フリーランスエンジニアの末路とは？失敗例をもとに転向のポイントを解説

近年フリーランスエンジニアの働き方は浸透していますが、「リスクが大きい」「失敗すると大変」との声も聞こえます。独立後の失敗例から学ぶことで、悲惨な末路を回避できる可能性が高まるでしょう。本記事では、フリーランスエンジニアの失敗例と失敗しやすい人の特徴、成功例や向いている人、転向して活躍するコツについて解説します。

フリーランスエンジニアの末路について

フリーランスとして成功し、金銭面や時間面で自由を手に入れている人がいる一方、失敗して悲惨な末路をたどる人もいます。

残念な末路の多くには原因がある

フリーランスエンジニアになって悲惨な末路をたどる人には、失敗の要因が存在します。その要因の大部分は、自身のスキルや対人関係にあります。

• 1人で仕事を上手くこなすことができない
• スキルや営業力が足りず、案件を獲得できない
• コミュニケーション不足でクライアントとトラブルになり信頼をなくす

このような要素が積み重なると、悲惨な末路をたどる可能性が増します。

悲惨な末路を回避する

悲惨な末路を回避するには、自分がフリーランスエンジニアとして不可欠なスキルを持っている必要があります。

フリーランスエンジニアに求められるスキルは専門知識のほか、プレゼンテーション能力やタスク管理能力など多岐にわたります。スキル不足を感じるなら、悲惨な末路をたどる前に再就職や別業種に転向するのがおすすめです。

事前に判断して対策を講じれば、悲惨な末路を回避できるでしょう。

辞めたほうがいい理由については､｢フリーランスはやめたほうがいい理由は？メリットや続けるためのコツも解説｣の記事でも詳しく解説しています｡

フリーランスエンジニアの失敗例8選

具体的にフリーランスエンジニアが失敗する例を8つ紹介します。悲惨な末路を回避し、成功を収める上での参考にしてください。「フリーランスのデメリットとは？仕事のメリットや向いている人の特徴も解説」もあわせて参照し、フリーランスの大変さへの理解を深めましょう。

収入が激減した

独立してフリーランスエンジニアになった後、収入が減少し、生活基盤が不安定になる場合があります。

会社勤務と異なりフリーランスエンジニアは自分で案件を獲得する必要があります。仕事の受注がなかったり、相場より安い価格の案件しか獲得できなかったりすれば、安定収入を得るのは難しいでしょう。

スキルが不足していた

スキルが不足した状態で独立した場合、厳しい生活を強いられるでしょう。案件を獲得するには、クライアントが要求するスキルレベルを満たす必要があるためです。

また、フリーランスエンジニアに求められるスキルは日々アップデートされます。そのため、自主的にスキルを学び続けることが求められます。スキルが不足した事業主は業務効率も悪く、対応できる幅も狭いため、クライアントからの評価も下がってしまうでしょう。

案件を獲得できなかった

フリーランスエンジニアには技術的なスキルだけでなく、案件獲得のための営業力が求められます。会社員なら社内から仕事を渡されることもありますが、フリーランスエンジニアは自ら獲得しなければなりません。

案件の獲得にはスキルや実績、資格などの技術力と人脈やプレゼンテーション力などの営業力の双方が求められます。両方が不十分であれば、継続した案件につながりません。また、実績や人脈を築くのも難しいでしょう。

案件を掛け持ちしてミスが増えた

単価が低い中で生活を成り立たせるために仕事を掛け持ちすると、ミスが増えるリスクがあります。過労による疲労蓄積が原因で、注意力が散漫になるためです。

ミスが多いフリーランスエンジニアは信用が落ち、重要な案件を任されなくなります。結果、単価が下がり、仕事量を増やすしかない悪循環に陥ります。

クライアントからの信頼を得られなかった

フリーランスエンジニアにとって、クライアントからの信頼はとても重要なものです。クライアントが信頼できないと判断した場合、今後の契約が難しくなります。

納品物の質が低く求めたレベルの仕事ができないと判断されたり、契約段階や途中のコミュニケーションが不十分でクライアントに不信感を抱かれたりするなどの要因が考えられます。

