Rubyのフリーランスエンジニアは今後も活躍できる?注目されるRubyの魅力と将来性を解説

最終更新日:2023年07月28日

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近年、人気の高いプログラミング言語として、Rubyがしばしば話題に上っています。便利で実用的、気持ちよく記述していける言語であり、ただシンプルなだけとは違う美しさや芸術性も備えていると、支持者からは絶賛の声が寄せられ、ファンや専門エンジニアによるコミュニティも非常に活発となっています。

コーディングする技術者側からだけでなく、開発言語として採用する市場からのニーズも高く、それに比して、十分な経験と実績を持ったRubyエンジニアはまだまだ少ないため、身につければ高収入を得られやすいと、報酬面でも注目されています。全般的なITエンジニアの人材不足が叫ばれる中でも、Rubyエンジニアは非常に貴重な存在なのです。

かつては国内での利用ケースが多かったRubyですが、昨今は海外での採用事例が急速に増え、さらに活躍の場が広がってきています。世界から熱い視線を浴び、支持を伸ばしている注目の人気言語、Rubyに今回は焦点を当て、この言語を駆使するエンジニアの仕事内容や最新の案件単価相場、高収入を獲得するコツ、そして今後の動向予測まで、知っておきたい情報をまとめました。すでにRubyを得意としている方はもちろん、Rubyに少しでも興味関心を抱いているなら、ぜひ参考にしてみてください。

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世界から支持されるRubyとは?

Rubyとは、日本人のまつもとゆきひろ氏(通称Matz氏)によって開発された、オブジェクト指向のスクリプト言語です。数多くあるプログラミング言語の中でも、純国産言語として初めてIEC(国際電気標準会議)で国際規格に認証されたもので、今日、他の言語とは異なったユニークな立ち位置を確立し、国内外で支持される人気の言語となっています。

Ruby登場以前から人気の言語として、Pythonがありましたが、Matz氏はこれに満足することなく、より理想の言語を求めて、1993年にRubyを開発、1995年から一般公開を開始しました。子どものころからプログラミングに触れ、大学でも専門的に技術を学んだMatz氏は、主要言語を使いこなしながらも、そもそもなぜコンピュータ言語は使いにくいのかという疑問を持ち続け、本人がそれぞれに良いところはあると感じていた既存言語、PerlとAda、Eiffel、Smalltalk、Lispの優れた点だけを抽出し、つなぎ合わせれば最強の言語が完成するはずという着想を得るにいたったそうです。

Rubyは、そのコンセプトに「Enjoy for Programming!」を掲げ、あらゆるエンジニアにとって書いていて楽しい、気持ちいい言語となるよう工夫されています。そうした核となるコンセプトから、シンプルかつ柔軟性に富んだスタイルで、実用性が高く、直感的に扱える自然な言語としてデザインされているという特徴があり、初めてプログラミングに触れる初心者から、ベテランエンジニアまで、幅広く愛されるプログラミング言語となっているのです。

オブジェクト指向として、処理の流れを中心とするのではなく、ひとつひとつを名前を持った「モノ(オブジェクト)」として捉え、細かな部品から複雑な機械が組み立てられていくように、全体を構造化することでプログラミングを行うスタイルに対応しています。現在の主流な考え方であるオブジェクト指向ですが、Rubyは「全てはオブジェクト」という開発思想を持ち、とくに純粋なオブジェクト指向言語として知られています。そのプログラムは、全ての部分で、塊としてのつながりが明確に見える、構造化が分かりやすい独自のアーキテクチャを有したものとなっているのです。

またスクリプト言語ですから、ソースコードを機械語に変換・翻訳してから実行するコンパイラ言語と異なり、簡易的なプログラミング言語として、習得しやすいメリットも持っています。この純粋なオブジェクト指向とスクリプト言語であるという基本特徴から、手軽で読みやすいプログラムを書ける言語となり、初心者からも抵抗なく受け止められ、ストレスなく学び、開発を目指せると人気になっています。

先述のように、1995年に一般公開されたRubyですが、Windows95が発売されて一大旋風を巻き起こした時代の先を行き、Windowsだけでなく、LinuxやMacOSなどマルチなOSに対応する言語としても設計されました。そのためRubyは、今後もOSのトレンドや業界趨勢、提供元都合などでの変化を気にすることなく、使い続けられる言語となっているのです。

また、Rubyは公開時点からオープンなフリーソフトウェアとして提供されており、コピーやカスタマイズ変更、再配布も自由に行える仕様となっています。自らで囲い込むのではなく、良いアイデアがあれば反映され、広く使われることこそ最良としたこの志の高さと姿勢も、エンジニアらから支持されるポイントとなり、公開以降、着実にファンユーザーを増やしていきました。こうしてコミュニティによる開発と進化を続け、Rubyは世界で支持される人気言語となったのです。

詳細は後述しますが、「Ruby on Rails」と呼ばれる圧倒的パワーを持ったフレームワークの存在も、Ruby人気を支えている主要な要素です。とくに海外ではこのRuby on Railsが生み出されて以降、続々とRubyによる革新的サービスの開発が行われました。このフレームワークの他、便利なパッケージ管理システムである「Gem」が使えることも、開発現場にRuby採用の大きなメリットをもたらすものとなっています。

このようにグローバルに通用する力を持った国産言語であるRubyは、日本人によって開発されたという背景から、日本語で得られる情報や解説コンテンツ、リファレンス、参考資料・教材が非常に豊富な言語でもあります。従来の海外開発によるプログラミング言語では、情報源が英語ベースばかりということも多かったのですが、Rubyに関しては、その点、日本のユーザーにとってハードルが低い条件が整っています。プログラミング初心者には、この学びやすい環境もRubyの魅力と映るでしょう。

