ITフリーランス成功は案件受注がカギ!失敗しないポイントとは

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ITエンジニアであれば、誰もがいちどは考えるであろうフリーランスとしての働き方。しかしフリーランスへ転向せず、会社員としての働き方を選び続けるエンジニアも少なくありません。

今回はITエンジニアがフリーランスになるための心構えや知っておきたい基礎知識、大きな課題である案件受注のポイントなどを合わせてご紹介します。

ITフリーランスエンジニアと需要の変化

日常のいろんなことが情報やデータに置き換わっていく現在、そしてこれからの未来。そんなIT業界を支えるITエンジニアの需要は年々拡大傾向にあり、フリーランスITエンジニアも例外ではありません。

しかし、めまぐるしい社会情勢の変化にともない、ITエンジニアを含むさまざまな職業の需要は近年大きく変化しています。

IT市場全体でみると2020年は一旦大きく落ち込んでおり、今後はAIやクラウドなどの分野は大きく需要が増えるとみられるものの、それ以外の業種はあまり大きくない伸びにとどまるとみられています。

ちょっと雲行きが怪しく感じるかもしれませんが、その反面、かなり前進した取り組みもあります。それはさまざまな業務を、可能な限りリモートワークやオンライン化するようになったことです。

ITエンジニアに関しては、都市部の企業に出社しなくても働ける環境が整ったことで、都市部から離れたところに暮らしてリモートで仕事…という働き方が簡単になりました。そのため地方にいながら都市部の企業の仕事を受注することもでき、都市と地方の賃金格差が縮まってきているともいわれています。

場所を選ばず働けるフリーランスのITエンジニアは、今後もさらに需要が増えていくとみられています。しかしスキルや営業力がある人とそうでない人は、収入が大きく分かれてしまう可能性もあるといえるでしょう。

今後フリーランスITエンジニアとして活躍していくなら、常にスキルを身につけるための情報収集や学びの力が必要です。

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ITエンジニアがフリーランスになる前に知っておきたい基礎知識

ITエンジニアがフリーランスになってからぶつかる大きな壁のひとつに「案件が受注できない」ことがあります。これは募集が出ている案件に対し、自分が持っているスキルでは受注が難しい・思っていたより低い単価しか受けられそうにない・自由に働けると思っていたら違った、などが挙げられます。

いざフリーランスになってみてから困らないためにも、フリーランスITエンジニアの現状を知っておきましょう。

フリーランスITエンジニアの雇用形態は2種類ある

「フリーランスになれば自宅やカフェで好きな時間に作業ができる」といったイメージがあるかもしれませんが、フリーランスを募集しているIT企業の多くが提示している条件は、ほとんどがクライアント企業へ会社員のように客先に常駐し業務に従事する「客先常駐」です。

とはいえそこはフリーランス。会社員として企業に勤めるよりも作業時間や働く時間帯については比較的融通がきくことが多いようです。また最近は、初めは常駐、慣れてくれば途中からはリモートワークでという案件も少なくありません。報酬は時給や月額で固定されていることがほとんどです。

常駐型の案件とは対照的に、これぞまさにフリーランスといった働き方ができるのが請負型(業務委託)です。この場合は「案件の完成」までをまるっと受注する形になり、常駐案件よりもかなり“任されている”という印象が強い受注形態となります。

完成したものを納品して報酬をもらう形となるため、時給や月額とは違い1案件ごとの報酬になります。もちろん短期間で終わらせられることができれば次の案件受注へとつなげることもでき、収入をどんどん上げていけるでしょう。

ただし時間がかかったり作業が報酬に見合わなかったりする場合は、収入面でも体力面でもかなり大きなダメージとなってしまいます。

フリーランスITエンジニアのお金事情

レバテックフリーランスの2021年04月08日の調査によると、フリーランスITエンジニアの単価相場は言語や経験年数にもよりますが60万円~80万円ほど。年収でみると500万円~1,000万円の人も少なくなく、10%未満ですが1,000万円以上の人もいます。フリーランスITエンジニアといってもジャンルや働き方が幅広いため一概にはいえませんが、やはりデータサイエンティストなどの専門的な分野は年収が特出して高くなる傾向にあります。

