最終更新日:2025年02月05日
320,000件の中から 希望に合う案件を探せる
この記事のまとめ
パソコンを使った事務作業・データを取り扱う作業をしていると、マクロやVBAという言葉を耳にする機会があるでしょう。話の内容や流れなどからExcelで使われる便利な機能と認識している人も多いかもしれません。VBAを学んでできることや仕事での役立て方、将来性や身につけるための勉強方法などをご紹介します。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るVBAは、MicrosoftのアプリケーションソフトであるExcel・Word・PowerPoint・Outlook・Accessなどの拡張機能を持ち、複雑な処理を自動化できるプログラミング言語です。正式名称をVisual Basic for Applicationsといいます。
ExcelやWordなどのアプリケーションは特徴が違うため、VBAの導入方法も同じではありません。そのため、Excelで使われる場合はExcel VBA、Wordで使われる場合はWord VBAなどと呼ばれます。
基本的にVBAは、ExcelやWordなどの利用時によくある“同じ操作の繰り返し”などの操作をマクロ機能で記録させ、自動化するために使われるのが特徴です。使いこなせれば時短・効率化になるため、メリットは大きいといえるでしょう
VBAを活用できるようになれば時短でき、手作業によるミスも防ぐことができます。数十行・数十列くらいのデータであれば手作業でも問題ないものの、膨大な量の情報を扱う場面ではVBAがないと対処しにくいです。
VBAはExcelさえあれば特別な環境の構築が不要で、すぐに大量の作業を効率化できます。業務スピードが早くなれば余った時間で他の業務をこなせる他、学びの時間に充てられさらなるスキルアップも可能です。
VBAはMicrosoftアプリケーションのみでしか使えません。導入していない企業ではスキルを活かせないでしょう。
また、Microsoftアプリケーションは大きなシェアを誇っているものの、近年はブラウザベースのサービスが充実してきています。ソフトの購入やサブスクリプションサービスの利用が必要となるExcelは使わない企業が今後増えてくる可能性はあるでしょう。
さらに、OSのアップデートをした際のVBA・マクロの不具合もしばしば起こっており、対応できる人がいない場合は業務に大きな影響を与えてしまう可能性もゼロではありません。使い道が限定されているために、その他の言語に比べてサポートが弱い、というのも大きなデメリットだといえるでしょう。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るVBAフリーランスエンジニアは、主にExcelやAccessを使った業務効率化・自動化といった仕事を担います。VBAはMicrosoft Office製品でしか使えないプログラミング言語ですが、できることが幅広く、インターネット上のデータを抽出するデータスクレイピングや、最新技術を取り入れた開発のためのテストなども対象です。
他にもVBAはExcelやWordなどのMicrosoftアプリケーションを利用して、さまざまなシステム開発ができます。OutlookやAccessなど他Microsoftアプリケーションと連携させることによるデータ抽出や、簡単なゲーム制作も可能です。
Excelと他のアプリケーションを連携させれば、Outlookのデータを使ってメールの自動一斉送信ができたり、AccessのデータベースからExcelに抽出したりという操作も簡単になります。
ユーザーフォーム機能を使えばExcelのワークシート上に簡単な入力フォームを作ることが可能です。他の人が操作する場合でも入力フォームに入力すればよいだけなので、間違って大事なデータを消されたり、改変されたりする心配もありません。
システムさえ作れば誰でも時短・効率化が期待できます。これは継続的な業務改善となり、VBAのシステム作りは企業にとって大きな資産になるともいえるでしょう。
VBAエンジニアはVBAだけでなくJavaやPython、PHPなどのプログラミング言語のスキルと知識、さらにはAWSなどのクラウド技術もあわせて求められることが多いようです。
そのためメインの言語としても、プラスアルファで学ぶ言語としても需要は多く、フリーランスのVBAエンジニアとして活動すればさまざまなジャンルの仕事に関わることができるでしょう。
VBAの副業については、「VBAの副業は儲かる?初心者が稼ぐ方法を解説」の記事でもまとめているので興味のある方はご覧ください。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るVBAを活かせる仕事としては、Excelを使う事務職はもちろんデータや顧客情報を取り扱う営業職、在庫管理を担う生産管理職、情報を把握する必要がある経理職などが挙げられます。パソコン作業をする必要のある、すべての人に活用シーンがあるといえるでしょう。