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Rubyの案件特徴と開発におけるメリット・デメリット

Ruby案件の特徴

Rubyは実際の求人・仕事案件でどのように用いられているのでしょうか。案件の特徴を大まかな市場傾向としてご紹介します。かねてから多い案件タイプとしては、Webサービスの開発やサービス提供サイトの構築、Webアプリケーション開発といったものがまず挙げられます。

ブラウザに埋め込まれたWebアプリケーションの場合、HTMLで作られたページの画面表示に、さまざまな条件に合わせて表示内容を変更する仕組みを追加し、動的なページを作り出すといったプログラムが働きます。セール商品ページに現れる残り時刻のカウントダウンコンテンツで、ユーザーのアクセスタイミングに応じ、残り時間を計算して計算結果を返し、表示させるといったものも、ひとつのWebアプリケーションです。

Webサービスと同化して浸透しているものも多く、世界最大の動画共有サービス「YouTube」や、GoogleのWebメールサービスである「Gmail」、SNSの「Twitter」などもWebアプリケーションにあたります。普段意識せずに用いられていることも多く、私たちの周りには非常に多くのWebアプリケーションがありますが、デバイスにインストールして用いるネイティブアプリとは異なり、ネットワーク経由で利用するアプリと定義されます。

Webアプリケーションの場合、核となるプログラムの本体はネットワーク上のサーバー内にあり、オンラインでつながったフロントエンドのブラウザ画面に処理結果が表示されます。Rubyがよく用いられているのはこのWebアプリケーションのサーバーサイド開発で、ユーザーが画面上で操作・入力した内容に基づき、必要な処理を行って結果データを返したり、入力された内容を保存したりする部分になります。

動的なWebページの構築やWebアプリケーション開発といえば、かつてはPHPやJavaScriptが主流となっていましたが、昨今はRubyの採用事例が増えてきています。中でも、システムを自社で開発する技術指向性の高い企業、IT・Web関連企業、スタートアップやベンチャー企業などにRuby案件が多い傾向があります。

ECサイトの立ち上げや、ソーシャルゲーム開発、コミュニティサイトやメッセージングツールなどの開発においても、Rubyの採用例が増えてきており、Webアプリケーションだけでなく、クラウドサービスをはじめとしたスマートフォン向けのアプリケーション開発案件もみられるようになりました。幅広くRubyの案件が増えているといえるでしょう。

これらに加え、特定業界にマッチした現場業務システムの新規開発やインフラ系開発の案件もみられるようになってきているのが最近の特徴です。機械学習向けのライブラリも備えているため、今後もさらにさまざまな分野でのRuby案件が増加してくると見込まれます。

なおRuby案件は、開発における生産性、効率性を重視するものが多く、そのほとんどがRubyのフレームワーク「Ruby on Rails」の使用を前提にしています。これ以外のフレームワークが用いられる案件もありますが、大多数はRuby on Railsという潮流にあり、そこにおける変動の兆しは今もみられていません。

Rubyを使うメリット

Rubyは、他のプログラミング言語に比べても、より少ないコード記述で開発を行うことができる言語です。そのため効率良くスピーディに開発作業を進めることができ、結果として無駄なコストをカットすることができるメリットを持っています。素早くやりたいことやアイデアを形にできる点もメリットでしょう。

シンプルでストレスなく記述できるという点で、エンジニアにとっても使っていて心地よい、ありがたい特徴ですが、採用する側にとっても、タイムリー性が重要なサービスやアプリケーションの開発プロジェクトを迅速に進め、いち早くリリースにこぎつけられること、その高い生産性・効率性により、開発コストを抑制できることという大きな2つのメリットを享受でき、Rubyの採用が対象事業の成功を引き寄せやすくする可能性が考えられるのです。

このリリースまでの迅速性と、コストの最小化というメリットが、スタートアップやベンチャー企業、既存企業の新領域開拓による事業での利用事例、Ruby案件事例の多さにもつながっています。

純粋なオブジェクト指向言語であるため、部分ごとの独立性があり、修正や変更が必要となった際の処理が容易で、すぐに対応できるというメリットもあります。複数の手順をまとめ、流れ重視で開発を行う手続き型言語であれば、そうはいきません。ほんの少しの修正や変更がプログラム全体に影響するケースも少なくなく、調査・テストを経た改善調整、リリース後の保守運用負荷を考えると、オブジェクト指向言語に圧倒的な優位性があり、中でもRubyのような言語の良さが際立ちます。

複雑なプログラムとならず、処理がシンプルで、どこが何に働いているのかが構造的に理解しやすいものとなるRubyのようなオブジェクト指向でのプログラミングは、バグの発生を抑える効果も期待できます。

先にも触れましたが、WindowsやLinux、MacOSとさまざまなOSに対応しており、汎用性が高いことも開発面でのRubyのメリットとなります。とりあえずRubyを採用すれば、Rubyで統一したシステムを作り上げることもできやすく、プロジェクト内で、開発部分によりプログラムの言語や記述スタイルがバラバラで管理・チェックが面倒になるといったことを防げる可能性が高まるメリットがあるでしょう。

コーディング面で自由度が高いという特徴もメリットとしてあり、例えば、多くの言語が必要とする変数の型宣言がRubyでは必要ありません。動的型付言語として、自動的に数字や文字列を変数として認識してくれます。この他の面でも、対比されやすいPythonと比べ、自由さ・柔軟さが強くあり、記述のしやすさやエンジニアのスキルを反映した仕上がりとなりやすい特徴があります。このことがエンジニアにとって開発していて楽しい、やりがいがあると感じるもとになっており、高度なスキルがあれば、それだけ優れたプログラムが生まれる可能性を高めている面にもなっています。