そしてフリーランスは稼いだ収入をそのまま受け取る形になりますが、そこから税金や保険料など“会社員時代には企業は支払ってくれていたものを自分で支払う”という作業が発生します。

一旦は大きな金額が手に入るため「フリーランスって稼げる」という印象がありますが、支払い分をきちんと計算しておかないと後で大変なことになってしまいます。

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ITエンジニアがフリーランスで案件を取る方法

フリーランスのITエンジニアは、企業で働く会社員と違い営業部に仕事を取ってきてもらうことができません。

自分に合った案件探しからメッセージのやりとり、受注や請求書の作成・送付にアフターサポートまでをすべて1人でおこないます。そのため多くのフリーランスが、最初の段階である案件受注でつまずいてしまいがちです。

フリーランスITエンジニアが案件を獲得するためには、まず「こんなことができる」「こんなビジョンを持っている」「あなたの力になることができる」という面を企業にアプローチする必要があります。それにはポートフォリオが必要になるので、必ず作成しておきましょう。

インターネットで「ITエンジニア フリーランス 案件」と検索すればたくさんの求人がヒットするので、そのなかからできそうなものを選び、応募してみるとよいでしょう。そのほかにも友人・知人から口コミで仕事をもらったり、近年ではSNSを使って案件を見つけたりすることもできます。

譲れない条件を軸に、いろんな案件をチェックできるのがこの方法のよいところです。自分のスキルにぴったり合ったものだけでなく、今後身につけたい、気になる分野のスキルが身につきそうな案件を受注してみるのもおすすめです。

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安定受注のためにエージェントを有効活用しよう

とはいえやはりたくさんの案件のなかから、自分に合った案件を絞り込むのは時間がかかるものです。フリーランスHubでは、自分に合ったフリーランスエージェントをサイト内で探すことができます。
フリーランスエージェント一覧

フリーランスHubでは、言語別に求人を探せるシステムやフリーワードでの検索など、案件を効率的に探せる仕組みが整っています。

基本的に案件量は豊富で、ゲーム案件などそのときのニーズに合った案件も見つかるので、チェックしながら世の中のニーズを把握することも可能です。

案件受注後は定期的なヒアリングで、クライアントに直接いいにくいこともしっかりサポートする体制が整っているため、リピート活用するフリーランスITエンジニアは多くいます。

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ITエンジニアがフリーランスで高単価を目指すためのキャリアパス

フリーランスとして仕事をする場合、職種や業務内容によっておおよその目安があり、常駐案件ではその目安に応じた金額が設定されています。しかし、フリーランスでは自分で受注金額を交渉する必要があるため、単純に高単価を目指そうと思えば単価を高く設定し交渉することも可能です。

しかしクライアント側からすれば、まったく同じ技術を持っている2人のうち1人を選ぶなら単価の安い方を選ぶのは当然のこと。そのため高単価に設定する場合、その価格に見合った技術やスキル・知識を提供できることが必須となります。

ITエンジニアの場合、指示を受けてプログラムを書く「下流工程」よりも、実際にクライアントとのやりとり・ヒアリングをおこなって計画書を作成し、作業を振り分けたりする「上流工程」の方が単価は高くなります。

このように責任やコミュニケーション・新しい発想など、単純作業以外のものが大きくなればなるほど単価は上がる傾向にあると考えてよいでしょう。

この流れを踏まえ、ITエンジニアがフリーランスで高単価を目指すためのキャリアパスを考えると、まずはやはり「言語を決めてプログラミングを学び、実践で使えるようにすること」です。

そして未経験・実務経験少なめOKの企業に入社し、スキルやコミュニケーション・仕事の流れを学びつつ、ほかの言語も習得し上流工程へとステップアップしましょう。実務経験が3年を超えたらフリーランスへの転向を考え始めるのがおすすめです。

そしてフリーランスになったら、SNSや友人のつながり、IT企業間の交流会などに参加して情報交換をしながら、役に立てる部分を探します。もちろん足りないスキルがあれば常に学び、最先端のスキルと情報を身につけておけるよう努力することが大切です。

