最終更新日:2025年08月21日
Androidエンジニアの仕事に興味がある、なってみたいと思っている方もいるでしょう。Androidエンジニアはアプリの開発や運用・保守、テストなどを担う職種です。 本記事では、主な仕事内容や年収、必要なスキル・経験、需要などを紹介します。未経験から目指す方法や年収アップのコツなども解説するので、Androidエンジニアの仕事をしてみたい方はぜひお読みください。
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AndroidはGoogle社が開発・提供するOSで、スマートフォンやタブレットなどタッチスクリーンの端末向けにデザインされています。端末メーカーは自由にカスタマイズでき、Google社の各種サービスと連携した機能を搭載可能です。
日本ではiPhoneが人気ですが、実は世界的にみるとAndroidが高いシェア率を誇っています。Android OSはシンプルで使いやすく、初心者でもプログラミングしやすいのが特徴です。プログラミング言語は主にJavaとKotlinが使われます。
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希望にあう案件を受け取るここでは、Androidエンジニアが担う役割や働き方について解説します。
Androidエンジニアとは、Android OSが搭載されたスマートフォンやタブレットなどの端末で動作するアプリの設計・開発・運用・保守を担う技術者を指します。
AndroidはオープンソースのOSであり、誰でも無償で開発が可能です。開発したアプリはGoogle Playストアを通じて提供できるため、多様なデバイスで安定した動作を行えるアプリを開発する役割を担います。
Androidエンジニアの多くは正社員や契約社員として勤務しますが、業務委託契約を締結するフリーランスとしても働けます。Androidアプリの開発案件数は多く、今後は今以上に働き方が多様化する可能性の高い職種です。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るここでは、Androidエンジニアが担う主な仕事内容を紹介します。
Androidアプリを制作する上で、市場調査は重要な仕事だといえます。競合他社のアプリやアプリ配信プラットフォームのランキング上位を調査するなどです。他社のUIや機能、自社との差別化点を調査し、開発予定のアプリの方針を決めましょう。
また、Android端末の売れ行きを確認するのも重要です。新しい端末や古くてもユーザー数の多い端末があれば、アプリを対応させる必要があります。
コーディングは、Androidエンジニアの業務としては一般的な仕事だといえるでしょう。上流工程から渡される仕様どおりに機能を実装します。
主に使う言語はJavaで、近年はKotlinを用いる機会も増えました。各言語の知識があれば、対応できる業務の幅が広がるでしょう。
コーディングとプログラミングがどう違うかについては、「コーディングとプログラミングの違いとは?学習方法や将来性も解説」を参考にしてください。
Androidエンジニアの主な仕事は、スマホ向けアプリの開発です。
企画や要件定義書の作成からプログラミングまで、一連の流れすべてがアプリ開発の仕事です。新規アプリの開発だけではなく、既存アプリのアップデートも業務に含まれます。
「アプリ開発を副業にするには?始め方や個人が収益化するコツを解説」ではアプリ開発を副業で行う場合の仕事内容を解説しているので、あわせて参考にしてください。
アプリが完成したら、仕様どおりに正しく動作するかテストします。UIや動作を確かめ、不具合やエラーがあれば都度修正する仕事です。
単体テストでモジュールごとに検証し、結合テストでモジュール間の連携を確認します。システムテストでアプリ全体を確認した後バグやエラーが見つかれば、修正して再テストを実施します。
リリースは、完成したアプリを公開する仕事です。動作テストの結果、問題がなければアプリをリリースします。
Androidアプリは、Google Playストアに申請します。基準を満たして審査に通過すれば、Google Playストアからアプリをダウンロード可能です。
アプリはリリース後も運用・保守の仕事を続けなければなりません。そのため、障害を起こさず運用が継続できるよう、定期的な更新や改善が求められます。
エラーや外部からの攻撃など何らかのトラブルが発生した際、迅速に対応してユーザーに不利益が生じないよう運用・保守するのもAndroidエンジニアの役割です。ユーザーからフィードバックを受けて定期的にメンテナンスをすると、満足度アップにつながります。