そしてRubyでは、何よりフレームワークの「Ruby on Rails」が使え、簡単なことはより簡単に、同じことの繰り返しはカットし、ある程度複雑な内容のものであっても、シンプルに、素早く効率的な開発が行えるという大きなメリットがあります。Ruby on Railsが果たす開発現場での力は非常に大きく、大規模開発をチームで進める際にも、業務の切り出しが容易で、基本構造をそれぞれがかっちりと固めやすく、非常にスムーズとなる、また完成したサービスはメンテナンスや更新の手間は最小限で、しかも高い品質とパフォーマンスを維持した運用が安定的にできやすくなるなど、多くのメリットをもたらしてくれます。Ruby案件のクライアントは、多くがこのメリットを期待してRuby開発とするため、Ruby on Railsの利用頻度が非常に高いのです。

この他、パッケージ管理の「Gem」も利便性が高いもので、Rubyではこれがあることにより、プログラミングを行う際に使いたい便利機能がパッケージとして、すぐに、まとめて入手できる環境が整っています。このGemのようなシステムが存在することで、経験の浅いRubyエンジニアでもプログラミングハードルが下がり、ベテランエンジニアならば、さらにパワフルな仕組みを短時間で作り上げることができます。これもRubyならではの利点であり、開発にRubyを用いるメリットとなるでしょう。

Rubyを使うデメリット

メリットの多いRubyですが、もちろんデメリットもあります。Rubyは、人間が記述したソースコードを、実行時にコンピュータが読み取れる機械語に1行ずつ適宜変換・翻訳しながら動作していくタイプのインタプリタ言語です。そのため、全コードを一括で機械語に翻訳、CPUで直接実行することができる命令に変換して実行するコンパイラ言語に比較し、実行速度が遅いというデメリットがあります。

この実行速度面のマイナスをカバーする工夫や仕組み、手法もさまざまに生み出されていますから、きちんとそれを考慮して開発すれば、大きな問題を生じさせる結果にはなりにくいのですが、コンパイラ言語であるJavaなどに比べると、そもそもの実行速度が遅いというデメリットは受け入れなければなりません。

また、アプリケーションが実行することから、メモリの使用効率もあまりよくないというデメリットがあります。これらのデメリットがうまくカバーできず、設計したWebサービスやシステムの利用形式・傾向とそぐわなくなった場合、後にプログラムを見直し、修正を施したり、より高速実行が可能なコンパイル言語への置き換えを行わなくてはならなくなったりするケースもあります。

Rubyのユースケースとして適切であるかに留意し、デメリットの作用が懸念される場合には、それを補う仕組みをどう作るか、考えた開発が必要でしょう。

もう1つのデメリットとしては、メリットである自由度の高さ、柔軟性が反面として仇になる場合が挙げられます。常に対比されるPythonが、したいこと1つに対し、表現も1つといったスタイルであるのに対し、Rubyの場合、同じ意味のコード表現を何通りもの方法で記述できるという特徴があります。

ベテランエンジニアにとっては、誰が書いても同じような結果になるPythonには面白みを感じにくく、スキルとセンスが表れた美しいプログラムの仕上がりとできるRubyに魅力を感じやすいのはもっともなのですが、このRubyの持つ自由さと可能性は、さまざまなタイプ、さまざまな技量のエンジニアが、複数人で開発プロジェクトのチームを組み、作業にあたっていく際、同一のコードベースに異なった記述スタイルが混在し、混乱を呼んでしまうというリスクにもつながります。

そのため、配列定義など、あらかじめ基本的な部分に関しては共通ルールを設定し、それに沿うプログラミングで業務を進めるといった事前準備を行っておく必要があります。

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案件からみるRubyのフレームワーク事情

Rubyには、開発作業におけるプログラミングをより効率的に実施し、再利用などを可能にするために、用いる頻度の高い便利な機能群をまとめた「フレームワーク」が豊富に存在します。設計システムの骨組みとなるテンプレートまで提供してくれるもので、非常に利便性が高いため、今日のRubyの開発現場では、フレームワークを駆使するのが当然とみなされています。

記述コードは最小限に抑えながら、大きく、たくさんのことができるようになるRubyのフレームワークについて、案件における利用傾向や特徴とともに、主なものをみていきましょう。

Ruby on Rails

Rubyといえば「Ruby on Rails」のイメージしかないという人もあるほど、圧倒的な支持と利用頻度の高さを持つ、Ruby最強のフレームワークです。2004年に誕生した、David Heinemeier Hansson氏開発のオープンソースWebアプリケーションフレームワークで、非常に機能性が高く、基本的なものは全て揃っているといわれるほど、使い勝手の良いマルチなフルスタック・フレームワークとなっています。

Ruby案件でも、ほとんどがRuby on Railsのスキルを求めており、明記していなくともRubyの開発経験の中に、これを扱える技術と経験を含めて考えているクライアントも少なくありません。Rubyエンジニアならば、覚えておくべき必須のフレームワークといえるでしょう。

Ruby on Railsの大きな特徴は、MVCパターンを採用していることです。Mはデータを扱うModel(モデル)部分、Vはユーザーが見ることのできるViewの部分、Cはユーザーからの要求を処理し、MとVを連携させるController(コントローラー)の部分で、この3つの部分構造による開発パターンを基礎とします。

それぞれの部分を分割してそれぞれに開発を進めることで、ボトルネックの発生を防ぎ、作業の遅延のないスムーズな作業が可能となります。部分によって切り分けられていますから、ある部分の担当者が早く作業を終えれば、遅れている担当者の部分を手伝うこともでき、チームでの作業効率が飛躍的に向上します。一度このMVC構造を身につけ、スタイルを覚えてしまえば、どのようなタイプのプロジェクトでも使い回せ、簡単にリソースを確保して作業を進められるようになるメリットもあります。