クライアントに一度不信感を抱かれると後の仕事に大きく影響し、フリーランスエンジニアとしての生活は苦しくなるでしょう。

無理をして体調を崩した

フリーランスは体調を崩しやすい傾向にあります。体調を崩す要因は以下のとおりです。

• 仕事を詰め込んだ結果、オーバーワークに陥る
• 時間の制約がないため、規則正しい生活習慣が乱れて昼夜逆転生活になる
• 運動の機会が減り、体力が低下する

身体面の不調が続けば、仕事に支障をきたします。また、長期間不調に見舞われた場合には、休業を余儀なくされるでしょう。

長時間労働で精神的に追い込まれた

不安定な生活でストレスを貯め込むと、精神面での不調につながります。成功していないフリーランスエンジニアの多くは生活や仕事が不安定であり、将来への不安を抱え込みやすいといえるでしょう。

また、業務に自己判断を求められる機会が多く、自らが責任を負うため、多くのストレスに見舞われます。気持ちの問題だと放置し悪化した場合、回復には長い時間がかかります。メンタル面のケアも自己管理の一つとして、不安解消に向けた対策を考えましょう。

困ったときに相談する相手がいなかった

フリーランスは基本的に個人で仕事を行うため、周囲に相談相手がいません。仕事上の事柄はすべて自己判断です。契約上他人に相談できない場合も多く、1人で抱え込みやすくなります。

同業者と友好的な関係を築けていれば、専門的な話や技術面の話も相談できるでしょう。しかし、そうでなければ困難に直面した際に頼る相手が見つからず、解決の糸口を見いだせなくなります。

後悔しやすい・フリーランスに向いていないエンジニア

フリーランスエンジニアを目指すのに向いていない、またはフリーランスとして独立してから後悔する可能性が高い人の特徴を紹介します。「個人事業主になれない人もいる？向いてない人や適性、なる方法を解説」もあわせて参照してください。

スキルが足りていない

実力が不足しているフリーランスエンジニアは案件を獲得できません。自らの技術力を売り物として仕事をするためです。

仮に現時点で十分な技術を身につけていても、最新の案件に対応するためにスキル更新を常にしなければなりません。もし案件を獲得できなければ、実績や経験を積めず、ますます案件獲得が困難になるでしょう。

スキルが不足していると自覚する方は、フリーランスになって後悔する前に技術を磨きましょう。

自己管理能力が低い

セルフマネジメントができない人はフリーランスエンジニアに向いていません。

フリーランスは自分にできる仕事量を把握し、計画的なスケジュールを組む必要があります。上手く自己管理できないと、仕事のない空白期間が生まれ収入にムラができる、オーバーワークで仕事がこなしきれずトラブルになるなどのリスクが生じます。

スケジュールに振り回されると、フリーランスになったことを後悔するでしょう。

営業力がない

クライアントへの営業力がなければ、フリーランスエンジニアとしての活躍は困難です。

フリーランスは自ら営業をして案件を獲得する働き方です。クライアントへの売り込みが苦手だったり、信頼関係を上手く築けなかったりすると、継続的な案件獲得が難しくなります。

対人関係が苦手だと感じるのであれば、フリーランスとしての独立はやめたほうが良いでしょう。

孤独に耐えられない

1人での仕事に苦痛を感じる人は、フリーランスに向かない可能性があります。基本的にフリーランスは1人で仕事をします。会社勤務のように、仕事の合間に同僚と雑談できません。

契約の内容によっては、気軽に人に相談できないことがあります。そのため、他者との会話が好きで孤独に耐えられない方は、フリーランスエンジニアにならないほうが賢明です。

不安からストレスを感じやすい

ストレスを感じやすく体調を崩しやすい人は、フリーランスになった際に後悔しやすいでしょう。

フリーランスエンジニアは先行きが不透明で、不安定な生活を送ることが多くあります。自分で責任を負うことが多く、自分のスキルによって収入が左右されます。

そういった環境にストレスを感じてしまう人や自分に自信が持てないと不安になる人、フリーランスはやめたほうが良いでしょう。

変化より安定を求める

安定した現状の仕事に満足しているなら、無理にフリーランスにならないほうが良い場合もあります。

フリーランスは成功すれば収入が増え、自由な時間も多く確保できるのがメリットです。一方で、不安定な生活になるリスクもあります。安定した給与や生活を重視するなら、フリーランスになるかどうかを考え直しましょう。

