついって嘘?本当?不安な点を徹底解説!」の記事を読み、あらかじめ懸念点について知っておきましょう。
希望にあう案件がすぐに見つかる
おすすめの案件を受け取るここでは、ITエンジニアに求められる知識やスキルを紹介します。ITエンジニアになろうとしている方は、参考にして必要な知識・スキルを身に付けましょう。
ITエンジニアはシステム開発や運用に携わる技術者であり、幅広いIT知識が必要です。基本的なITスキルを磨くことで、高品質なプログラムを作成できるようになります。
IT業界は、技術の進化が早い業界であるため、常に最新の情報をキャッチアップし、知識を更新し続けることが求められます。
ITエンジニアにとって、プログラミング力は基本的なスキルです。システム開発では、プログラミング言語を用いてコードを記述し、機能を実装していきます。
さまざまなプログラミング言語を習得したりプログラミングスキルを高めたりすることによってシステム開発の幅が広がり、より専門性の高い業務に携われるでしょう。
顧客との商談や開発チームとの打ち合わせなど、他人とコミュニケーションをとる場面が多いのもITエンジニアの仕事の特徴です。
コミュニケーション能力を高めることで、業務をより正確で円滑に進められるでしょう。
ITエンジニアにとって大切なスキルの一つが、ヒアリング力です。
ITエンジニアは、実現したいものや発生した課題を解決していく職業でもあります。どのようなシステムを要求されているのか、正確に聞き出すのも重要な仕事です。そこからクライアントにとっての最適な解決策を編み出します。
ITエンジニアは、システム開発に関する各種ドキュメントを作成する機会が多くあります。
代表的なものとして、要件定義書や基本設計書、詳細設計書などが挙げられます。これらの文書はプロジェクトの進行において重要な役割を果たし、開発チーム内での情報共有や顧客への説明資料として活用されます。
ITエンジニアが文書作成スキルを向上させることは、業務の効率化にもつながるでしょう。
論理的思考力は、ITエンジニアの仕事において必要とされるスキルです。システムを開発したりプログラミングしたりするときはもちろん、クライアントへのプレゼンテーション時にも論理的思考は役立ちます。
論理的思考を磨くことで、開発プロジェクトをスムーズに進めやすくなるでしょう。
ITエンジニアの仕事には、エラーの修正やシステムトラブルへの対応が含まれます。問題を迅速・的確に発見し、適切な解決策を導き出せるかどうかが、エンジニアの腕の見せどころとなるでしょう。
納期を守りつつ、高品質なシステムを提供するためには、問題解決のスキルを高めることが重要です。開発経験を積みながら、課題への対応力を磨いていきましょう。
知識・スキルのほか、ITエンジニア向けの資格を取得するとITエンジニアとして活躍しやすくなります。「SEの資格・平均年収と動向を分析!収入を上げる方法も解説」の記事ではおすすめの資格を紹介しているので、あわせて参考にしてください。
希望にあう案件がすぐに見つかる
おすすめの案件を受け取るITエンジニアとしてのキャリアは、実績や経験の積み重ねによって多様な選択肢が生まれます。主に専門性を高めるか、マネジメントへ進むかでキャリアの方向性が変わります。それぞれの特徴を理解し、自分の適性や目標に合った進路を考えましょう。
ここでは、ITエンジニアのキャリアパスについて解説します。
特定の分野で高い技術力を持つITエンジニアは、スペシャリストと呼ばれます。開発経験を重ねながら、一つの領域に特化することで専門性が深まり、業界内での価値も向上するでしょう。
スペシャリストを目指す場合は、特定の技術や分野に関する継続的な学習が欠かせません。専門性が高いほど希少性が増し、待遇も向上する傾向があります。また、業界のトレンドや新技術にも敏感である必要があります。
ITエンジニアのキャリアパスとして、マネジメントを担当する管理職の道を進む選択肢もあります。プロジェクトマネージャーはその代表例で、開発チームの統括やスケジュール管理、人的資源の調整などを担います。
技術力に加えて、組織を運営するためのマネジメントスキルが求められる点が特徴です。開発の進捗管理やチームの育成に関心があるITエンジニアは、管理職の道を目指すとよいでしょう。
プロジェクトマネージャーになりたい方は、「PMとはどのような仕事?必要なスキルや年収について紹介」の記事も参考にしてください。
ITエンジニアのキャリアパスの一つは、ITコンサルタントです。
ITエンジニアとしての経験を活かし、企業の経営課題に対してITを活用した解決策を提案する役割がITコンサルタントです。ヒアリングをとおしてクライアントの課題を的確に分析し、システム導入や業務改善の支援をします。
ITスキルに加えて、ビジネス全般に関する知識やプレゼンテーション能力が求められます。企業経営や戦略立案に興味がある方には、コンサルタントに向いているでしょう。