Androidアプリを動作させるサーバーの保守・運用をするのも、Androidエンジニアの仕事の一つです。場合によっては運用を自動化するケースもあるため、サーバー管理に適した言語も学習すると業務の幅が広がります。
万が一の際は障害にも対応するため、アプリの開発言語やサーバーに関する言語に対する包括的な知識が必要です。
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希望にあう案件を受け取るAndroidエンジニアは、当然ながらAndroid事業を扱う企業に所属するのが一般的です。以下のような企業が主な活躍の場になります。
SI(システムインテグレーター)は、システムの構築や導入、実装などを請け負う企業です。システムを導入したい企業のコンサルティングや分析などを行います。システムの設計・開発・実装、および運用のサポートなどの仕事も担うのが特徴です。
システムを導入したい企業にエンジニアを常駐させ、開発の仕事にあたらせるのがSES(システムエンジニアリングサービス)企業です。SI企業はシステム開発を提供しますが、SESは準委任契約という形でエンジニア人材を参画させる点が異なります。
それぞれの違いについて詳しく知りたい方は、「SESとSIerの違いとは?システム開発の担当工程や契約形態、給与など」をご参照ください。
新しくビジネスを立ち上げたスタートアップ企業、革新的なアイデアや技術を活かしてビジネスを展開するベンチャー企業なども、ITを活用した事業を展開するのが特徴です。新しいアプリを開発するためにAndroidエンジニアを採用するケースがあります。
インターネットサービスを提供する会社や自動車メーカーなど、さまざまな企業がスマホアプリ開発のためにAndroidエンジニアを求めています。多くの場合はアプリ開発を外注しますが、柔軟かつ迅速に対応するために自社開発を希望する企業も増えているようです。
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希望にあう案件を受け取るフリーランスHubで公開されているAndroid案件は、月単価70万~80万円ほどのものが多い傾向です(2025年8月6日時点)。12ヶ月分に換算すると、年収840万~960万円となります。
単価はAndroidエンジニア自身のスキルや経験年数により変動します。スキルアップし、実績を積んで高単価案件を受注すれば、年収1000万円が叶う人もいるしょう。
主な職種や言語ごとの単価相場は、「エンジニアの単価相場とは?計算の仕組みや報酬額アップの方法を解説」を参考にしてください。
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希望にあう案件を受け取るここでは、Androidエンジニアが高年収を目指す方法について解説します。
年収を上げるには、スキルアップして高単価案件を受注するのが大切です。IT業界は日々進化を遂げており、最新のスキルを習得することが求められます。Android OSは定期的にバージョンアップするため、常に最新技術を学ぶよう意識しましょう。
プログラミング以外にも、自分が担当する仕事に関わる知識を学び、時代の流れに応じてスキルアップする意識が重要です。
多様なスキルを備えた人材は、どの業界でも重用されます。IT業界でいえば、使用できる開発言語が多いほど会社にとって魅力的な人材なのは間違いないでしょう。制作物が人に見られる業務のため、万人に求められるデザインスキルを磨くのも重要です。
会社が人材に求める仕事は多々ありますが、幅広く引き受けられるスキルがあれば、年収は自ずと増えてくるでしょう。
プログラミングスキルを高める過程においては、設計や要件定義など上流工程の仕事の知識・経験が必要になるケースがあります。プロジェクトの全体像を把握し、必要な工程を組み上げるスキルが求められるのがポイントです。
プロジェクトはチームで開発することが多いので、スタッフを統括しながらゴールへ導くマネジメントスキルを持つ人材は貴重な戦力になります。全体を見てスタッフを動かす人材は高収入を得られるでしょう。
クライアントは数多くの開発会社の中から仕事の依頼先を検討しているため、窓口となる担当者のコミュニケーション力が受注のカギとなる可能性があります。また、これまでの実績やプロジェクトチームの技術力を売りにするには、メンバーを統括するコミュニケーション力が欠かせません。
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希望にあう案件を受け取るここでは、未経験からAndroidエンジニアを目指す方法を紹介します。
未経験からAndroidエンジニアとして働くために、自分にとって効果のある勉強方法を見つける必要があります。以下は勉強方法の例です。