実際に案件につながれば、ていねいで確実な仕事をおこない、アフターサポートや連絡も忘れずおこないましょう。フリーランスは人柄も重要です。「こういう業務ならあの人だ」と人づてに紹介してもらえて仕事につながるような、愛されるフリーランスを目指しましょう。

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ITエンジニアがフリーランスで失敗しないためにできること

ITエンジニアがフリーランスになって「失敗した!」と思う代表的なことは、やはり「案件の取れなさ」です。その原因として考えられるのは、自己評価が適切にできていないという部分にあるといえるでしょう。

自分の強みを知ろう

フリーランスは案件を取るためのコミュニケーションから始まるので、ITエンジニアとしてのスキルや知識がいくら特出していてもお互いを尊重したていねいなコミュニケーションができなければ仕事にはつながりません。

また、上流工程ではクライアントの希望や要望をヒアリングしますが、相手の思いをくみ取ることができなければクライアントの要望通りの仕事をすることができず、満足度は下がり結果的に仕事を頼んでもらえなくなります。

フリーランスとして高単価を目指すのであればコミュニケーションは大切になってきますが、もしどうしても難しいようであれば自分の不得意をサポートしてくれるフリーランスとチームを組んで活動するというのもありです。

ほかにも、転職エージェントを通してコミュニケーションの多くをお願いしてしまうという手もあるでしょう。

フリーランスとして大切なのは自分の得意・不得意や強みを知ることであり、不得意なことを絶対にできるようにがんばり続けることではありません。「つい働き過ぎて体調を崩しがち、とはいえ保証のないフリーランス」だからこそ、いつも余裕を持っていろんなことに取り組む、という姿勢は非常に大切です。

実務経験は長めに積むのが吉

ITエンジニアが会社員として勤めていると、SNSに並ぶフリーランスの自由な労働環境に憧れて「すぐにフリーランスになりたい」と思うこともあるでしょう。

しかしフリーランスとして求められるのは実務経験3年以上が多く、未経験もしくは実務経験3年以下では、フリーランスになったもののやっていけず、また会社員に逆戻り…というパターンもありえます。

ほかの会社に転職はOKですが、実務経験は合わせて3年以上、可能であれば5年ほどは積みましょう。フリーランスになってから「もっと会社勤めをやっておくんだった」と後悔しないよう、信用の種をしっかりと獲得しておきましょう。

新しい言語やスキルは常に学び続けよう

プログラミング言語は現在とてもたくさんのものがありますが、時代によって流行があり、もうほぼ使われないものなどが生まれてきます。実際にIPA(アイピーエー)が主催する情報処理技術者試験では、令和2年度の春期試験よりCOBOLが廃止され、Pythonが追加されています。

これはITエンジニア業界と通ずるものもあり、インフラエンジニアにおいてはオンプレミス型の取り扱いは時代の流れと共に減ってきている傾向にあります。

もし何かひとつをずっと専門で続けているフリーランスITエンジニアがいたとしたら、その言語のニーズが減るとともに取れる案件も減ることになります。そのときになってからほかの言語や知識を学んだのでは、どうしても収入がなくなる期間ができてしまいます。

とはいえひとつの言語だけで仕事を受注できることはなく、基本的にはいくつかの言語を組み合わせて開発をおこなうので、あまり大きな心配はしなくてもよいでしょう。しかし常にいろんな情報にアンテナを向け、気になる言語を学び順応性を高めておくことで、収入を大きく落とさないためのリスクヘッジになります。

将来「取れる案件がない!」と嘆くこともなくなるといえるでしょう。

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フリーランスITエンジニアは情報の収集・活用がカギ!

リモートワークの普及やこれからの情報化社会により、今後もさらに需要は増加していくとみられているフリーランスITエンジニア。しかしいくら案件が多くても、その仕事を取れるか取れないかは自分自身の力にかかっているといっても過言ではありません。

フリーランスに大切なことは常に情報収集をすること、そして便利なものを活用し、いかに効率よく案件を受注して高単価で働くかです。自分を大切にしながら相手のこともしっかりと考え、お互いに満足感のあるやりとりができれば必ず次へとつながっていくでしょう。

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