最終更新日:2024年10月02日
この記事のまとめ
需要があり、人気職であるITエンジニアに興味がある方は多いでしょう。しかし、単価相場や報酬の目安を想定できないことには、職業を選択する上で迷いが生じてしまいます。
そこで本記事では、知っておきたいエンジニア単価の概要や計算方法、相場などを紹介します。市場価値を上げて高い年収を得る方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
90万/月~の案件が3万件以上
高単価案件を受け取るはじめに、エンジニア単価の概要や計算方法などを具体的に解説します。
エンジニア単価とは、エンジニア1人が1ヶ月稼働した場合の単価です。人月単価ともいいます。「人月単価80万円」は、クライアント企業と契約した場合に1ヶ月に支払われる金額が80万円であることを示します。
なお、人月単価は全額エンジニアに渡るわけではありません。諸経費を引いた額がエンジニアの収入になります。
エンジニア単価を計算するにあたっては、精算条件を理解しないといけません。精算幅170〜190時間と記載がある場合、ひと月の作業時間が190時間を超過した場合は追加の支払いがなされます。
この超過分を追加する計算をする方法は2つあります。上下割で決める方法と、中割りで決める方法です。精算幅は業務時間が大きく変動する場合などに設定されます。
精算幅を設定しない場合、業務時間に関わらずひと月単位で固定した報酬が支払われることになります。その場合、エンジニアは稼働時間を気にせず取り組むことが可能です。
一方で、こなす作業量が多かった場合、締切が迫って残業が増えても支払われる報酬は増えません。エンジニアはこの点をよく理解して契約内容を確認する必要があります。
90万/月~の案件が3万件以上
高単価案件を受け取る続いて、実際の日本国内のITエンジニアの単価相場がどの程度になっているかを見ていきます。
「我が国におけるIT人材の動向」によると、年代別の平均年収は以下のとおりです。
調査対象となった各世代において、最低水準と最高水準では約3倍近い差が見られました。しかし、成果主義の米国と比較すると日本は年功序列や年齢による経験値が加味されており、年収格差は比較的小さくなっています。
フリーランスHubを参照(2024年8月時点)すると、プログラマー案件の月単価で最も多いのは50万~60万円台。システムエンジニア案件は60万~70万円台です。このように、一口にフリーランスエンジニアといっても職種によって単価が異なる場合は多くあります。
以下は、主な言語の単価のボリュームゾーンです。
フリーランスエンジニアは、使える言語によって月単価が大きく変わります。複数の言語が扱えると好条件で契約できる場合もあります。人気言語は複数押さえておくのがおすすめです。
90万/月~の案件が3万件以上
高単価案件を受け取るエンジニア単価は能力が高くなるほど上がるのが一般的です。フリーランスかそうでないか、扱うプログラミング言語の需要や難易度によっても単価は変わります。ここでは、エンジニア単価が決まる条件を見ていきましょう。
エンジニア単価は所属する会社の規模により変動します。一般的に、大手企業の方が中小企業と比べて単価が高くなりやすいようです。優秀な人材が集まりやすく、育成環境が整っているのが理由だと考えられます。
基本的にハイスキルのエンジニアは高単価案件に参画しやすくなります。
ただ、スキルに応じた高単価案件が必ず取れるとは限りません。スキルが有用かを最終的に判断するのはクライアント企業だからです。
クライアント企業がスキルの有用性をよく理解していない場合、案件につながらないケースもあります。適切な相手とマッチングするのが大切です。
エンジニアは普段から自身の強みを明確にし、クライアント企業や所属企業に対して、適切にアピールする必要があります。
自身のスキルを明確に理解することで、顧客に自信を持って営業・交渉することが可能になります。普段から意識すれば、高い報酬・単価につながるでしょう。
90万/月~の案件が3万件以上
高単価案件を受け取るフリーランスとして活躍する場合に、年収1,000万円を目標にする方は多くいます。年収1,000万円を達成するには、大きなプロジェクトで高いポジションに付くことが重要です。
エンジニアとしての技術力に加えてマネジメント能力も身につければ、重要な統括的ポジションを目指せるでしょう。
また、最新技術を身につけるのも単価・年収アップに有効だといえます。常にトレンドを先読みし、技術・知識をアップデートできるエンジニアは現場で重宝され、高単価案件を獲得しやすくなるからです。
90万/月~の案件が3万件以上
高単価案件を受け取るフリーランスへの転向を考える際、収入と並んで案件をどうやって獲得するかを気にする方は多いでしょう。ここでは、主な案件獲得方法を見ていきます。
自らの人脈を最大限に活用し、友人・知人に案件を提案してもらう方法があります。古くからの知り合い、これまでの仕事で出会った人、かつての先輩・後輩・同期、取引先などにフリーランスとなったことを伝え、提案してもらえる地盤を作りましょう。
人脈を介した案件の場合、互いに初対面でも相手を信頼しやすくなります。契約に結びつきやすく、交渉もスムーズなケースが多いでしょう。