また、「DRY(Don’t Repeat Yourself・同じことを繰り返すな)」と「CoC(Convention over Configuration・構成設定より規約優先)」の2つを基本理念としている点も、目立つ特徴です。

DRYで同じソースコードを可能な限り記述しないようにし、効率の良い開発だけでなく、高速性やコードの保守性、バグの低減を実現させています。例えば、あるファイルで関数Aとして記述したものを、別のファイルで関数Bとして重複記述していた場合、Aに修正が必要となるとBも修正しなければなりません。このように、重複があるほど保守性は低下し、複雑なプログラムでは修正の作業漏れによるバグ発生リスクが高まってしまいます。DRYはこれを防ぐ考え方として重要なものなのです。

そしてCoCにより、規約優先のプログラミングが行われれば、設定記述を削減でき、シンプルな自動化が図れるものとなります。例えばInputというModel名にした場合、複数形のinputsという自然言語として関連性が認められるテーブル名を作成すると、それらが自動で連結されるといった規約があり、これに則って記述すれば、シンプルな仕上がりになるといった具合です。

こうした基本特徴は、エンジニアの仕事を大いに助けるものとして機能します。具体的な機能では、「自動テスト」機能が便利なものとして多用される代表格です。通常、Web開発を行っている途中で、正しく動作するか操作性などのテストチェックを行いたい時、本物のブラウザを用いなければならないため、別に試験用のサイトを作成し、実際にアクセスして確認を行う必要があります。しかし、Ruby on Railsの機能を使えば、ブラウザを経由することなく、開発環境のまま自動でチェックを実施することができるのです。そのため、試験用サイトを作成する手間が省け、自動化されたチェックで、正しくスムーズに、素早い開発が行えるようになります。

このような便利機能が、データベースまわりからビューまで幅広く揃い、スピードと品質を両立した開発作業が行えるところにRuby on Railsの優れた点があります。さらにオープンソースで、MITライセンスの全文を記述しさえすれば、カスタマイズや再配布、商用利用も可能となっており、Rubyコミュニティによって活発に更新が行われているものであるため、最新トレンドの中で安心して使えるという良さも持っています。

Hanami

「Hanami」は、Ruby on Railsと同様、MVCモデルを採用したWebアプリケーションフレームワークで、Luca Guidi氏によって開発されました。登場したのは2017年4月、かつては「Lotus」という名称でしたが、IBMのソフトウェアブランドと同じ名前になってしまったため、「Hanami」に改称されています。Ruby開発のデメリットである処理速度の遅さをクリアする軽量さ、レスポンスの速さと、充実した拡張機能が特徴です。

もう1つのデメリットであるメモリ消費についても、最小限に抑えられる仕組みが用意されています。自在にカスタマイズして用いることができ、ライブラリも豊富であるため、フリーランスのRubyエンジニアに重宝されています。

比較的新しいフレームワークになりますが、クリーンな構造とRubyに忠実であることを重視したもので、規模が大きくなるにつれRuby onRailsでの開発が難しくなったシーンや、拡張が増え保守性の高いコードを書くことが困難になってきた場合などにも役立てられています。

Sinatra

「Sinatra」は、2007年に公開されたRubyのオープンソースWebアプリケーションフレームワークです。Blake Mizerany氏が開発したもので、他のフレームワークとは異なり、小規模なアプリケーションに特化している点が最大の特色でしょう。軽量で簡易なプログラミングにおける使用が想定され、ごく気軽にアプリケーション開発が行えるため、Ruby初心者にとって使いやすく、人気があります。

公式にも、最小限の労力で、RubyによるWebアプリケーションを素早く作成できるDSL(Domain Specific Language・ドメイン固有言語)であることを掲げており、メタプログラミングで必要最低限の機能を備えた小規模なWebサイトの構築、アプリケーション開発を行う際に有用です。

Padrino

「Padrino」は、Nathan Esquenazi氏らによって開発されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Sinatraをベースに作成された、軽量なフレームワークですが、Sinatraが採らなかったMVCモデルを採用しており、いわばSinatra以上、Ruby on Rails未満の仕上がりになっています。

SinatraにMVCモデルの他、各種HTMLタグを生成する豊富なヘルパー、メール配信機能、キャッシュ機能、国際化機能、テストの自動生成機能などが追加されており、Sinatraでは不足するものの、コンパクトで素早いフレームワークを使いたいシーンに向いています。

Ramaze

「Ramaze」は、Rubyの知識を持っている人であればすぐに使い始められる、シンプルで分かりやすいオープンソースのWebアプリケーションフレームワークとして開発されたものです。生み出したのはMichael Felinger氏で、2006年に誕生しました。Rubyの文法に忠実で、自由かつ素直なフレームワークと評価されています。

MVCモデルを採用しますが、全体がモジュラーな設計になっており、ユーザーが使うシーンに合わせ、さまざまな部分を取り替えられる点が最大の特徴です。つまり好きなライブラリと組み合わせて使うことを重視して設計されており、基本は簡潔で軽量、それでいて複雑なこともできるという点に魅力があります。また、ヘルパーや標準で搭載されるサンプルコードが豊富である点も、Ramazeのポイントでしょう。

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Rubyエンジニアが活躍している主な業界・分野

Rubyエンジニアの活躍する場は、年々多様性を増し、さまざまな分野へと広がりをみせてきています。以前から安定して多く、現在も主流であるのは、IT業界のWeb開発系ですが、新規事業の開拓に積極的な企業やシステムの重要度が増している業種業態の企業では、非IT、非Web企業でも、Rubyエンジニアを求めるケースが増えています。