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴

会社員とは大きく違うフリーランスに適性のある人の特徴をあげます。これらはフリーランスエンジニアに求められている資質ともいえます。自分が当てはまっているかどうかを確認しましょう。

向上心やチャレンジ精神がある人

常に新しいことにチャレンジし続ける向上心を持つ人は、フリーランスエンジニアに向いています。

顧客の要望に応えるには、スキルアップが必要不可欠です。未収得の言語を勉強したり、最新技術や別分野の習得に挑戦したりすれば、自分の対応できる案件の幅を広げられるでしょう。また、与えられた仕事に妥協せず取り組めば、スキルの向上が見込めます。

自己管理ができて計画性がある人

フリーランスにとって自己管理能力は必要不可欠です。自ら計画性を持ってスキルアップやキャリアアップに取り組む必要があるためです。

また、仕事のスケジュールを適切に管理する必要があります。自己管理が得意、または好きな人はフリーランスのタスクを問題なくこなせるでしょう。

年収アップのために頑張れる人

フリーランスは自らのスキルアップが年収の増加に直結します。会社員であれば、昇給や出世に一定の条件を満たす必要があります。一方で、フリーランスエンジニアにはそういった制限がありません。

成功を勝ち取るためのモチベーションを維持できる人は、自ら努力して成長できるため、フリーランスの適性が高いといえるでしょう。

対人関係を円滑に保てる人

フリーランスはクライアントとの関係を良好に築くためのコミュニケーションスキルが重要です。

案件獲得に向けたアピールや提案をしたり、クライアントの要望を汲み取り満足度の高い仕事をしたりするときは、円滑なやり取りを求められます。信頼関係を構築できれば、継続的な案件獲得にもつながるでしょう。

コミュニケーションが求められる場面で、適切に会話できるスキルを持ち合わせていれば、フリーランスとして有利に働きます。

自主的に働ける人

何事においても自ら行動できる人は、1人で仕事をするフリーランスに向いています。自分で積極的に学び、能動的に成長する習慣は、フリーランスエンジニアにとって大きな強みです。クライアントからの印象も良く、総じて高い成果をあげられるでしょう。

相手の期待や需要に応えられる人

クライアントの期待以上の成果をあげる人材は、どの業種においても重宝されます。そのためには、クライアントからの要望を上手く引き出して把握する対話能力、幅広いスキルや経験によって身につけられた高い対応力が必須です。

このような人材になれば、クライアントとの信頼関係も高まり、持続的に案件を獲得できます。相手の予想した成果を常に上回れるよう、自己研鑽を怠らないようにしましょう。

社会人としての常識がある人

フリーランスエンジニアも社会人としての常識を求められます。フリーランスは個人で会社や顧客とやり取りをしなければなりません。その際マナーや常識のない振る舞いをすれば、クライアントに悪い印象を与えます。

挨拶や敬語の使い方などの基本的な社会常識は勿論、契約の結び方、税金関係など多くの知識を学んでおくと良いでしょう。社会人としての常識や知識に自信がある方なら、フリーランスの仕事を円滑に進められます。

フリーランスエンジニアの適性について詳しく知りたい方は、「フリーランスエンジニアの種類は？会社員との違いやメリットとは」も参考にしてください。

フリーランスエンジニアと年齢の関係性

一昔前まで、フリーランスのエンジニアは35歳で定年といわれていました。このような傾向は減少していますが、現在も年齢制限がある案件はあるようです。フリーランスエンジニアの年齢と仕事との関係を解説します。

フリーランスエンジニアの年齢制限

フリーランスエンジニアに年齢制限はありません。しかし、若い人材を求めるために、年齢制限を設けている案件があります。若い人材は最新の技術への適応力が高く、長期間案件に携われる傾向にあるためです。

体力面や健康面のリスクを重く見られ、採用を見送られる場合もあります。ただし、高齢になっても最新技術に対応できる人材もいる他、ベテランの知識や経験を求められる場合もあり、全く仕事がなくなるとは言い切れません。

