職務経歴書と履歴書の違いとは|自己PRや志望動機の記入が同じではNG?

最終更新日:2025年02月19日

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職務経歴書と履歴書は、就職や転職に必要な書類です。書く内容が被ることが多いので、悩む方もいるでしょう。そこで本記事では、職務経歴書と履歴書の違いや書き方を解説します。

あわせて、よくある疑問や採用につながる記入方法も紹介します。職務履歴書と履歴書を書く予定がある方、就職や転職を控えている方はぜひ参考にしてください。

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職務経歴書と履歴書の違い

職務経歴書と履歴書は目的や記載内容、書式などが異なります。2つの書類の違いを4つの項目に分けて見ていきましょう。

目的

職務経歴書は、応募者が経験した職業と実績をアピールするための書類です。以下3つのポイントを押さえて記入します。

  • 短い時間で読めるように分かりやすく書く
  • 会ってみたいと思われるために印象良く仕上げる
  • 採用基準にあった内容を書く

一方、履歴書の目的は応募者の基本情報を伝えること。企業側が応募者の学歴や資格を知るための参考書類です。企業に役立つ資格があれば、積極的に記載しましょう。

記載内容

職務経歴書は、応募者が経験した職業を伝える書類です。以下3つの要素を記入します。

  • 具体的な職務経験
  • 担当したプロジェクト
  • 達成した成果

担当したプロジェクトや達成した成果には、経験したものをすべて記載しましょう。

履歴書には、主に応募者の基本情報を記入します。必要な情報は以下の5つです。

  • 住所や生年月日の基本情報
  • 学歴(入学、卒業)
  • 職歴
  • 保有資格
  • 志望動機

履歴書には自己PR文があります。志望動機に結びつく自己PRを書くと、職務経歴書の内容と区別しやすいでしょう。

書式やサイズ

職務経歴書の書式は特に決まっていません。履歴書よりも自由度が高いのが特徴です。

一方履歴書は、基本的な書式が決められています。コンビニエンスストアで手軽に購入可能で、JIS規格表示のある履歴書がおすすめです。

用紙サイズは職務経歴書がA4、履歴書はA3かB4の紙を2つ折りにしたA4・B5のものが多いようです。企業が指定する場合もあるので、事前に確認しましょう。

企業側の主な使用目的

企業から見た職務経歴書と履歴書の目的は以下のとおりです。

  • 職務経歴書:採用時の参考にする
  • 履歴書:内定後に保管する

それぞれの書類を作るときは、企業の目的も把握しておきましょう。

書き方については、「職務経歴書はフリーランスに必要?書き方やアピールしたいスキル・実績」の記事でも役立つ情報を紹介しています。

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職務経歴書・履歴書の書き方

職務経歴書や履歴書の内容には重なる点があり、書き分けに悩む可能性があります。職務経歴書と履歴書の書き方を見ていきましょう。

職務経歴書の書き方

職務経歴書には以下の項目を記載します。

  • 日付(年月日)
  • 応募者の氏名
  • 職務要約
  • 職務経歴

年月日は提出日を書きます。メールで提出する場合は送信日、直接持参する場合は面接当日の日付を書いてください。

職務要約はこれまでの職業について、要点だけを分かりやすく記載します。採用担当者は多くの求職者の職務経歴書を確認します。少し目を通すだけで自分のことが伝わる内容にしましょう。

職務経歴欄には、経験してきた職種や年数を時系列で記載します。書く量の目安は、3〜5行ほどです。

履歴書と差をつけるため、職務経歴は詳しく書きます。企業に伝えたい経歴を詳細に書くのがポイントです。反対に、募集内容と関連性が薄い内容は経歴に書き、メリハリをつけます。

履歴書の書き方

履歴書に書く内容は、以下のとおりです。

  • 応募者の基本情報
  • 生年月日や住所
  • 学歴と職歴
  • 応募者のPR
  • 志望動機

学歴は、小中学校は卒業した年のみ、高等学校からは入学と卒業の年を書きます。職歴に関しては、すべて入退職歴を書きましょう。退職理由も簡単に添えると親切です。最終履歴のあとは、必ず「以上」と記載します。

自己PR欄には、得意なことや長所、応募先の企業で活かせるポイントを詳しく書きます。志望動機に悩んだときは、職務経歴との差別化を念頭に、自己PRと絡めた内容を考えてください。