また、IT業界ではこれまで少なめであったソフトウェア系の企業からの求人・案件も増加してきました。Webアプリケーションの開発やWebサービス、Webサイトの構築における利用がほとんどであった時代から、Rubyによるモバイルアプリ開発も増えてきたこと、Webアプリでもスマートフォン向けアプリでも、同じ機能を同様の操作性で使えるハイブリッドアプリにニーズが集まり、ソフトウェア系企業が、これらの開発を積極的に担うようになってきたことが背景にあると考えられます。

コストを抑えた迅速な開発を可能にする新しい言語という特徴から、スタートアップやベンチャー企業で用いられることが多く、そうした現場で活動することが多かったRubyですが、昨今はメガベンチャーによる知名度の高いサービス開発でRubyが用いられた実績も増え、信頼性が増したこと、フレームワークやライブラリの充実度も目を見張るものがあることなどから、大企業での採用ケースも非常に多くなりました。PHPやPerl、Python、C、C++といった言語との親和性が高いことも、Rubyエンジニアの活躍の場を広げる要因として、大きく寄与しています。

純国産のプログラミング言語ということもあり、国内におけるRuby人気は比較的早期から高く、今では著名なサービスを提供するベンチャーが多く開発にRubyを採用してきました。とくに有名なところでは、日本最大級の料理レシピ投稿サイト「クックパッド」や、グルメ口コミの「食べログ」、フリーランスなどに仕事を紹介するクラウドソーシングの「クラウドワークス」などが、Rubyエンジニアによって開発されています。

クラウド経理・会計の「freee」もRubyで構築され、非常に知名度も高く、利用者の多いサービスとして成長した事例です。企業としては、さまざまなアプリやコンテンツの開発・運営を展開するGunosyはRubyを中心に用いており、Rubyエンジニアが活躍しているところとして知られています。こうした新たな成長企業が多い一方、古参の大手企業でもRubyは用いられており、JR東日本もRubyでWebサービスを構築しています。

Rubyの生みの親であるMatz氏は、楽天やZOZOTOWNに技術支援を行っていることも明らかにされており、Web系業界でのRubyニーズは、今後も高い状態で推移するでしょう。これら大企業の現場でRubyエンジニアが活躍していることは、これからRubyを究めようとしている人にとっても心強い傾向ですね。

Rubyエンジニアの活躍できる場は、国内企業にとどまりません。Ruby on Railsの登場以降、名の通ったグローバル企業、海外企業もRubyを積極的に利用するようになりました。Twitterがその開発にRubyを用いていることは有名ですが、エンジニアならお世話になることが多い、コード共有・開発のオープンサービス「GitHub」も、一部がRubyに因っています。民泊サービスで日本でも広く知られるようになった「Airbnb」や、多彩な映画・ドラマなどの動画配信を行う「hulu」もRubyを採用しています。

このように具体的な採用企業、ユースケースをみても、国の内外を問わず、また企業規模の大小を問わず、幅広い業種業態の現場でRubyが注目されており、Rubyエンジニアの活躍の場になり得るところとなっていることが分かります。中でも革新的サービスの開発にRubyの採用事例は多く、Rubyエンジニアとして活躍すれば、世界のトレンドを作り出す刺激的な現場を、身近に経験できる可能性も高いでしょう。

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Rubyのフリーランスエンジニア案件・求人の種類について

実際に、Rubyエンジニアとして独立した場合、どんな仕事の案件がどの程度市場に存在しているのでしょうか。最新の動向をみてみましょう。

レバテックフリーランスの「Ruby求人・案件一覧」を参照すると、2021年3月時点で826件の案件が公開されています。この案件数は、JavaやPHP、JavaScriptといった言語に比べると少ないものの、C#や、比較されることの多い人気のPythonなどとは同程度の案件数があり、生産効率の良さなどが定評を集めていることから、年々増加傾向となっています。

Web系企業、中でもサービスの開発スピードとコストパフォーマンスを重視する技術系のベンチャー企業やスタートアップにおける人気は高く、近年になって設立されたスタートアップに限定すると、これまで最も企業利用の多い言語とされてきたPHPとほぼ互角、場合によってはこれを上回る企業がRubyを利用しているともいわれています。

これだけ人気を集めるようになった背景要因としては、やはりパワフルなフレームワーク「Ruby on Rails」の誕生が大きく、その開発生産性は「Javaの10倍」とまで評価されたこともあるほどです。それだけWebアプリケーションやサービス、システムの開発を効率良く進められるならば、この情報化が進む現代に支持が集まるのもうなずけるでしょう。

同じレバテックフリーランスの求人・案件一覧で、Railsに限定しても、381件の案件が公開されています。具体的に指定しておらず、Ruby案件として登録されているケースにも、現場ではRailsを用いる場合が少なくないため、それを加味して考えると、やはりRubyの案件では、Ruby on Railsを用いた開発が非常に多いといえます。

案件のタイプとしては、引き続きWebアプリケーションやWebサービスの新規開発にかかるプロジェクトの案件が多く見受けられます。動画配信や口コミサービス、シェアリングサービス、不動産領域、医療系、人材派遣、広告・マーケティング系、学習・教育系、金融系、美容系、エンタメ・ゲーム系など、サービスが対象とする領域は幅広く、BtoCだけでなくBtoBのコミュニケーションツールサービスや、業務効率化ソリューションなどの開発案件もあります。新規開発だけでなく、すでに存在するサービスの事業成長に伴う機能拡張を目的としたものもみられました。

大手ソーシャルゲーム企業のゲーム開発案件や、クラウドファンディングサービスのシステム構築、ネットスーパーシステムの構築、チャットボット管理システムの開発、暗号資産プラットフォームの構築といった、近年、注目度とニーズの高いジャンルの案件も、Ruby案件として多くあがってきています。

