VBAエンジニアはフリーランスを目指すべし!その理由VBAの将来性も解説

フリーランスのITエンジニアとしてずっと活躍していくためには、比較的高単価な案件の継続受注が欠かせません。そんなフリーランスITエンジニア業界のなかで、今注目を集めているのがVBAです。

今回はVBAエンジニアがフリーランスに向いている理由やVBA案件の仕事内容、フリーランスVBAエンジニアが案件を受注する方法やVBAの将来性までをご紹介します。

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VBAエンジニアならフリーランスが今いい理由

VBAはMicrosoft Office製品で使えるプログラミング言語です。

使われる用途は幅広く、Excelでの複雑な繰り返し作業の自動化や、データベースソフトAccessやインターネット上からの情報抽出作業の効率化などさまざまなシーンで活用されています。

VBAエンジニアとしての経験がない一般的な会社員でも、日常的にExcelを使いながら、マクロ機能やVBAを少し取り入れている場合も少なくありません。それほど習得・利用のハードルが低いVBAですが、深い知識とスキルを身につければエンジニアとして高単価の案件を受注することができます。

ではなぜ“フリーランス”を選ぶべきなのでしょうか?ご説明しましょう。

導入にコストがかからず、多くの企業で求められているから

1980年代から日本での普及が始まったMicrosoftの表計算ソフトExcelは、今や個人から中小企業・大企業、そして公的機関まで幅広く活用されています。

Microsoft Office製品があればすぐに始められるVBAは、すでにExcelを導入済みの企業であれば簡単な環境設定をするだけですぐに使えるため、コストを低く抑えることができます。

さらにできることが非常に多く、業務効率化や自動化に大きな力を発揮するため「今使っているExcelをもとに、便利な業務効率化・自動化のシステムを構築したい」と考えている企業は多く見られます。

しかし企業内にVBAのスキルと知識が豊富な人材はほとんどいないのが現状です。そのためスポット的にシステム開発や業務効率化・自動化を担ってくれるフリーランスのVBAエンジニアが今、多く求められているのです。

常駐・在宅ともに案件が豊富

社会全体で情報化が進み、多くの企業がコスト削減や業務効率化へ舵をきっている現在の日本。それに関連したExcel VBAの需要は多く、常駐・在宅案件ともに求人が多く見られる状況にあります。

企業に勤める形となる常駐案件では、企業の目的に応じた数種類のプログラミング言語、そしてクラウドなどを使用した大規模なシステム開発案件が多く見られます。

短時間かつ短期で受注可能な在宅案件では、複数のファイルからデータをまとめる作業や、商品や在庫を管理するためのシステム作成案件などが多い傾向にあるようです。

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VBAフリーランスエンジニアの仕事内容

VBAフリーランスエンジニアがおこなう業務内容は、主にExcelやAccessを使った業務効率化・自動化になります。ただしVBAエンジニアはVBAだけでなく、JavaPython、そしてPHPなどのプログラミング言語のスキルと知識、さらにはAWSなどのクラウド技術もあわせて求められることが多いようです。

VBAはMicrosoft Office製品でしか使えないプログラミング言語ですが、できることが幅広く、インターネット上のデータを抽出するデータスクレイピングや、最新技術を取り入れた開発のためのテストなどにも対応できます。

そのためメインの言語としても、プラスアルファで学ぶ言語としても需要は多く、フリーランスのVBAエンジニアとして活動すればさまざまなジャンルの仕事に関わることができるでしょう。

スキルと知識があれば教える立場の仕事にも

VBAエンジニアのスキルと知識があれば、フリーランスの講師として働くことも可能です。業務自動化やシステム開発のエンジニアとして企業に関わる仕事も満足度は高いですが、誰かの「できた!」に関われる講師の仕事も、やりがいと満足度が高い働き方であると言えるでしょう。

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VBAフリーランスエンジニアになる方法

フリーランスのVBAエンジニアに必要なのは、受注した案件を確実にこなしていけるスキルと知識、そして安心して依頼してもらうための実務経験です。VBAフリーランスエンジニアになろうと思ったら、まずはVBAを学んで知識を身につけ、実務経験を積みながらスキルを磨くことから始めましょう。

学ぶ方法は独学・スクール・企業勤めの3つ

VBAはExcelやAccessなどのMicrosoft Office製品があれば使うことができるので、環境構築のためのコストは低く、Excel内の設定を変更するだけでOKです。