ITコンサルタントの仕事の詳細については、「ITコンサルタントの仕事に就くには?仕事内容から必要スキルまで徹底解説」の記事をご覧ください。
特定の専門知識に加えて、幅広い周辺知識を持つエンジニアは「T型人材」と呼ばれます。特定の技術に深い理解を持ちながら、関連分野の知識も兼ね備えることで、業務の幅が広がるでしょう。
IT業界では、専門性と汎用性を兼ね備えたT型人材が求められるケースが多いといえます。IT分野以外にも経営やマーケティングの知識を身につけることで、活躍できる場を拡大できます。
T型人材の発展形として、「π型人材」という概念もあります。π型人材とは、幅広いジャンルの知見に加えて、二つの異なる専門分野に精通する人材を指す言葉です。
たとえば、ITインフラとクラウド技術の両方に強みを持つITエンジニアが該当します。
π型人材は一つの分野に依存せず、幅広い専門知識を活用できるため、より多くのプロジェクトに関与しやすくなります。将来的なキャリアの安定を図るうえでも、複数のスキルを習得することは有益でしょう。
独立してフリーランスのITエンジニアとして働く道もあります。
フリーランスのITエンジニアは案件ごとに仕事を請け負い、働く時間や場所を自由に選べる点が特徴です。ITエンジニアとしてのスキルや実績次第では、会社員時代よりも高い報酬を得られる可能性があります。
ただし、フリーランスエンジニアとして仕事をする場合、案件の獲得や自己管理が求められるため、安定した収入を得るには営業力や計画的なキャリア構築などが必要になります。
将来的にエンジニアとして独立してから後悔しないために、「フリーランスエンジニアはやめとけと言われる11の理由と業界の実態を解説」の記事もチェックしてください。
希望にあう案件がすぐに見つかる
おすすめの案件を受け取るIT業界全体でエンジニア不足が続いており、未経験者を積極的に採用する会社もあります。
ここでは、未経験からITエンジニアを目指す方法を解説します。
未経験からITエンジニアになる方法の一つは、独学で基礎知識を学ぶことです。
プログラミングやITスキルは、独学でも学べます。独学を進める際には、学習計画を立てて継続的に取り組むことが求められます。
書籍やオンラインの学習サイト、動画講座などを活用し、基本的な技術を身につけましょう。
プログラミング言語の入門書を参考にしながら、実際にコードを書いて学習することも有効です。また、データベースやOSの基礎知識も身につけておくと、実際の業務で役立ちます。
未経験者がITエンジニアを目指す際は、プログラミングスクールや専門学校などの教育機関を利用することもおすすめです。
スクールや専門学校はカリキュラムが整っており、基礎から実践的なスキルまでを体系的に学べます。また、就職サポートが充実しているスクールもあり、転職活動・転職活動を有利に進められる場合があります。
ITエンジニア向けの教育機関を選ぶ際は、学習内容や料金、就職支援の有無などを比較し、自分に合ったものを選びましょう。
未経験者でもIT業界で働くための方法として、社内教育の充実した企業に入社することが挙げられます。
未経験者の採用を前提としている企業では、新人に対する教育制度を整えていることが多いです。ITエンジニアの入門として、「未経験者歓迎」や「ポテンシャル採用」を謳っている会社や、基本的な作業を担当業務としているSES企業に就職することもおすすめです。
教育制度の手厚さを確認したうえで、選考に応募しましょう。
SESについて詳しく知りたい場合は「SESとSIerの違いとは?システム開発の担当工程や契約形態、給与など」の記事をご覧ください。
希望にあう案件がすぐに見つかる
おすすめの案件を受け取るITエンジニアは、システムの設計や開発、運用保守に携わる専門職です。ITエンジニアの種類は、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニア、AIエンジニアなど、数多く存在します。職種ごとに求められるスキルや知識が異なるため、目指す分野を明確にし、必要なスキルを身につけることが重要です。
ITエンジニアは需要が高く、未経験者採用を行っている企業もあります。独学やスクールで基礎知識・スキルを身に付けて、社内教育が充実した企業への就職・転職を目指しましょう。
次の案件探しの
情報収集ができる!
掲載数は370,000件!
あなたにピッタリの
フリーランス案件が見つかる

137万件以上のフリーランス案件から一括検索
373,335件※の案件を保有しており、エンジニアやクリエイター向けを中心にたくさんの案件を一括検索可能です。
※ 12月15日(Mon)更新
2あなたの経験やスキルに適した案件をメールでお知らせ
マイページに入力して頂いた経験や希望条件に合わせて、ご希望にマッチした案件をメールでお送りするので効率的な案件探しが可能です。