メール管理の共有クラウドや、予約管理台帳システム、物流テックベンチャーの業務効率化システム、会計ワークフロー、業務全般の基盤システム、情報プラットフォームなど、社内システムや基幹システム関連の開発やカスタマイズを依頼する案件も増えてきました。インフラのクラウド化に伴い、ITインフラシステムにかかる案件が出てきている傾向とも関連し、最新の動向として注目されるところです。

一般生活者のモバイル移行が進んだことで、iOSとAndroidのクロスプラットフォームなモバイルアプリ開発は、これまで以上に活発となり、Rubyでも、RubyMotionの登場で開発案件が徐々に出てきています。企業だけでなく、個人でRubyMotionを用い、スマートフォン向けアプリを開発して、ヒットアプリとなった成功事例もあり、モバイルアプリ開発案件も増加が見込まれます。

技術指向性が高く、チャレンジングな事業・企業での採用事例が多いこともあり、AI関連やビッグデータなど、先端技術と結びついた開発の案件が多いことも、Ruby案件の特色となっています。少数精鋭の開発チームで取り組むこうした案件では、技術者として多くの刺激や学びを得られるでしょう。

在宅・リモート案件について

Rubyの案件はアジャイル開発のものが多いことから、在宅やリモートワークに対応しているものが少なく、その場での柔軟な対応が行いやすい常駐型がほとんどを占めるとされてきました。しかし、昨今の社会情勢変化も影響し、リモートOK、または業務開始当初は常駐でも以降はリモート可能など、柔軟な働き方に対応する案件も増えてきています。

先のレバテックフリーランス「Ruby求人・案件一覧」でリモートOKの条件提示を行っているケースは、2021年3月時点で217件となっています。Ruby公開案件の総数は826件でしたから、約26.3%がリモートに対応しており、ある程度限定されるものの、見つけることに苦心するほど少なくはない状況になったといえるでしょう。

先述のように、完全リモートは難しくとも、一部のみ常駐、現場出向型で、ある程度の仕様明確化と信頼関係の醸成ができれば、在宅・リモートを許可する企業も多いため、希望する場合はまず、エージェントに相談するなどしてみることをお勧めします。

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Rubyのフリーランスエンジニア、案件単価相場はどれくらい?

業務環境や開発対象ジャンル、やりがいも重要ですが、フリーランスとして案件を獲得していくにあたり、どれくらいの案件単価が相場となっているのかは、大いに気になるところです。実際の案件単価は、実務経験の年数や実績、保有するスキルなどにより、個々のエンジニアでかなり違いがあります。あくまでも目安となりますが、交渉時の参考にもなりますから、平均的なケースがどのくらいで発注されているのか、最新の相場動向はどうなっているのか、確認しておきましょう。

レバテックフリーランスの「Ruby求人・案件の月額単価相場」で、実際の公開案件について、設定単価の調査分析が行われていますから、こちらを参考にすると、80万円台の案件が圧倒的に多く、826件中363件を占めていました。約44%は月額単価が80万円台となっています。次いで多いのは70万円台ですが、こちらは182件で、3位になる90万円台の135件との差は小さくなっていました。

100万円を超える高額案件も23件あり、80万円超えの案件は合計で521件、全体の約63%でした。月に83.3万円を超える収入があれば、年間収入が1,000万円を超える計算になりますから、Ruby案件の報酬はかなり高い傾向にあり、これら案件を継続的に獲得できるエンジニアであれば、年収1,000万円超えも珍しくないとみられます。もちろん、この額は案件の月額単価からの単純計算で、税金やその他経費を差し引く前の金額ですから、純粋な手取り収入ではありませんが、ITエンジニアの中でも、まとまった金額を得やすい環境にあるといえるでしょう。

この調査における平均単価は80万円で、最高単価は月額125万円でした。最低単価は15万円とかなり低く、最低と最高の幅が大きいことも特徴ですが、月額単価で50万円未満となる案件は、全体の0.5%未満となっており、15万円は例外的に低いケースであったと考えられます。

Ruby案件の月額単価相場水準が高いことは、他の主要プログラミング言語の相場と比較すると、さらによく分かります。同じレバテックフリーランスの「人気の言語単価相場」データを参照してみましょう。案件数が3,274件と多く、古くから使われ続けてきたJavaは60万円台の案件が最も多く、平均単価で69万円となっていました。Rubyに比べ、100万円超えの案件が占める割合も少なく、ボリュームゾーンの帯域も低い傾向にあります。

また、PHPは70万円台が多数を占め、Javaに比べると高めの相場ですが、それでも平均単価は71万円で、Rubyより9万円低くなっています。JavaScriptもPHPと同程度で70万円台が最多、平均単価が72万円、C#は60万円台が最多帯域で、平均単価は67万円でした。

Rubyと対比されるケースが多く、同じく高単価で人気になっているPythonは、Rubyと同じく80万円台が最多で、やはり他の言語に比べると高水準ですが、平均単価は77万円でした。Rubyの平均単価はこれよりもさらに3万円高い値です。十分な知識とスキル、実績があるRubyエンジニアならば、フリーランス案件でかなり高い報酬額を期待できるでしょう。

Ruby案件の単価相場が高水準となっているのは、Rubyの良さが評価され、幅広い業界・クライアントから、Rubyをスペシャリストとして扱えるエンジニアに強い引きがあるのに対し、そのニーズを満たすRubyエンジニアの絶対数が少ないことに由来します。

10代・20代の若年層では、注目度の高まりを受けてRuby学習者も増えてきていますが、まだ一人前のスキルと実務経験を持って活動するRubyエンジニアは決して多くないのです。社内でエンジニアを抱える企業が、Rubyエンジニアの人材育成を進める事例も広がってきているものの、こちらもまだ育成途中の段階であるケースが多く、市場ニーズを吸収するだけの人材が生み出されるにはいたっていません。

そのため、すでにRuby開発の経験が十分にあるエンジニア、幅広い見識とスキルがあり、Rubyも高度に使いこなせるフルスタックでの作業が可能なエンジニアなどは非常に希少性が高く、市場価値の高い人材となっています。

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Ruby案件で未経験からチャレンジできるものはある?