自分に合った方法で、学習を始めましょう。
Androidエンジニアの仕事には、プログラミングスキルが必須です。
Androidアプリの開発ではJavaかKotlin、いずれかのプログラミング言語を使用します。2017年以降はKotlinが主流なので、これからAndroidエンジニアを目指す人はKotlinを習得するとよいでしょう。どちらも使えるエンジニアは市場価値がさらに高まります。
システム開発には、システム開発ライフサイクル(Systems Development Life Cycle)という方法論があります。複雑になっていくコンピューターシステム開発を構築するときの行程を段階に分け、それらが適切に行われているかを管理する方法です。
工程数などはプロジェクトによって異なり、絶対的な決まりはありません。例を挙げると次のようになります。
要件定義でプロジェクトの全体を決定し、目標を定めます。その後は情報収集、分析作業、設計と続きますが、これらの行程は連結しており、サークルの中で不具合があればその後の仕事にも影響します。
結果的に提供するシステムの品質の価値低下につながるため、担当がそれぞれ協力し合い、細かな問題を解決しながら完成につなげていくのです。
Androidには、マテリアルデザインというシステムがあります。これはGoogle社が提唱したガイドラインで、ユーザーがストレスなくあらゆる端末を操作できるよう、画面や操作に統一感を持たせる技術やその手法、デザインなどをまとめたものです。
ユーザーがスマホを新調したとき、それまで持っていたものと異なる端末を購入しても直観的に操作できるデザインになっているのは、このガイドラインがあるおかげです。Android独自のシステムのため、仕事をする上で覚えておく必要があります。
スキルや知識を身につけたら、実際にアプリを開発してみましょう。
Androidエンジニアとして働くためには、書籍やスクールで学習した知識だけではなく、アプリを作成した経験が重要です。簡単なものであっても、独自にアプリを開発してGoogleplayストアに公開する一連の流れを経験しておくとよいでしょう。
また、アプリを開発してポートフォリオにまとめれば、企業に自分のスキルや実績をアピールする材料にもなります。ポートフォリオの作成のコツについては、「ポートフォリオとは?作る意味やビジネスでの必要性、構成例などを解説」を参考にしてください。
アプリ開発の実績を積んだら、エージェントに登録しましょう。仕事の紹介に加え、Androidエンジニアとしてのキャリアアップに必要なアドバイスも受けられるため、利用をおすすめします。
エージェントの選び方や活用のコツについては、「フリーランスエージェント徹底比較 【2025年最新】」を参考にしてください。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取る未経験からAndroidエンジニアとして働くのは困難な道のりとなるでしょう。Androidエンジニアとして成功するには、コツを意識して仕事をするのが大切です。ここでは、Androidエンジニアとして働くうえでのコツを解説します。
プログラムの動作に問題が生じたときに表示されるエラーは、幅広い要因で発生します。実際の開発現場でもエラーは頻繁に生じるため、失敗を恐れず仕事に取り組むのが大切です。
また、エラーが生じた際に不具合の発見と改善を繰り返せば、障害や課題への対応力や技術力の向上につながります。
Androidエンジニアになるために独学していると、孤独を感じ、モチベーションが下がることもあるでしょう。同じ目標を持つ仲間を見つけて励まし合えば、新たな学びを得る可能性が高まります。
仲間と成果を称賛し合うと、自分の現状確認やモチベーションアップにもつながります。新たな視点からの気づきや知識を得られれば、さらなる成長も可能です。
メンターとは、キャリア形成や学びをサポートしてもらえる経験豊富な指導者のことです。メンターは自身の仕事の経験ややり方を手本として紹介するほか、技術やキャリアなどに関するアドバイスもします。未経験でAndroidエンジニアを目指す際には、ぜひ見つけたい存在です。
メンターを見つけたいときは、人脈を活用しましょう。身近に業界の経験豊富な人がいない場合は、SNSを通じて探す方法もおすすめです。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るAndroidエンジニアとして仕事を探す前に、どの知識やスキルを習得するか知る必要があります。必要な知識やスキルを見ていきましょう。
Androidエンジニアとして仕事をするには、Androidの仕組みを理解する必要があります。AndroidはLinuxベースでミドルウェア、ソフトウェア、ブラウザ、アプリなどを1つのパッケージにして提供するのが特徴です。開発にあたりどのように構成されているかを把握する必要があります。