提案してもらった仕事を高水準で完遂させれば、次の取引先を紹介してもらえたり、契約更新につながったりすることもあります。
SNSやブログ、Webサイトなどを活用し、自ら積極的に発信して仕事の依頼を受けるのも手です。昨今はFacebookやX(旧Twitter)、Instagramなどから案件獲得につながるケースも増えています。
ポートフォリオサイトを作るのも効果的です。ポートフォリオとは自分の作品や実績をまとめた資料で、スキルのアピールになります。クライアントの許可を取り、可能な範囲で実績を公開させてもらえるよう働きかけましょう。
求人サイトには、フリーランス向けの業務委託案件を扱っているサイトも存在します。フリーランスに特化したサイトでは、希望条件を絞り込んで検索が可能です。上手く使えば、自分に合った案件が容易に見つかるでしょう。
特に、十分な実務経験や人脈がないときは、比較的手軽に仕事を得られるクラウドソーシングの利用を検討すると良いでしょう。高待遇・高額条件ではありませんが、自由度の高い案件が中心となって募集されています。
案件を提案してくれるIT系のエージェントや事務所に登録し、そこから仕事の契約を得る方法もあります。エンジニアに特化したエージェントもあるので、複数のサービスを見比べ、いくつか候補先を絞り込んで問い合わせましょう。
候補となる複数のエージェントに自分のスキルやノウハウ、実績、強みなどを伝えてみてください。現時点で考えているキャリアプランも伝え、理解を示すエージェントを選ぶと良いでしょう。
勉強会や交流会などを開催するケースもあり、ここでの学びや情報交換、人との出会いがステップアップにつながることもしばしばです。サポートの手厚さや取り扱う案件の水準、信頼性などで厳選し、理想のパートナーとなるエージェントを見つけましょう。
フリーランスHubでもフリーランスエージェントを探せるので、ぜひ参考にしてください。
準委任契約であるSESを利用して仕事を得るエンジニアもいます。エンジニアはSESとして仕事を得ることで、契約が終了次第新たなクライアント先で業務を遂行できます。これにより、幅広いプロジェクトで経験を積むことが可能です。
90万/月~の案件が3万件以上
高単価案件を受け取るエンジニアとして活動しているなら、より自分の市場価値を高めたいと考えるのは当然でしょう。転職や独立を視野に入れている方、フリーランスとして歩み始めた方ならなおさらです。
どうすれば今より価値の高いエンジニアにステップアップできるのか、具体的な方法をいくつかピックアップします。
エンジニアとして市場価値を上げる一番の近道は、技術を磨くことです。ニーズが高く希少価値のある技術を選択すると良いでしょう。このような技術が必要な案件は、対応できるエンジニアが不足している場合が多く、クライアントは高単価を提示すると考えられます。
IT業界のトレンドの移り変わりは激しく、ニーズは常に変動します。自分の技術を磨きつつ市場のトレンドを見極め、需要のある技術・プログラミング言語を選択するのが大切です。
マネジメント能力が身につくと、高単価案件を得やすくなります。マネジメントとは、プロジェクト全体をまとめ、QCDを管理してチームの成果を上げることです。
現在、市場ではこのようなマネジメント能力のあるエンジニアが不足しているとされます。マネジメント能力を身につけて管理職を担当できるようになると現場で重宝され、高単価で契約しやすくなるでしょう。
作業スピードが他のエンジニアと比較して早い場合もエンジニアとしての市場価値が高く、高単価案件を依頼されやすいでしょう。
加えて、複数分野の知識を柔軟に活用できるエンジニアなら、独自のポイントとしてアピールが可能です。このように強みを見極めて市場にアピールすれば、高単価案件獲得につながります。
90万/月~の案件が3万件以上
高単価案件を受け取る昨今のITブームより、未経験から最短でフリーランスエンジニアを目指したいと思う方もいるでしょう。ただ、フリーランスとして求められるエンジニアは多くの場合、即戦力として活躍できるエンジニアです。
経験を積むには、前述したクラウドソーシングを利用して未経験者歓迎の案件に対応するか、企業に就職するのがおすすめです。ただし、知識のない未経験者では雇ってもらえない場合もあるので、事前にプログラミング言語の勉強をしておきましょう。
90万/月~の案件が3万件以上
高単価案件を受け取る近年、ITの世界の変化はめまぐるしく、技術は進歩し続けています。IT業界は常に人材不足に悩まされており、2030年には約79万人のIT人材が不足するとの試算もあります。
多くの業界がIT活用に取り組んでいるため、需要が急激に増加している状況です。現状、人材が過剰になってエンジニアに将来性がなくなるとは考えにくいでしょう。
90万/月~の案件が3万件以上
高単価案件を受け取るエンジニア単価の概要や市場価値アップのコツ、将来性などを解説しました。エンジニアには大きな可能性があり、ワークスタイルも報酬も「最適」を目指して取り組める職種です。
互いに高め合い、多様なエンジニア人材が増加すれば、社会にもこれまでにないイノベーションがもたらされるでしょう。ぜひ自分自身のキャリアを考え、理想の活躍ができるエンジニアを目指してください。
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