フリーランスエンジニアの年齢層

日本でフリーランスとして活躍している人の半数以上は40代を超えています。IT人材の平均年齢は30代後半といわれています。

フリーランスエンジニアで35歳以上の方は決して少なくありません。また、独立時の年齢で特に多いとされるのは30代です。多くの方が会社勤務などでエンジニアとしての経験を積んだ後、フリーランスとして独立すると考えられます。

経験があれば40～50代からでも独立可能

経験を活かせば、40代以降でも独立することは十分可能です。40代以降に独立しフリーランスエンジニアとして活躍する人材は少なくありません。

会社雇用期間に培った実績や人脈、スキルなどの経験は、フリーランスエンジニアとして独立する際に活かせる大きなアドバンテージです。長年の経験値は、クライアント側に高く評価される傾向にあります。

経験を活かし、マネジメントやコンサルティングなどを行うこともできるでしょう。

40代以上のフリーランスエンジニアの年収

フリーランスエンジニアの平均年収は40代がピークです。経済産業省が発表した我が国におけるIT人材の動向によると、IT業界全体の平均年収は20代では413万円。そこから年々増加していき、50代では754万円となっています。

若年層を上回る経験値や最新技術の学習を継続すれば、年収維持は十分可能でしょう。年代別の年収に興味がある方は、「フリーランスの収入はどのように変化している？将来性をチェック！」もご覧ください。

フリーランス転向の成功例

フリーランスに転向した場合の成功例を紹介します。自分のキャリアプランや将来像を描くときの参考にしてください。

年収が大幅に増えた

フリーランスとして成功すれば、会社勤務より年収が大幅に増加します。案件の報酬額をほぼ満額、収入として受け取れるからです。

会社員では高いスキルを持っていても、昇給や出世に直結するとは限りません。高単価案件を安定して獲得できるスキルがあるなら、フリーランスのほうが年収は高額になるでしょう。年収1,000万円を稼ぐのも決して夢ではありません。

年収アップのコツについて知りたい方は、「フリーランスの年収はどれくらい？年収アップのポイントとは」を参考にしてください。

新しいスキルを獲得した

フリーランスとして働くと、獲得した新しいスキルを自由に活かせます。多くの案件に対応するので、知識や技術を向上させる機会に恵まれやすいのが理由です。

また、専門性の高いスキルや最新情報も努力次第で獲得できます。自己学習の時間を設けやすく、スキルを活かして働きやすいのはフリーランスのメリットといえます。

自由な時間が増えた

フリーランスは会社員と異なり、稼働時間や勤務場所、休日などを自由に設定可能です。通勤などの拘束がないため、時間的余裕が生まれるでしょう。

たとえば、週に3日は仕事に当て、残りの4日は自己投資や趣味、家族との時間など、どう過ごすかを自由に選択できます。ライフワークバランスを実現しやすいのは大きなメリットです。

フリーランスエンジニアへの転向を成功させるポイント

フリーランスへの転向を成功させるにはいくつかのポイントがあります。折角のフリーランス転向を悲惨な結果で終わらせないためにも、しっかりと確認しましょう。なお、フリーランスにとって重要な営業を成功させる方法については、「フリーランスの営業のやり方とは？成功させるコツや戦略も紹介」もご覧ください。

フリーランスになる目的や理由を見直す

なぜフリーランスになりたいのか、理由や動機を明確にするのが大切です。フリーランスにはメリットとデメリットが存在します。どれほど事前に準備をしても、失敗してしまう可能性はあるでしょう。

明確な理由なく、勢いのままフリーランスに転向するのはおすすめできません。なぜフリーランスになりたいのか、フリーランスである必要性は何かなど、理由や動機を明確にしたうえで転向を検討しましょう。

将来のビジョンを持つ

フリーランスになった後の目標や理想を具体的に定めるのも重要です。目標の実現に向けて足りていないものを考えられるためです。

また、目標を明確にすると、モチベーションの維持にもつながります。年齢ごとのキャリアプランを計画しておけば、高齢になっても慌てずに働き続けられるでしょう。

市場価値を高めるために常にスキルアップする

安定したフリーランスになるために、自分のスキルは常に磨き続けましょう。繰り返しになりますが、フリーランスにとって自己研鑽は必要不可欠です。最新技術や多くの言語に対応できる人材は、案件の競合相手が少なく有利に働きます。