また、Androidはメーカーの端末ごとに操作が異なります。Android搭載のスマホを操作した経験があれば、ユーザーインターフェースが分かり開発に役立つでしょう。
JavaはAndroid誕生初期から使われており、ほかにもWebアプリやシステム開発、組み込み系システムの開発に採用されています。習得が難しいとされていますが、Androidエンジニアとして広く活躍するには必須のスキルといえるでしょう。
Kotlinはモダンな言語のため分かりやすく、習得も比較的容易で使う人も増えています。これからAndroidエンジニアを目指す初心者は、Kotlinから学び始めるのもおすすめです。
新規開発はKotlin、既存システムの改修などではJavaが使われる傾向にあります。Javaの概要については、「JavaとC言語の違いは?概要や特徴や難易度、活用分野を解説!」を参考にしてください。
アプリやゲームの仕事で使う統合開発環境(IDE)の知識も身につけましょう。
1つはGoogleの開発環境ツールであるAndroid Studioです。コード補完やリファクタリング、検証、デバッグなどプログラムの効率化をサポートしてくれます。もう一つはUnityで、ゲーム開発に多く使用されています。
フレームワークとは、アプリやソフトウェアを効率良く開発するための基盤や骨組みです。フレームワークを活用すれば、1からソースを記述せず、フレームワークをベースに必要な機能を追加するだけで効率良くアプリを作成できます。
セキュリティ強化にもつながるため、Androidアプリ開発の仕事においてフレームワークの知識は重要です。フレームワークに関しては、「フレームワークとライブラリの違いを解説!意味とメリットも併せて紹介」を参考にしてください。
システム開発には、要件定義や基本設計など多くの工程があります。要件定義ではクライアントの要望を明確化し、設計では実装する機能を整理し、テストではバグやエラーを発見・修正するなど、それぞれの工程で求められるスキルが異なります。
Androidエンジニアを目指すにあたって幅広い知識を身につければ、多くの状況に対応できるでしょう。
完成したアプリを質の良い状態でリリースするには、正しく動作するかテストするのが重要です。
初期段階からテストを並行して進めていくテスト駆動開発や、システムの振る舞いを定義してから実装を進める振る舞い駆動開発など、多くのテスト手法があります。効率良くテストの仕事を進めるには、テスト手法の知識も不可欠です。
Androidアプリの開発は、多くのケースにおいてチームで進められます。企画担当やほかのエンジニアなど、多くの人と関わりながら開発を進めます。
そのため、コミュニケーション力もAndroidエンジニアを目指す上で必要なスキルです。チーム全体で一丸となり、同じ目標であるアプリの開発を目指しましょう。
上記の知識を踏まえ、実際にアプリを作ってみましょう。未経験からAndroidエンジニアを目指す場合、プログラミングスキルがなければ採用されにくいのが現実です。
Kotlinならほぼ無料で開発環境を整えられるので、自分でアプリを作って経験を積んでいきましょう。実力をつければ、仕事を探すときもアピール材料になります。実際に自分でプログラムを作り、Google Playに公開している人もいます。
まずは簡単なものでいいので、「1つアプリを作る」と目標を立て、強い意思を持って取り組んでみてください。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るAndroidエンジニアに関連する資格を持っていると、自分のスキルを客観的に証明できます。また、未経験の方がAndroidエンジニアを目指す際のアピールポイントになるでしょう。ここでは、Androidエンジニアとして仕事をする上で、取得しておくと役に立つ資格を紹介します。
Android技術者認定試験は、Androidアプリ開発の仕事に必要な知識やスキルを問う試験です。日本語や英語、中国語など世界160か国に配信されています。
アプリ開発者向けの「アプリケーション技術者認定試験」、プラットフォーム開発者向けの「プラットフォーム技術者認定試験」の2種類があります。それぞれの試験は、「ベーシック」「プロフェッショナル」の2レベル構成です。
出典:一般社団法人IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会「Android技術者認定試験制度」
Associate Android Developer試験は、Google社が提供する認定資格です。アプリ機能やデータ管理、デバッグなどに関する問いが出題されます。JavaとKotlinのどちらも選択可能です。
