最終更新日:2025年02月19日
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ITインフラを構築・運用するインフラエンジニアは、企業の情報活動を支える重要な役割を担っています。そんなインフラエンジニアは比較的年収が高いと言われていますが、年収1,000万円以上を目指すことは可能なのでしょうか。
この記事では、インフラエンジニアの年収相場を明らかにしながら、インフラエンジニアに求められるスキルや適正、年収アップを目指す具体的な方法について解説していきます。
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おすすめの案件を受け取るインフラエンジニアは、インターネットやシステムを使用するために使うサーバーやネットワーク(ITインフラ)の設計・構築・運用を行います。
ITインフラを構築する流れとしては、まずクライアントへのヒアリングでどのようなITインフラを構築したいのか話し合い、要件を定義します。
次に、使用するハードウェアやソフトウェア、OSなどを選択、構成を決めて設計書を作成。この段階で予算やプロセス、スケジュールなども具体的に決め、機器やソフトウェアの発注も行います。
その後は設計書に基づいて機器の配置・設置・組み立てを行い、その後OSやミドルウェアをインストール。システムの構築が完了したら、システムエンジニア(SE)にその先のWeb開発などを引き継ぎます。
小規模の案件では、これらを1人で担当することも。大規模案件になるとネットワークエンジニアやサーバーエンジニア、データベースエンジニアなど、それぞれの分野に特化した専門家が分担して作業にあたるケースが多いようです。
ITインフラの整備は大企業からの依頼が多い傾向にあり、規模も大きくなりやすいため、チームで行うのが一般的です。
インフラエンジニアは、ITの基盤を作って終わりではなく、その後の開発段階、または完成後、運用中も不具合や改善点があれば対応します。ITインフラは基本的にいつでも稼働していなければならないため、24時間365日監視する必要があります。
近年は、仮想空間上にITインフラを構築できるクラウドサービスでの運用が多くなりました。導入・開発コスト、運用コストともに削減でき、機能追加やシステム連携など拡張性も高いことから利用が広がっています。
現在は、クラウドの知識とスキルを持つインフラエンジニアが重宝されるようになってきているといえるでしょう。
インフラエンジニアの仕事に興味がある方は「インフラエンジニアがきついって本当?業務とやりがいを理解しよう!」の記事も参考にしてみてください。
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おすすめの案件を受け取るそれでは、インフラエンジニアがどのくらいの報酬を得ているのか見ていきましょう。
厚生労働省の職業情報提供サイト(日本版O-NET)のハローワーク求人統計データを見ると、基盤システム関連のエンジニアの全国平均年収は733.6万円、平均賃金(月額)は32.1万円となっています。
年収を都道府県別に見ると、東京都の平均年収は758.4万円、北海道の平均年収は571.8万円など地域によってもかなり差があります。(2022年4月22日時点)
平均年収 | 平均賃金(月) | |
---|---|---|
全国 | 733.6万円 | 32.1万円 |
東京都 | 758.4万円 | 24.3~ 43.8万円 |
大阪府 | 805.7万円 | 23.8~43万円 |
北海道 | 571.8万円 | 22.8~40.6万円 |
福岡県 | 574.2万円 | 21.7~38万円 |
国税庁が公表した「令和2年分民間給与実態統計調査 」によると、給与所得者1人当たりの平均給与は433万。ITエンジニアの年収は、平均より高めであることが分かります。
また、経済産業省は「IT関連産業の給与等に関する 実態調査結果」で、職種別の年収データを公表しました。インフラエンジニアは「ITスペシャリスト(DB・セキュリティ)」または「基盤設計」に当たり、700万円台と高額な報酬になっています。
職種 | 年収 |
---|---|
コンサルタント | 928.5万円 |
プロジェクトマネージャー | 891.5万円 |
高度SE、基盤設計担当、ITアーキテクト | 778.2万円 |
SE、プログラマ(顧客向け) | 593.7万円 |
SE、プログラマ(ソフトウェア開発) | 568.5万円 |
組み込み系エンジニア | 603.9万円 |
ITスペシャリスト(DB・セキュリティ) | 758.2万円 |
エンジニア全般の単価については、「エンジニアの単価|計算方法や相場、市場価値の高い人材になる方法を解説」の記事も参考にしてください。
フリーランスなら今より年収アップも
おすすめの案件を受け取るインフラエンジニア案件では、幅広い知識とスキルが求められます。ここでは、インフラエンジニアとして身につけておきたい基本的なスキルと、職種の適性について理解しておきましょう。
インフラエンジニアのスキルで求められるのは、ネットワーク機器やサーバーに関する知識です。運用中の不具合に対応する場合、原因はシステムばかりではなくネットワークの可能性もあるからです。
OSについては、クライアントによって使用しているものが異なりますが、代表的なものとしてLinux・UNIX・Windowsの知識は押さえておきましょう。