勉強会やセミナー、海外サイトなどを上手く活用すれば、スキルアップの助けになります。自らの市場価値を高めるためにスキルアップを図りましょう。

人とのつながりを大事にする

クライアントや担当者とは、丁寧なやりとりを心掛けるのが大切です。

フリーランスエンジニアにとって信頼関係の構築や人脈づくりはとても重要です。正しいマナーを学び、円滑なコミュニケーションを心掛けましょう。培った人との関係は新規案件の獲得に役立つほか、業界の情報やスキルの情報を交換できる機会を得られる可能性があります。

もう一度依頼したい依頼先となれるように、仕事やコミュニケーションには真摯に取り組みましょう。

独立前に副業などで実績を積んでおく

フリーランスとして独立する前に、スキルや実績を積み上げてから転向するのも良い選択です。会社勤務でスキルや経験、コミュニケーション能力を磨いた後に独立しても、決して遅くはないでしょう。

スキル不足ではフリーランスとして通用しません。自分のレベルを十分に上げてから、独立をするかどうか判断しましょう。

複数の仕事を受けつつ、仕事量を管理する

仕事量の適切な管理はフリーランスにとって重要です。フリーランスはスケジュール管理と自己体調管理を同時にしなければなりません。スケジュールのコントロールを誤れば、金銭面や心身に負担がかかります。

複数の案件を心身に過度な負担がかからない程度で受け続けましょう。仕事の切れ目を作らないようにスケジュール管理する力は、フリーランスに欠かせないスキルといえます。

顧客としっかりコミュニケーションをとる

顧客との綿密なコミュニケーションは信頼や人脈の形成に関わるほか、仕事の評価を向上させます。クライアントの要望をしっかりと聞き出すと、相手の満足度が高い成果につながります。そのためには、円滑なコミュニケーション能力が問われます。

また、案件の契約や提案などの際には誠実に対応し、万が一ミスがあった際には、早急に連絡し謝罪するのも重要です。顧客としっかりとやりとりをして、双方ともに気持ち良く仕事に臨めるようにしましょう。

税金の知識を身につける

フリーランスにとって、税金の知識を身につけておくのはとても大切です。

フリーランスは基本的に自分で納税の手続きをします。正確な手続きをしつつ、自分が支払う税金の種類や金額、期限、支払い方法を把握しましょう。認識や理解に誤りがあると、納税漏れのトラブルが生じたり資金不足で困ったりする恐れがあります。

節税を正しくすれば、納税額が減り金銭に余裕が生まれます。税理士に相談するのも手ですが、ある程度は自分で把握し知識を身につけるのが良いでしょう。

税金については､｢フリーランスが支払う税金の種類や節税対策について解説！｣の記事でもまとめているので興味のある方はご覧ください｡

仕事が途切れたときに備えて貯金を用意しておく

仕事が不安定になったときのために、貯金を蓄えておきましょう。

フリーランスは、体調不良やトラブルで仕事ができないリスクがあります。その場合、収入が著しく落ち込みます。不測の事態では、解決のために出費が増えるケースも少なくありません。

そのため、毎月一定額は貯金を行う、預金を分けておくなど万が一の際への備えが必須になります。

エージェントを活用する

エージェントを活用すれば、案件の提案を受けられます。フリーランスになって間もないころは、案件獲得に苦労する場合があるでしょう。エージェントを利用すると、案件を簡単に手に入れつつ、実績を着実に積めます。

自分を評価してもらえるエージェントのサポートを受けられれば、フリーランスとしての働き方も安定するでしょう。

まとめ

フリーランスエンジニアは成功すれば会社勤務にないメリットを享受できる一方、失敗すると悲惨な末路につながります。事前に対策して自己研鑽に努めると、失敗のリスクを減らせるでしょう。

フリーランスエンジニアへの転向を考えている人は、ここで紹介した失敗例や失敗しないためのポイントを参考に、成功を目指してください。