難易度は初級ですが、試験は英語で出題されます。テストの内容を理解して解答できるだけの英語力も必要です。
出典:Google「Associate Android Developer」
システムアーキテクト試験は、IT系国家資格「情報処理技術者試験」の一つです。システム開発の中でも、上流工程の仕事を担う人向けの内容になっています。
難易度は高く、合格率は毎年15%ほどです。同試験に合格すれば、要件定義やアーキテクチャ設計など高度なスキルの証明になるでしょう。
出典:独立行政法人情報処理推進機構「システムアーキテクト試験」
ETEC(組込み技術者試験制度)は組み込み系技術者向けの試験で、同分野の仕事の専門知識やスキルが問われます。
試験の種類は、入門者向けの「組込みソフトウェア技術者試験クラス2」と中級者向けの「組込みソフトウェア技術者試験クラス1」に分かれています。合否判定はなく、試験結果によってグレードA~Cの等級で評価されるのが特徴です。
出典:一般社団法人組込みシステム技術協会「ETEC(組込み技術者試験制度)」
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希望にあう案件を受け取るAndroidエンジニアの需要は年々高まっており、今後もさらに増え続けると考えられます。ここでは、需要が高まっている理由を見ていきましょう。
Androidアプリ開発の仕事に使われるJavaもKotlinも習得者がまだ少なく、希少な分、需要が高まっていると考えられます。
Javaは習得難易度が高いため、相対的にエンジニア人口が少ないとされます。Kotlinは新しいプログラミング言語なので開発の歴史が浅く、経験者が少ないのが現状です。
世界ではAndroidを搭載したスマホの使用率が高いです。このため、Androidエンジニアへ向けた需要は高く、開発会社にとってはいかに優秀な人材を獲得するかが焦点になっています。
AndroidとiOS双方に対応するアプリの開発の仕事もあるため、今後も高需要の状態が続くでしょう。AndroidだけではなくiOSアプリ開発のスキルもあれば、マルチプラットフォームに対応可能なため、エンジニアとしての市場価値はより高まります。
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希望にあう案件を受け取るここでは、Androidエンジニアのキャリアパスを紹介します。
Androidエンジニアに限らず、多くのエンジニアのスタート地点はシステム開発でコーディングやテスト、運用・保守などの下流工程を担当することです。担当する工程を分担でこなしながら経験を積んでいきます。
数年経験を積んだエンジニアは、設計や要件定義といった上流工程を任されるようになります。上流工程はシステム開発の初期段階で、クライアントとの均衡や資料作成、メンバーの管理などを行う重要なポジションであり、報酬も高くなりやすいです。
システム開発の一連の工程を経験した後、キャリアパスの方向性を決めていきます。Androidエンジニアのキャリアパスには、「スペシャリスト」と「ゼネラリスト」の2つが考えられます。
スペシャリストは特定の技術を追求し、チームをリードする立場になります。現在の職場でチームリーダーとして活躍する、好条件の職場に転職してアプリ開発またはそれ以外のエンジニアをする、独立してフリーランスを目指すといった道が選べるでしょう。
ゼネラリストは、知識や技術を活かし広い視野でプロジェクトをまとめる立場です。プロジェクトマネージャー、プロデューサー、CTO(Chief Technology Officer)などの経営幹部になる人を指します。独立してフリーランスのITコンサルタントなどになる人もいます。
Androidエンジニアを目指しながら、どのような働き方をしたいか、どのくらい報酬を得たいかなど、常にキャリアパスを視野に入れ、目標を持って取り組みましょう。
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希望にあう案件を受け取るスマホ市場は拡大を続けており、多様なサービスが展開される中でAndroidエンジニアの需要は高まっています。
さらに、Androidは世界全体で高いシェア率を誇っています。海外に向けたアプリの開発など、グローバル事業を展開する企業にとって、Androidエンジニアの存在は重要になるでしょう。
Android OSは取り組みやすいとはいえ、常に新しい技術が求められます。Androidエンジニアとして幅広い仕事で活躍するために、好奇心を持って積極的に学んでいきましょう。
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