情報技術の基盤となるITインフラの構築・整備を行うためにはセキュリティに関する知識も必要です。インフラ部分に脆弱性があると、そこでコンピュータウイルスに攻撃されてしまいます。
システム全体が使えなくなってしまう、情報が漏えいしてしまうなどのリスクがあり、企業規模が大きいほど被害が大きくなりがちです。トラブルを未然に防ぐためにも、セキュリティに関する知識を身につけましょう。
近年は、仮想化技術の発展によりサーバーやデータベース、ソフトウェアなどをインターネット経由でクラウド上に格納できるクラウドコンピューティングサービスがあります。
初期費用が抑えられる、コストパフォーマンスが良いなどのメリットから、現在ではインフラ環境の主流になりつつあります。
インフラやシステムの新規開発案件では、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)やMicrosoft Azure(マイクロソフト・アジュール)などのスキルが求められているほか、既存のオンプレミスからクラウドサービスへ移行する案件も増えています。
さらに、アプリケーションの動作環境を仮想的に構築する技術としてKubernetes、Dockerなどオープンソースのコンテナサービスも増えました。インフラエンジニアは、常に新しい技術の習得が必要です。
英語を学んでおくと、IT業界の最新情報をキャッチしやすくなります。
ITエンジニアは技術を学ぶためにドキュメントやソフトウェア、ハードウェアのカタログなどを読み込む必要があります。そうした情報は高頻度でアップデートされる上、多くの場合英語です。英語を学んでおけば、タイムリーに技術を学ぶことができます。
インフラエンジニアは、クライアントやチームなど多くの人と働くため、コミュニケーションスキルも大切です。
また、案件に関わる人々は、同業者ばかりではなくITに関する知識のレベルもそれぞれ異なります。相手のITリテラシーに合わせて、誰に対しても分かりやすく円滑にコミュニケーションを取れる人が適しているでしょう。
サーバーやネットワーク開発では、チームリーダーとしてプロジェクトをまとめる能力も求められます。上流工程では要件定義や設計だけでなく、論理的思考を持ち、チーム全体の工数を減らして効率性を高める工夫も必要です。
プロジェクトは長期にわたることが多いため、1つの案件を責任持ってやり遂げる気持ちが必要です。また、開発では様々なトラブルが発生する可能性もあり、常に問題と向き合う姿勢も大切になります。
すぐに投げ出すのではなく、忍耐を持って丁寧に作業をする人に向いていると言えます。
エンドユーザーを意識してインフラの構築を行うことも大切です。
インフラエンジニアの仕事は、Web開発のようにエンドユーザーの目に直接触れるものではなく、あくまでも基盤作りです。だからこそ、そこに何が使われるのかを想定し、その先にあるユーザーが使いやすいものになるか意識できる人は、仕事が丁寧で喜ばれる可能性があります。
インフラエンジニアに必要なスキルについては「インフラエンジニアの仕事内容とは?必要スキルやなり方を解説」の記事でも詳しく解説しています。
フリーランスなら今より年収アップも
おすすめの案件を受け取るインフラエンジニアは、ITインフラに関わる幅広い知識と高度な技術が必要とされることから、未経験からの転職は難易度が高くなりやすいようです。
ただし、全く採用されないということではなく、別のエンジニア職の経験があればインフラエンジニアとして採用されるチャンスはあります。
サーバーやネットワークは、止まらず安定的に稼働していなければなりません。インフラエンジニアはシフトを組み24時間体制で運用・保守業務を行うため人手を必要としていますが、新卒の希望者が少ない傾向にあります。
新卒者の多くは、システムエンジニアの職種でWeb開発やゲーム開発といった仕事に目を向け、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントを最終目標としたキャリアプランを持っていると考えられます。
インフラエンジニアを必要としているにも関わらず、希望者が少ないことから、インフラエンジニアの育成もかねて未経験の転職者にも目を向けている企業が増えています。
経験がなくても、情報技術に関する資格などを持っていると、さらに採用に有利になるでしょう。
未経験からフリーランスエンジニアを目指したいという方は、「フリーランスエンジニアに未経験でなれるか?仕事の実態やゼロから始める学習方法まで徹底解説!」の記事もおすすめです。
フリーランスなら今より年収アップも
おすすめの案件を受け取るインフラエンジニアは収入が高めの傾向にありますが、年収1,000万円を目指すことは可能なのでしょうか。
IT業界は年数よりも実力が評価され、実際に1,000万円、それ以上に稼いでいる人も存在すると考えられます年収を上げるために経験を重ね実力をつけていくことが求められますが、それだけでは収入アップは難しいでしょう。そこで、年収を上げるために取るべき具体的な方法を挙げていきます。
まずは1つの会社で経験を積み実力をつけたら、大手企業へ転職するという方法です。大企業は規模も大きいことからセキュリティに力を入れる必要があり、インフラエンジニアの需要が高い傾向にあります。