また、プログラマーやシステムエンジニアはコーディング作業以外にも、案件の詳細を記載した資料作成、複雑な計算などを行う際、VBAを活用して時短・効率化する場合があります。
VBAエンジニアのスキルと知識があれば、フリーランスの講師として働くことも可能です。業務自動化やシステム開発のエンジニアとして企業に関わる仕事も満足度は高いですが、誰かに直接関われる講師の仕事も、やりがいと満足度が高い働き方であるといえるでしょう。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るExcelやWordは日本をはじめ世界中の企業で使われていて、現在も事業を運営していくうえで欠かせないものとされています。
そのため数年以内に新しいものに置き換わっていくという可能性は低く、VBAを身につければ企業から業務効率化・自動化のための要員として求められる存在になると考えられるでしょう。
ただし、VBAのみを身につけただけでは活用できる場所はあまり多くありません。とくにフリーランスとして活躍したい場合は、その他の言語や知識を身につけ幅広い対応ができるエンジニアに成長するのがおすすめです。
VBAが使えると、フリーランスとしての将来性も十分に期待できます。
フリーランスを考えている方は、「VBAエンジニアはフリーランスを目指すべし!その理由VBAの将来性も解説」の記事も参考にしてみてください。
Microsoft Office製品があれば始められるVBAは、Excelを導入済みの企業であれば簡単な環境設定をするだけで使えてコストを低く抑えられます。できることが多く、業務効率化や自動化に大きな力を発揮するため便利なシステムを構築したいと考えている企業は多いです。
しかし、VBAのスキルと知識が豊富な人材は少なくなっています。そのためスポット的にシステム開発や業務効率化・自動化を担ってくれるフリーランスのVBAエンジニアが求められるでしょう。
社会全体で情報化が進み、多くの企業がコスト削減や業務効率化へ舵をきっています。それに関連したExcel VBAの需要は多く、常駐・在宅案件ともに求人が多く見られる状況です。
クライアント先に出社する常駐案件では、企業の目的に応じた数種類のプログラミング言語、クラウドなどを使用した大規模なシステム開発案件が多く見られます。
短時間かつ短期で受注可能な在宅案件では、複数のファイルからデータをまとめる作業や、商品や在庫を管理するためのシステム作成案件などが多い傾向にあるようです。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るフリーランスのVBAエンジニアに必要なのは、受注した案件を確実にこなしていけるスキルと知識、安心して依頼してもらうための実務経験です。VBAフリーランスエンジニアになろうと思ったら、まずはVBAを学んで知識を身につけ、実務経験を積みながらスキルを磨くことから始めましょう。
VBAはExcelやAccessなどのMicrosoft Office製品があれば使うことができるので、環境構築のためのコストは低く、Excel内の設定を変更するだけで大丈夫です。
実際に手を動かせる環境を作りつつインターネット情報や教育系動画で学んでいくことが、早くとりかかれてコストを抑えられる学び方だと言えるでしょう。
ただし、分からない部分で挫折してしまったり、間違ったまま覚えてしまったりするリスクもあります。他の言語スキルを持つ人がプラスアルファで学ぶ場合はよいですが、初めてのプログラミング言語としてVBAを学ぶなら注意が必要かもしれません。
別の学び方としてスクールに通うという方法もあります。こちらはオンラインから実際に足を運んで通うものまでいろんな種類があるため、学びたいことをきちんと学べるスクールを選ぶとよいでしょう。
理解しやすいよう順番に教えてもらえるうえ、分からないことは何でも質問できるため、スキルと知識が身につくスピードは独学よりも早いと言えるでしょう。ただしまとまった金額の費用とスクールで学ぶための時間確保が必要です。
VBAの実践的なスキルと知識をすぐに身につけたいなら、初心者・未経験可の企業に勤めながら実践で学ぶ方法もあります。VBAを学ぶために転職するという大きな決断にはなりますが、働いて収入を得ながらVBAの知識とスキルを学べるのは大きなメリットだと言えるでしょう。
ただし特定の企業に入って働きながら学ぶと、勤める会社の業種や取り扱う業務によって身につくスキルに偏りが出る可能性もあります。会社勤めの間はスキルを磨きながら実務経験を積む時期だと割り切って、タイミングを見て転職・もしくはフリーランスへの転向を考えてみるのもよいかもしれません。
最初にExcel自体の開発設定を有効にすることから始める必要があります。最初のセッティングをしない限りは開発環境を表示するためのボタンが出ないので、まずは設定から始めましょう。
人が作ったマクロは便利ですが、メールと同じようにパソコンがウィルスに感染してしまうリスクもゼロではありません。そのため、Excelのデフォルトの状態だとマクロは無効化されています。まずはマクロを有効化する必要があります。