Ruby案件の恵まれた単価相場、市場評価をみれば、今からでもRubyエンジニアを目指したい、エンジニアとして経験はないけれどフリーランスのRubyエンジニアになりたいと考える方もあるでしょう。全くの未経験からRubyエンジニアとして独立して活動し、案件をこなすことはできるのでしょうか。

まず、Rubyを基本的に使いこなすことができる段階にあっても、開発経験、実務経験が全くない状態ですぐに案件を獲得し、仕事をこなすことは非常に難しいと考えられます。フリーランスエンジニアの募集案件では、まず経験を問うものがほとんどです。クライアントは現場の即戦力として活躍してくれる人材を求めているのですから、無理もありません。

他の言語に比べると、Ruby案件はスタートアップやベンチャー企業がクライアントで、フレッシュな企業風土を持つところが多い傾向や、チャレンジングな開発環境で、業務を行いつつ現場に慣れていってもらうところがある程度あっても良いとするクライアントもみられることなどから、まとまった期間の実務経験を問わない案件も、丁寧に探せば見つけることができます。他の言語が2~3年以上の開発経験を求めるところ、Rubyでは半年~1年以上の開発実務経験など、短い経験でも良いという条件を打ち出しているクライアントのケースもあります。

しかし、全く現場経験なくフリーランスとなり、案件をこなすこと、活動を続けることは、やはり極めて困難です。まずはRubyを学び、プログラミングに慣れたら、一度はIT企業などに所属し、現場での経験を積むことを強くお勧めします。こうしたステップを踏めば、未経験からフリーランスのRubyエンジニアになって活躍することは十分に可能です。

Rubyの場合、これまでプログラミングに触れたことがない方でも、この言語を学び、仕事に活かせるような知識を身につけるところまで導いてくれる教材や解説サイト、学習動画コンテンツ、チュートリアルが豊富にあり、独学しやすい環境が整っています。国産の言語で、海外発言語の翻訳とは異なり、自然で正確な日本語のドキュメントや公式資料が充実している点もメリットでしょう。

ただし、Rubyは動的型付言語で、経験のないところから始めた自己流による独学の学びでは、プログラミングのスキルを磨いていく中で重要な基礎となる、「クラス(型)」の理解がおろそかになってしまう傾向もあります。自分だけで順を追って学び、身につけていくことが難しいと感じたら、専門のプログラミングスクールを利用し、体系的に学ぶことも検討してください。

スクールは自分に向いていないという方ならば、まずJavaなど静的型付言語から学習し、型の基礎概念を固めた上で、Rubyを学習していくようにすると、後々苦労することがなく、エンジニアとして活躍しやすいでしょう。

このように自分に合った方法で基礎を学んだら、Rubyを実際に使ってアプリケーションなどを作ってみることを行い、それらをまとめたポートフォリオを準備し、企業に初級エンジニアとして雇ってもらいましょう。自社でコンテンツ開発を積極的に行っているベンチャー企業や、請け負い型の企業に就職できると、より多様な現場経験を積みやすく、スキルを伸ばして独立を目指しやすくなります。

こうして1~2年の実務経験を積めば、フリーランスのRubyエンジニアとして活動することを本格的に視野に入れ、自ら営業活動を進めていくことも十分に可能となるでしょう。

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フリーランスRubyエンジニアの案件の探し方

高単価が期待できるRuby案件で、フリーランスエンジニアとして活躍できる十分なスキルと実績がすでに備わっていても、適した案件を探し、獲得することができなければ、何も始まりません。フリーランスは案件を獲得するところから、自身で行わなければならない点に大きなポイントがあります。

企業や組織に所属していれば、営業担当がとってきた仕事や、その企業が継続的な取引先としている相手からの依頼など、エンジニアはおよそ直接関わることなく、社内に仕事がすでに舞い込んできていて、それらの中から担当を振り分けられてプロジェクトに参加する、指示された業務をこなすといったかたちで継続的にすべき仕事があり、それを疑いなく遂行することができます。

もちろんそこに選択の余地がない点など、デメリットはありますが、少なくとも自分が営業活動を行う必要がなく、自動的にやるべきことが存在するという、ある意味、楽で手間のない状態にあることも事実です。

このありがたさは、独立して初めて気づくことかと思われますが、フリーランスになると、この当たり前が当たり前ではなくなります。自ら積極的に動き、仕事を獲得して計画的に管理して、契約・業務の遂行・フォローと、流れ全てを自己責任下で行わねばならないのです。仕事の量や内容など、自由に選んで調整できるメリットはありますが、案件を探し、獲得する方法を身につけなければ、スキルが高くてもそれを発揮できない、収入がゼロになるというリスクも、極端な話ですが、あり得ることです。

Rubyの案件は慢性的な人材不足で、需要が供給を上回る市場動向となっていますが、案件数がとくに多いJavaなどと比較すると、まだその数は少なく、手法を間違えれば、適切な案件が見つからない、仕事が途絶えがちで収入が不安定になるといったことも考えられます。

ですから、フリーランスRubyエンジニアになることを検討されているなら、まずは案件の探し方やその獲得方法を知り、エンジニアとしてのキャリアプランイメージをしっかり作り上げておくことが大切です。ぜひここで確認しておきましょう。また、すでにフリーランスで活動を始められている方も、この機会に自らのやり方と比較しながら確認すれば、より多くの仕事、より希望に合う仕事を得やすくなるかもしれません。案件獲得の窓口を広げるきっかけになる可能性がありますから、ぜひ参考にしてみてください。

