最終更新日:2025年02月04日
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インターネットで検索する際、欲しい情報を求めてどこかのWebサイトを訪れることがあるでしょう。訪れたサイトをパソコンやスマートフォンで見やすく表示する技術が、「HTML」です。
本記事ではHTMLを使って仕事をするコーダーの仕事内容や年収、必要なスキルなどを紹介します。目指し方や将来性にも言及するので、ぜひ参考にしてください。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取る情報化社会となった現在の企業マーケティングは、Webサイトの運用が必須になっているといっても過言ではありません。そうしたWebサイトは、「HTML」という言語で作られています。
コーダーの仕事は、Webデザイナーが作成したWebデザインを、HTMLを使って実際に使えるWebサイトへ作り上げる役割を担います。ここでは、HTML・HTMLコーダーとは何かを見ていきましょう。
HTMLはプログラミング言語ではなく、マークアップ言語です。使用する目的や記述の方法はプログラミング言語と大きく異なります。
プログラミング言語はWebシステムやアプリケーション、ゲームなどで「より便利に、よりさまざまなことができるように」という目的で使われます。しかし、HTMLは「Webサイトの構造を作ってブラウザに表示させる」ために使われるものです。
マークアップ言語は、文字列を特定のタグで囲んで「この文字列はこんな役割を持っています」と指定できます。たとえば、見出しならh、太字ならbを使ったタグで文字列を囲みます。
基本構造からテキスト内の簡単な装飾まですべてタグで囲んで役割を指定し、Webサイトとしてブラウザに表示されるようにするのがHTMLです。
コーディングとプログラミングの違いについては、「コーディングとプログラミングの違いとは?学習方法や将来性も解説」の記事でも詳しく解説しています。
HTMLコーダーは、Webデザイナーが作成したデザインをWebサイトとして実際に使えるようにする役割を担います。Webページを新規で完成させる、または既存のページを修正・リニューアルするのが主な仕事内容です。
デザイン通りのWebサイトが作れたり、クライアントにもユーザーにも利便性の高いサイトができたりすると、やりがいを感じる人が多いようです。実際にサイトを使って成果が上がったという報告をもらえれば、さらにモチベーションが高まるでしょう。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るコーダーの主な作業は、ひたすらパソコンに向かいコーディングをすること。コーダーに向いている人の特徴は、以下の4つです。
黙々と作業するのが好きな人はHTMLコーダーに向いています。HTMLコーダーの仕事は地道な作業が多いためです。
実務ではPCの画面に向き合い、ひたすらコードを打ち込みます。長時間でも集中力を維持して作業するのが苦でない方は、HTMLコーダーの適性があるでしょう。
トライ&エラーで満足感と自信を得られる人もHTMLコーダーに向いています。まずは試してみて、その効果を確認したほうが早い場合が多いためです。
HTMLコーダーの仕事には納期が厳しく設定されており、作業に時間をかけられるとは限りません。徐々に完成度を上げていくプロセスをポジティブに捉えられる方は、HTMLコーダーの仕事でもその特性を発揮できるでしょう。
自己解決の癖がある人はHTMLコーダーに向いているでしょう。プログラミングの技術は進化のスピードが速く、定期的なリサーチが求められるからです。時代にあわせて知識をアップデートする必要があります。
HTMLコーダーにはコミュニケーション能力も求められます。HTMLコーダーも他の職種と同じく、他社や社内のメンバーと協力しながら作業を進める仕事です。クライアントの指示を理解してHTMLコーディングを進めることが、相手の満足度アップにつながります。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るHTMLコーダーになるステップを紹介します。少しHTMLの経験がある場合はもちろん、まったく未経験の人でもHTMLコーダーになれる可能性はあります。
まずは、HTMLコーダーの仕事を行うための情報をインプットしましょう。インターネット上に公開されている情報には、無料のものや低価格なものが多くあります。HTMLを手軽に学べるのがメリットです。
独学で学びながら、実際のコーディングを試す方法が学習効率が良いといえます。お金に余裕があるなら、有料の動画教材や書籍を活用すれば、より統合的な知識を得られるでしょう。
その他、HTMLコーダーになる前に学習するポイントを以下に記載します。
HTMLだけで構成されているWebサイトはほとんどないため、CSSとJavaScriptを学びましょう。両者の役割は以下のとおりです。
HTMLコーダーだけでなくプログラマーとしてのキャリアを考えるなら、いずれ必要になります。先々を見越して学びましょう。
また、「HTMLのフレームワーク|活用のメリットや選び方も紹介」の記事ではHTMLやCSSのフレームワークについて紹介しています。
「独学でHTMLコーダーになる勉強をするのは難しい」と思うなら、オンラインスクールを利用しても良いでしょう。受講料がかかるものの、時間を決めて学習できたり、すぐに質問できたりなどメリットが多いです。
インプットに時間をかけるだけではなく、成果物としてアウトプットを行うことで、学習効率を上げられます。最近では無料でコーディングが試せるサイトもあるため、利用してみると良いでしょう。
練習を重ねると、「そろそろ実際の仕事を受注してみたい」という気持ちになります。そんなときは、スキルに合った仕事をクラウドソーシングで探して受注してみましょう。
実際に使われるWebサイトを制作する仕事と、自分のパソコンの中だけで完結する練習の成果物では違う部分がたくさんあります。実際の仕事ではどんなやりとりが発生するのか、磨くべきスキルは何かなどを少しずつ経験し、ステップアップしてください。