マクロを有効化するにはExcelのファイルを開き、オプションのトラストセンター(セキュリティセンター)を開きましょう。マクロの設定があるので、任意の項目をチェックします。こちらは開発タブを開いた後からは、表示される「マクロのセキュリティ」でも変更可能です。
次は開発タブを表示させます。開発タブは、ファイルや校閲などが並ぶ場所に表示されますが、デフォルトでは表示されていません。ファイルのタブを右クリックしてリボンのユーザー設定を選択。リボンのカスタマイズ一覧の右欄にある「開発」にチェックを入れてOKすると開発のタブが表示されるようになります。
VBE(ビジュアルベーシックエディター)を開いてマクロを作成・編集する他、変数宣言やタブ間隔、マクロを保存するためのファイル形式など、設定しておくべき項目を確認して設定していきましょう。
マクロのコードは「Sub 〇〇 ()」の行と、「End Sub」という行に実行する内容を挟む書き方が基本です。最初のSubの後の〇〇には任意で決めたマクロ名が入り、これをいくつか作ることで「このマクロを選ぶと、この作業をしてくれる」というような使い分けを行います。
まずはVBEを開き、挿入タブから標準モジュールを選び、コードを書くウィンドウを表示させましょう。そしてsubと半角スペース、その後に「初マクロ」など任意のマクロ名を書きます。
エンターを押すとマクロ名の名前の後に自動でカッコが入り、End Subという終わりのコードも記載されるので、真ん中に空いた1行に記載する場所や指示の内容などを入力してください。
VBAでプログラミングを行う場合も記載方法は同じで、挟み込むための実行したい文字列を変更するだけです。
記録したマクロの内容は開発タブの「マクロ」を開くと、任意の名前で登録したものが並んでいるのを見つけられます。コードを見たいマクロ名を選んで「編集」を開くと、そのマクロに指示した行動をするためのコードを見れるので、慣れてきたらそのコードを編集して応用したり自分で一からコードを書いてみましょう。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るVBAの技術を証明するためには、VBAエキスパートの資格が有効です。VBAエキスパートはExcelやAccessのマクロやVBAのスキルを証明できる資格です。
ExcelやAccessにおいて求められるVBAに関して、ベーシックとスタンダードに分かれています。
また、資格取得に向けての勉強方法と時間については、「VBA資格は必要?VBAエキスパートの試験の種類や勉強方法を解説」の記事も参考にしてください。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るフリーランスITエンジニア・クリエイター向けメディア「フリーランスHub」では、2024年8月時点のVBAフリーランスの月額単価相場60~70万円、50~60万円の層が厚くなっています。
単価の高い案件に関して、VBAエンジニアは他言語や知識を合わせて求められることが多く、VBAのみのスキルでは受注が難しい傾向です。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るフリーランスHubのVBAの求人・案件一覧を見ると、VBAスキルを必要とする案件を4,000件ほど見つけることができます。さらにクラウドソーシングサイトでもすぐにとりかかれる案件を常時見つけられるため、案件は豊富だと言えるでしょう。
ただし、VBAフリーランスエンジニアは実務経験を求められる傾向にあり、高単価の大きなプロジェクトであれば、ITエンジニアまたはVBAエンジニアとしての開発経験が3~5年ほどなければ受注は難しいかもしれません。
フリーランスとして安定した収入を目指すなら、まずは会社に勤める形で実務経験を積んでおくとスムーズに転向することができます。
まだまだExcelを使用している企業は多いため、今後もVBAを使った業務の需要は無くならないと見られますが、他の言語や最新技術のスキルや知識もあわせて学び、対応できる範囲を広げていく努力は必要です。
また、「VBA案件を確実に受注するには?副業もOK、VBAのポイントをご紹介」の記事ではVBA案件について詳しく紹介しています。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るVBA案件は豊富ですが、業務内容の幅が広いため絞り込むのが難しく、自分のスキルや働き方に合った案件がなかなか見つけられない、という悩みもあるようです。
そこで今回はおすすめの探し方をご紹介します。
また、「フリーランスとして仕事を得るには?代表的な職種や案件探しの方法を紹介」の記事では案件探しに関する記事について紹介しています。
クラウドソーシングサイトで募集がかかっているVBA案件は、数万円ほどの金額で数日~数週間を目安に作業・納品するというものが多いです。
単発案件でも募集されている内容やジャンルが幅広いので、副業として受注しスキルアップしていくにはちょうど良い規模であると言えるでしょう。