実際に手を動かせる環境を作りつつインターネット情報や教育系動画で学んでいくことが、いちばん早くとりかかれて、コストを抑えられる学び方だと言えるでしょう。

ただしこの方法だと、分からない部分で挫折してしまったり、間違ったまま覚えてしまったりするリスクもあります。他の言語スキルを持つ人がプラスアルファで学ぶ場合はよいですが、初めてのプログラミング言語としてVBAを学ぶなら注意が必要かもしれません。

別の学び方としてスクールに通うという方法もあります。こちらはオンラインから実際に足を運んで通うものまでいろんな種類があるため、学びたいことをきちんと学べるスクールを選ぶとよいでしょう。

理解しやすいよう順番に教えてもらえるうえ、分からないことは何でも質問できるため、スキルと知識が身につくスピードは独学よりもかなり速いと言えるでしょう。ただしまとまった金額の費用とスクールで学ぶための時間確保が必要なので、ライフスタイルに合わせて選びましょう。

VBAの実践的なスキルと知識をすぐに身につけたいなら、初心者・未経験OKの企業に勤めながら実践で学ぶ方法がおすすめです。VBAを学ぶために転職するという大きな決断にはなりますが、働いて収入を得ながらVBAの知識とスキルを学べるのは大きなメリットだと言えるでしょう。

ただし特定の企業に入って働きながら学ぶと、勤める会社の業種や取り扱う業務によって身につくスキルに偏りが出る可能性もあります。会社勤めの間はスキルを磨きながら実務経験を積む時期だと割り切って、タイミングを見て転職・もしくはフリーランスへの転向を考えてみるのもよいかもしれません。

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VBAフリーランスの単価と年収の相場

フリーランスITエンジニアのための転職エージェントレバテックフリーランスでVBAフリーランスの単価と年収の相場を見てみると、平均単価は59万円、平均年収は720万円との試算が出ています。

しかし注意しておきたいのは、VBAエンジニアは他の言語や知識を合わせて求められることが多く、VBAのみのスキルでは受注が難しい可能性もあります。

ただしレバテックフリーランスでは、それぞれの募集ページに「自分のスキルで参画できるか相談してみる」という項目があります。気になる案件があればあきらめずに相談してみると、チャンスが生まれるかもしれません。

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VBA案件の特徴

Microsoft Office製品でしか使えないにも関わらず、案件数は常に豊富なVBA。大きな特徴は以下の2つとなっています。

IT・プログラミング素人でも始めやすい

企業勤めであれば、ITエンジニアではない人でも何らかの形でExcelを利用するシーンは多いのではないでしょうか。実はExcelを使ったことがある人なら、VBAへのハードルはあまり高くはありません。

Excel内にはマクロという“操作を覚えて自動で繰り返してくれる機能”があり、ITに関連のない企業の会社員でも、日常の業務にマクロを取り入れて効率化させている人も多くいます。

そもそもマクロ機能は誰でも簡単に業務効率化・自動化ができる機能であり、VBAはそのマクロ機能を応用したプログラミングのことを指します。そのため順に学んでいけば、ITやプログラミングに関する知識がない人でも比較的理解しやすいと言えます。

特定の操作を覚えさせたマクロのコードを見ると、どのような記述で動いているのかを見ることができます。VBAはその記述を変えて応用したり、新たな記述を追加したりして複雑な操作をマクロに覚えさせていくものなので、複雑な操作も理解しやすいというメリットがあります。

連携できる機能が多い

Microsoft Officeの拡張機能であるVBAは、Excelの他にもWordやAccess、PowerPointなどで利用が可能です。また、プログラミングのためのコードを記述する便利なエディタやWebとの連携など、さまざまなものと組み合わせて活用することができます。

大量のデータ管理に向いているデータベース・Accessからデータを抽出してExcelのシートに表示させるのはもちろん、Web上から必要なデータを探してExcelにまとめたり、Web API連携して、便利で多種多様に作業の自動化ができたりします。

近年ではRPA(Robotic Process Automation・ロボティックプロセスオートメーション)といった便利なシステムの導入も進んでいますが、VBAとRPAでは得意な分野が違うため完全に置き換わっていくことはないと言えるでしょう。

むしろVBAはRPAをサポートする存在として重宝される可能性もあり、今後も活躍が期待できます。

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VBA案件の数と動向

レバテックフリーランスのVBAの求人・案件一覧を見ると、VBAスキルを必要とする案件を200件ほど見つけることができます。さらにクラウドソーシングサイトでもすぐにとりかかれる案件を常時見つけられるため、案件は豊富だと言えるでしょう。

ただし、VBAフリーランスエンジニアは実務経験を求められる傾向にあり、高単価の大きなプロジェクトであれば、ITエンジニア、またはVBAエンジニアとしての開発経験が3~5年ほどなければ受注は難しいかもしれません。