HTMLの資格や勉強方法については、「HTMLの資格でおすすめなのは?種類や取得するメリット、勉強方法を紹介」の記事でも詳しく解説しています。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取る仕事以外にも学びの時間を設け、積極的に知識を増やして実践するのがスキルアップのポイントです。HTMLコーダーがスキルアップするにはどのような知識を身につけるのが有効か、目指しやすい方向性を見ていきましょう。
HTMLコーダーのキャリアパスの一つにWebデザイナーがあります。デザインの知識やPhotoshop、Illustratorのスキルを学んでWebデザイナーを目指せば、デザインからコーディングまでまるごと受注できるようになります。
自身でデザインからコーディングまでできれば、コーダー側の状況を考えながら作業できるようになります。誰かとデザインやコーディングを分業する場合でも、的確な指示・やりとりができるため、スムーズかつ質の高い仕事ができるでしょう。
HTMLはプログラミング言語ではなくマークアップ言語ですが、コードを記述する感覚や論理的な考え方に大きな差はありません。PHPやPython、Javaといったよく使われる言語の習得も、HTMLやJavaScriptを理解したあとなら比較的スムーズです。
プログラミング言語を学べば、Webシステムやアプリケーション開発などできることが一気に広がり、ITエンジニアとしてのスキルアップを目指せます。作りたいものや目指したい働き方を考え、学びたい言語を探してみましょう。
また、「JavaScriptとPHPの違いとは?初心者向けにわかりやすく解説」の記事ではJavaScriptとPHPについて紹介しています。
SEOやスマートフォン・タブレットに対応するレスポンシブデザインなどを担えれば、フロントエンドエンジニアになれる可能性もあります。
目的に応じたプログラミング言語の習得やバックエンド(ユーザーからは見えないシステム側)の知識も必要となりますが、ステップアップとしてはおすすめの職種です。
フロントエンドエンジニアについては、「フロントエンドエンジニアになるには?」の記事も参考にしてください。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るFreelance hubのHTML求人・案件の月額単価相場は60万円~70万円ほどです(2023年5月時点)。これに12ヶ月を掛けると、年収は約720万~840万円になります。
こちらはフリーランス案件を参照しているため、会社員HTMLコーダーの月収・年収とは異なる可能性があります。また、HTML以外の言語も必要とする業務も含まれるため、単価は比較的高めになっている点も考慮してください。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取る現在のインターネット社会ではビジネスのためにWebサイトは必要不可欠なので、将来性はあるように見えます。
しかし、現在はHTMLの知識がなくてもWebサイトを編集できるCMSがかなり普及しました。CMSはプログラミング言語のPHPなどを使って作られています。
CMSが多くのWebサイトで利用されるようになれば、HTMLコーダーの需要は減ると考えられます。HTML以外のスキルも身につけないと、活躍の場はますます少なくなるでしょう。
PHPやJava、Pythonなどのプログラミングスキル、AWSといったクラウドスキル、SQLなどのデータベース言語を身につけると、活躍の場はかなり広がります。
HTMLができれば、他のプログラミングスキルも習得しやすくなるでしょう。プログラマーやエンジニアの入り口として、まずはHTMLコーダーを目指してみてください。
プログラマーの仕事については、「プログラマーの仕事内容は?きついと言われる理由や将来性も解説」の記事でもまとめているので興味のある方はご覧ください。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取る最後に、HTMLコーダーの仕事や学習方法に関するよくある質問を紹介します。これからHTMLコーダーを目指す方は、ぜひ参考にしてください。
インターネット上で使えるWebサイトを組み立てていく仕事です。HTMLやCSS、JavaScriptなどを使用します。HTMLコーダーの仕事はWeb開発の中でも比較的取り組みやすく、Web制作初心者向けだといえます。
HTMLコーダーは、Web制作初心者の副業にも向いています。他の言語やソフトを用いたエンジニアの業務に比べると、環境構築が簡単なためです。
専用アプリのインストールや、アプリの連携などが不要で、エディターとブラウザさえあれば開発環境さえあれば仕事が始められます。他の副業と比較しても、PC1つあれば十分なため初期費用も抑えられるでしょう。
HTMLの副業については、「HTMLの副業4選を紹介!コーディングスキル・経験を活かして活躍しよう」の記事でも詳しく解説しています。
一定の収入は得られますが、高単価案件の獲得は難しいといえます。高単価案件を獲得したい場合は多言語の習得が必須です。HTMLコーダーの仕事は、プログラミング初心者にとって登竜門だと考えましょう。
HTMLコーダーの仕事をとりつつ、さらに多くの言語や開発経験を通してエンジニアとしての実績を積んでいけば、長期的に見て稼げるようになります。
HTML・CSSは独学で仕事を獲得することは可能ですが、比較的難しいといえます。学習のモチベーションが保ちにくく、分からないところが解決しづらいのがデメリットです。可能であれば、プログラミングスクールなどを受講すると良いでしょう。
他の仕事と比較して報酬が低めに設定されているためです。簡単な分、供給数が多く、前述の通り「これ一本で稼げる」とは言いづらい事情があります。エンジニアのキャリアにおける入り口と認識すると良いでしょう。
クラウドソーシングサイトを利用するのがおすすめです。簡単な仕事のものや小さな案件から挑戦できるためです。クラウドソーシングサイトで案件獲得を増やし、自信がついてきたら、少し大きなプロジェクトに挑戦してみましょう。
プログラミングスクールを受講するのが良い方法です。カリキュラムに沿ってHTMLやCSSが学べるほか、転職サポートが受けられる場合もあります。サポートを受けながら効率的にキャリアを積みたい方は、独学ではなくスクールの受講をおすすめします。
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