クラウドソーシングサイトを通してVBA案件を受注・納品すると、受注件数や評価といった実績が目に見える形で積み重なっていきます。評価が高く案件の実績が多いほど、依頼のメッセージが届きやすくなるという“スカウト制度”もあるので、副業の入り口としてぜひ活用してみると良いでしょう。
インターネット上で「VBA 求人」などで検索すると、住んでいる場所に近い位置のVBA求人情報を見つけることができます。多くの場合、求人サイトを通して応募しますが、企業と直接やりとりをして業務内容や報酬、作業時間などを決めることも可能です。
求人サイトを利用して探す場合、副業的な案件よりもしっかりと時間をとって働けるフリーランス常駐案件や社員募集が多い傾向にあります。関われる業種は非常に幅広いので、いろいろな案件のなかから検討してみるとよいでしょう。
VBAの副業・フリーランス・転職案件を探すには、自身の経験やスキル、目標に合わせて案件をマッチングしてくれるエージェントを利用するのがおすすめです。
エージェントは、自分の時間を使って案件を探さなくて良く、クライアントとのやりとりのほとんどをエージェントが担ってくれます。
エージェントを利用すれば業務に集中しやすくなるため、手数料などを考えても結果的にメリットは大きいと言えるでしょう。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るVBAフリーランスエンジニアとしてずっと活躍していくためには、やはり高単価案件を安定して獲得し続けることが重要です。そのためにぜひ知っておきたい、高単価案件を受注しやすくする知識・方法をご紹介しましょう。
年収アップついて知りたいという方は、「フリーランスの年収は?中央値や手取り相場、収入アップの方法を紹介!」の記事もおすすめです。
VBA案件はさまざまな業界でニーズがありますが、多く見られるのは金融業界や大手企業の会計に関する業務です。簡単な保守や修正の場合はすぐに対応できることも多いですが、システム開発を担う大きなプロジェクトの場合は金融や会計に関する業界知識も必要になります。
フリーランスであれば、あらかじめ業界の知識を持っているVBAエンジニアが依頼されやすいため、高単価案件を獲得するなら金融や会計の簡単な知識は学んでおくべきでしょう。
VBAフリーランスエンジニアは指示を受けて作業するより“上流工程”と呼ばれる部分から担うことができれば、受注できる案件は高単価になる傾向にあります。
上流工程とは、クライアントが求めるシステムを最適な形で構築・運用するための、企画・ヒアリングからプロジェクトを担う責任者の業務です。
求められるのはクライアントの業務内容を理解したうえでの、より便利で正確なシステム開発で、実現するためにはクライアントの思いや目的を正しく聞き出すコミュニケーション力が欠かせません。
コミュニケーションが足りなければ、業務の途中で修正や方向性の転換を求められることも多くなり、お互いにデメリットが増えます。欲しいものを期待以上の形で提供してくれるフリーランスエンジニアは、よい評価を受けやすくより高い金額を提示してもらえる可能性も高くなるでしょう。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るExcelでの活用がメインとなるVBAは業務の効率化・自動化のみが注目されがちですが、実は複雑な計算式やデータを扱うものであれば、さまざまな場面に応用・連携することができます。
そのような業務はVBAや他の言語に関する深い知識とスキルを必要とするため、案件が高単価で競争率も少ない傾向にあり、稼げるジャンルであると言えるでしょう。
例えば、AIのもととなるニューラルネットワークの情報操作や世界中で利用されているデータ解析ソフトSASとの連携、RPAを使ったExcel業務のワークフロー作成など、人工知能やデータ分析に関連したVBA活用業務などが挙げられます。
これらの高単価案件は需要にニーズが追いついていない状態で、今後もプロフェッショナルなエンジニアが爆発的に増えることはないと見られています。情報や技術の最先端分野であり、単価もやりがいも大きい業務のため、興味があればぜひチャレンジしてみるとよいでしょう。
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取るまだまだ需要の多いVBAは、今から学んでも遅いということはなく、むしろステップアップのためのきっかけになる可能性もあります。ぜひ気軽にチャレンジして毎日のルーティンワークから抜け出し、理想の仕事環境を手に入れましょう!
スキルを活かせる案件が見つかる
希望にあう案件を受け取る 次の案件探しの
情報収集ができる!
掲載数は320,000件!
あなたの適性単価がわかる!
エンジニア単価診断
あなたにピッタリの
フリーランス案件が見つかる
132万件以上のフリーランス案件から一括検索
328,122件※の案件を保有しており、エンジニアやクリエイター向けを中心にたくさんの案件を一括検索可能です。
※ 2月22日(Sat)更新2あなたの経験やスキルに適した案件をメールでお知らせ
マイページに入力して頂いた経験や希望条件に合わせて、ご希望にマッチした案件をメールでお送りするので効率的な案件探しが可能です。