履歴書については、「個人事業主の履歴書の書き方|企業にアピールできるスキルや経験も解説」の記事もおすすめです。

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職務経歴書と履歴書はセット提出が基本

職務経歴書と履歴書はセットで提出するのが基本です。ただし、企業によってはどちらか片方で良いところもあります。どちらでも良い場合は、職務経験が豊富な人は職務経歴書を、そうでない人は履歴書の提出が望ましいでしょう。

職務経歴書と履歴書の提出については、求人の募集要項で確認できます。明記されていないときや不明な点があるときは自己判断せず、企業に確認しましょう。「疑問点を確認できる人」と、企業がプラスに捉える可能性があります。

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職務経歴書と履歴書に関する疑問点

職務経歴書と履歴書は、内容が似ていたり書式に違いがあったりするため、記入中や提出時に疑問点が出やすいでしょう。ここからは、職務経歴書と履歴書に関する疑問点を3つ解説します。

自己PRや志望動機の内容が重なる

職務経歴書や履歴書は、自己PRや志望動機の内容が重なりやすいです。どちらも自分をアピールするための軸は同じ。差別化をはかるうえでのポイントは以下のとおりです。

  • 職務経歴書:応募者の経験を元にPRする
  • 履歴書:志望動機を中心に書く

内容の差別化は大切ですが、全く異なる内容を書かないように気をつけましょう。

また、企業は人材採用にあたって職務経歴書を重視する傾向にあります。そのため、職務経歴書に詳しく書くのがおすすめです。

応募書類の提出方法が分からない

応募書類の提出方法は、企業によって異なります。

通常、職務経歴書と履歴書は別々に提出します。「同じ封筒に入れて提出してください」という指定がない限りは、分けて提出しましょう。

書類や封筒のサイズが分からない

書類や封筒のサイズは職務経歴書がA4、履歴書はB5です。企業から指定があるときは従いましょう。

郵送の場合は、同じ封筒に入れて提出します。そのため、封筒はA4が入るものを用意してください。

職歴や経歴の書き方が分からない

働いた経験が少ない人が特に悩みやすいのは、職歴や経歴の書き方です。職歴欄に記載する内容が足りないときは、これまでの経験をアウトプットしましょう。アウトプットからスキルを分析すると、記載内容が充実します。

また、職歴や経歴が沢山あるからといって、職務経歴書の枚数をむやみに増やすのは避けましょう。多くても3枚までに留めます。

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採用につながる応募書類記載のコツ

職務経歴書や履歴書を頑張って書いても、採用につながらなければ意味がありません。ここでは、採用につながる書類記載のコツを解説します。

経歴を振り返る

今までどのような仕事をしてきたのか、成果として何を得られたかなどを振り返りましょう。

振り返ることで、今まで気が付かなかったキャリアやスキルを見つける機会になります。頭の中で振り返るだけでなく、紙やパソコンのメモに書き出すと可視化されて分かりやすくなります。

スキルシートに関しては、「スキルシートの書き方は?未経験でも採用したくなるアプローチ方法を解説」の記事でもまとめているので興味のある方はご覧ください。

応募先企業を研究する

応募先企業の研究は必ずしましょう。企業の公式Webサイトやブログなど、さまざまな方法で調査できます。

企業が求める人材を分析すると、自分の持つスキルのうち特にアピールすべきものが分かります。企業に「この人を採用したい」と思われる職務経歴書と履歴書を作りやすくなるでしょう。

自己PRや志望動機は職務経歴書から記載する

職務経歴書を先に作ると、履歴書が書きやすくなります。職務経歴書は、スキルや熱意を長文で伝えられる書類です。企業が応募者の情報を知るうえで、最初に目を通す書類でもあります。

履歴書は、職務経歴書よりも簡潔に記載します。職務経歴書を参考にまとめると、書きやすくなるでしょう。

採用担当者に好印象を与えることを意識する

応募書類は、採用担当者に好印象を与えるように作成するのも大切です。以下のポイントを意識してみましょう。

  • 文章は分かりやすくする
  • 誤字脱字は避ける
  • 強みや経験は詳しく書く
  • 採用担当者が注目するところを意識する

人事担当者は、仕事に対する姿勢や将来的な面も見ます。スキルや成果を書くだけでなく、見る側の気持ちや採用担当者の考えも理解しましょう。

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まとめ

職務経歴書と履歴書の違いや書き方を解説しました。どちらも、応募者の今後を決める大切な書類です。職務経歴書と履歴書のポイントを押さえ、内定につなげましょう。

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