また中小規模の企業と比べても年収は高めであることから、採用されればインフラエンジニアの年収も上がると考えられます。そのままキャリアアップを図り役職などもつけば、年収はさらに上がっていく可能性があります。
大企業に転職・採用されるためには、セキュリティに関する知識やスキルを習得しましょう。
経済産業省の「我が国におけるIT人材の動向(令和3年)」では、新卒採用で年収600万円から1,000万円以上、ビッグデータやAI関連で年俸1,000万円以上を提示する企業があることが示されました。スキルの高い人材に対し、高い報酬水準を設定している傾向が見られます。
グローバルに展開する外資系企業も、インフラ設備を重視し積極的に投資しています。大手の外資系の就職は簡単ではありませんが、インフラエンジニアとして十分なスキルを持つほか、英語力を身につけることで就職できる可能性があります。
転職して会社員としてキャリアアップしていく方法もありますが、フリーランスに転身して高額案件を受注するという方法もあります。
Freelance hubに掲載されているインフラエンジニア案件の場合、平均単価は95万円/月、最高単価は160万円/月です(2022年5月9日時点)。
12か月分を年収とした場合、平均年収は1,140万円、最高単価は1,920万円となり、案件によっては2,000万円近い年収を稼ぐことができます。(※手取り額ではなくあくまでも目安の金額です)
フリーランスになると、自分で案件を選ぶことができるため、スキルを身につけ高額案件を獲得できれば、年収1,000万円以上を目指すことも可能と言えるでしょう。
フリーランスとして収入アップを目指したいという方は、「フリーランスの年収は?中央値や手取り相場、収入アップの方法を紹介!」の記事もおすすめです。
フリーランスなら今より年収アップも
おすすめの案件を受け取るインフラエンジニアになるために資格は必須ではありませんが、スキルの証明にもなり、今後の転職やキャリアアップ、案件獲得に有利になる可能性があります。ここでは、インフラエンジニア向けの資格を紹介します。
基本情報技術者試験は、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA )が主催、情報技術の基本的な知識が身につきます。ITエンジニアの登竜門とも言われている国家試験です。システムの設計・開発のほか、情報技術を活用した経営戦略など幅広く学ぶことができます。
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の次のステップとなる試験であり、システム開発やIT基盤構築などのスキルが身につきます。
IPAではほかにも、インフラエンジニア向けとしてネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、情報処理安全確保支援士試験などがありますが、これらはいずれも難易度が高くなります。
LPICは、Linuxのシステムアーキテクチャ、基本的なネットワーク設定、保守技術などを認定する資格です。LPICはレベル1~3まであります。世界中で多言語による試験が行われており、日本語にも対応しています。
LPICについては、「Linux資格のおすすめは?特徴から勉強法まで徹底解説!」の記事でもまとめているので取得を目指す方は参考にしてみてください。
シスコ技術者認定は、ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズが主催・認定する世界共通基準の資格試験で、メーカーの商品やネットワークの基本的な知識が問われます。公式サイトからトレーニングを行った上で試験を受けます。
オラクルマスターは、データベース技術者に必要な知識とスキルを認定するものです。ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4つの認定パスを用意しており、ブロンズではデータベースの基礎、シルバーでは日常の運用管理のスキルを身につけることができます。
AWS認定は、アマゾン・ウェブ・サービスで提供しているクラウドの知識を認定する資格です。基礎コースで6か月間、1年でAWSクラウドを使用した問題解決などステップを踏んでいきます。
トータル2年間のトレーニングでアーキテクト、デベロッパー、運用担当者向けにそれぞれに認定する試験となっています。
インフラエンジニアの資格については、「インフラエンジニア向けの資格|案件の単価や必要なスキルも紹介」の記事も参考にしてください。
フリーランスなら今より年収アップも
おすすめの案件を受け取るIT業界は、会社によって年収に差があり、同じ業務内容で300万円以下のところもあれば、600万円以上のところもあります。そのため、現在の職場に残るよりも、転職したほうが収入アップを図れる場合があります。
転職を考える場合は、報酬のほかにも希望する会社の経営状況、案件内容などをしっかり見極めて選びましょう。
IT人材が不足する中、インフラエンジニアは現代社会に欠かせない役割を担っています。その需要の高さから、年収1,000万円を稼げる人もいるでしょう。
年収額を上げるには、常に向上心を持ってスキルを磨き、仕事を獲得する行動力が大切です。資格取得なども、自分に自信をつけて行動する良いきっかけになる可能性があります。
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