フリーランスとして安定した収入を目指すなら、まずは会社に勤める形で実務経験を積んでおくとスムーズに転向することができます。

まだまだExcelを使用している企業は多いため、今後もVBAを使った業務の需要は無くならないと見られますが、他の言語や最新技術のスキルや知識もあわせて学び、対応できる範囲を広げていく努力は必要です。

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VBAフリーランスエンジニアが稼げるジャンル

Excelでの活用がメインとなるVBAは業務の効率化・自動化のみが注目されがちですが、実は複雑な計算式やデータを扱うものであれば、さまざまな場面に応用・連携することができます。

そのような業務はVBAや他の言語に関する深い知識とスキルを必要とするため、案件が高単価で競争率も少ない傾向にあり、稼げるジャンルであると言えるでしょう。

例えば、AIのもととなるニューラルネットワークの情報操作や、世界中で利用されているデータ解析ソフトSASとの連携、RPAを使ったExcel業務のワークフロー作成など、人工知能やデータ分析に関連したVBA活用業務などが挙げられます。

これらの高単価案件は需要にニーズが追いついていない状態で、今後もプロフェッショナルなエンジニアが爆発的に増えることはないと見られています。情報や技術の最先端分野であり、単価もやりがいも大きい業務のため、興味があればぜひチャレンジしてみるとよいでしょう。

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VBAフリーランスエンジニアが案件を獲得するには

VBAエンジニアに限らずフリーランスは、案件を探すところからクライアントとのやりとり、報酬の交渉まですべてひとりでおこなわなければなりません。そのため実際の業務に充てる時間は短くなりがちで、労働時間の割にあまり稼げないといった悩みもあります。

とくに集中力と根気が必要なVBAエンジニアの場合、現在受注している業務をおこないながら、次の案件を探すための時間と気持ちの余裕は生まれにくいでしょう。そこでおすすめなのがエージェントを利用した案件獲得方法です。

クライアントとのやりとりなど細かい業務はエージェントに任せられるため、エンジニアは作業に集中することができます。

エージェントを利用して案件を探したいという方はこちらのページを参考にしてみてください。

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VBAフリーランスエンジニア必読!高単価案件の獲得法2つ

VBAフリーランスエンジニアとしてずっと活躍していくためには、やはり高単価案件を安定して獲得し続けることが重要です。そのためにぜひ知っておきたい、高単価案件を受注しやすくする知識・方法をご紹介しましょう。

金融や会計の業界知識を身につけておく

VBA案件はさまざまな業界でニーズがありますが、とくに多く見られるのは金融業界や大手企業の会計に関する業務となっています。簡単な保守や修正の場合はすぐに対応できることも多いですが、システム開発を担う大きなプロジェクトの場合は金融や会計に関する業界知識も必要になります。

とくにフリーランスであれば、あらかじめ業界の知識を持っているVBAエンジニアが依頼されやすくなります。そのため高単価案件を獲得するなら、金融や会計の簡単な知識は学んでおくべきでしょう。

コミュニケーションスキルを身につけておく

VBA案件に限らずほぼすべての仕事において、責任の大きい役職ほど報酬は高くなる傾向にあります。VBAフリーランスエンジニアも同じく、指示を受けて作業するより“上流工程”と呼ばれる部分から担うことができれば、受注できる案件は高単価になる傾向にあります。

上流工程とは、クライアントが求めるシステムを最適な形で構築・運用するための、企画・ヒアリングから担う責任者の業務を指します。

求められるのはクライアントの業務内容をしっかりと理解したうえでの、より便利で正確なシステム開発です。それを実現するためには、クライアントの思いや目的を正しく聞き出すコミュニケーション力が欠かせません。

コミュニケーションが足りなければ、業務の途中で修正や方向性の転換を求められることも多くなり、お互いにデメリットが多くなります。欲しいものを期待以上の形で提供してくれるフリーランスエンジニアは、よい評価を受けやすくより高い金額を提示してもらえる可能性も高くなるでしょう。

信用と実績が報酬に直結するのも、VBAフリーランスの魅力であり、大きなメリットだと言えます。

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フリーランスエンジニアだからこそVBAを!プロフェッショナルを目指そう

初心者向けのプログラミング言語だと思われがちなVBAですが、基礎から応用まで使える範囲は幅広く、AIなどの最先端技術と組み合わせて活用する専門性の高い案件もあります。

これからプログラミングを学びたい人も、すでにVBAを使って働いている人も、ぜひ求められるフリーランスVBAエンジニアを目指して知識とスキルを高めていきましょう。

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