知人からの紹介

フリーランスのRubyエンジニアが仕事を請ける方法として、まず友人や知人、過去の取引先など、自身の人脈・つてを活かして案件を紹介してもらうという方法が考えられます。学生時代からの友人や現場で知り合ったエンジニア仲間、かつての同僚や上司、先にフリーランスとして独立した先輩、会社員時代に担当した取引先企業やそのつながりで知り合った企業・組織など、自身の持つネットワークを最大限に利用しましょう。

まずは、これらの人々に、自分がフリーランスとなり、仕事を求めていることを知ってもらう必要がありますから、時候の挨拶でそのことに触れておいたり、メールや手紙などで連絡をとったり、直接話す機会があれば、その際にお願いしておくなどしてください。

ただし、突然、営業色を色濃く出してしつこくアプローチしたり、情報を勝手に持ち出したり、競合関係上問題があることを知りながら無理に割り込むなど、基本的なビジネスマナーに反する行為は絶対にとってはいけません。人脈を大切に、信頼関係を維持・構築すること、さらにそのネットワークを広げ、紐帯を強いものにしていくことが重要です。

仕事を紹介してもらえたら、話がまとまるまとまらないに関わらず、きちんと感謝の意を伝えましょう。契約にいたり、案件として受託し請け負ったら、当然ですが、自らの持てる力を注ぎ、質の高い仕事で応え、信頼を裏切らないようにすることも重要です。

こうした基本を押さえておけば、知人からの紹介の場合、契約交渉においても、互いが全く知らない仲ではなく、知人や取引先を介して見知った存在であるところからスタートできるため、信頼してやりとりを行いやすく、スムーズにまとまることが多い良さがあります。直接受託する請け負うかたちであるため、マージンをカットして、全額で報酬を得られる点もメリットです。

確かな技術を持つRubyエンジニアは不足しており、そもそも希少性が高い存在ですから、こうした紹介仕事で高く評価され、評判を得られると、二度三度と繰り返し依頼をもらえたり、契約の継続・更新を頼まれたり、安定して仕事を獲得できることにもつながってきやすく、フリーランスにはありがたい収入源になります。

フリーランスになって間もない段階から使える手法であり、さらに人脈を広げ、仕事の依頼を獲得できる場を広げていける端緒ともなるでしょう。日頃からの関係性を大切に、実践したい方法です。

エージェントを利用する

高単価案件を含め、フリーランスのRubyエンジニアが安定した仕事を得ていく方法として、フリーランスエンジニアに特化したエージェントサービスを利用することは、大いにお勧めできるものです。独立したら、何はともあれ、まず登録しておいて損はないでしょう。

ITエンジニアなどに特化したエージェントサービスは複数存在し、それぞれ営業活動を行って、さまざまなクライアントからの仕事案件を保有、紹介するサービスを提供しています。利用するエンジニアは、自ら営業活動を行わずとも、紹介を受けて応募し、案件を獲得できるようになるのです。取り扱われる案件も、個人では手の届きにくい大手企業や大規模プロジェクト、国・自治体関連など、実に豊富で、多様かつ貴重な現場経験を積むことができます。

丁寧なヒアリングが行われ、自分の現状スキルや今後の希望に合った案件を紹介してもらえるため、自身は自分のスキルを磨いたり、担当する業務に専念したりと、面倒な営業活動に煩わされることなく、本業の主活動を優先できます。リモート・在宅希望や、週2、週3案件希望など、細かな要望を伝えることも可能です。

契約・受注した場合、手数料が発生しますが、そうした負担をはるかに上回る利用メリットがありますから、フリーランスエンジニアなら利用はマストといって良いでしょう。独立したばかりの時にはとくに困難に感じることが多い、契約・交渉関連や税金処理手続きなどについても、必要なサポートを受けることができます。

エージェントにより強みとする部分が異なりますから、Ruby案件を豊富に持つところ、高単価案件を確保できているところ、サポート体制など、複数のエージェントを比較し、自分に最適と感じるところを選定してみてください。

エージェントを利用して案件を探したいという方はこちらのページを参考にしてみてください。

クラウドソーシングを利用する

近年、サービスが拡大しているクラウドソーシングを利用する方法もあります。クラウドソーシングでは、インターネット上で企業や個人など、仕事を依頼したい人、アイデアやコンテンツを求めている人が、オンラインでつながる不特定多数の人々に呼びかけ、その業務の発注(アウトソーシング)を行います。

イラストレーターへのロゴ作成依頼や、ライティング、翻訳、文字起こし・データ入力、動画制作といったものから、一般事務、秘書業務、コンサルティングなどの外注など、さまざまなジャンルの案件があり、Webサイト制作やアプリケーション開発、WebデザインといったITエンジニア向けの案件も多数みられます。

サービスにより、求人サイトなどと似たプロジェクトごとの契約による固定報酬または時間単価報酬形態であったり、コンペ形式、タスク形式など、参加と成果納入・報酬発生の仕組みには、さまざまなタイプが存在します。あらかじめ自分の持つスキルを登録し、発注側(クライアント)からのスカウトを待つ仕組みを設けているところもあります。

共通するのは、数分もあれば完了するごく簡単な登録で利用を開始でき、単発のライトな案件を中心に、すぐ仕事を見つけて参加できる環境が整っている点です。傾向としては、社内にリソースがあっても、その作業に社内人材の時間を割くのは非効率的と判断されるような、比較的単純で手間のみがかかる仕事を外注するケースが多く、そうしたクライアントには、コストを最小限に、すぐ目的の成果物を得たいといった利用動機があるため、難易度は低いものの、単価も低い案件が多いでしょう。そのため、主にエージェントから得た仕事の合間や、副業として何か仕事をしたい、作業をして収入の足しにしたいといったシーンに役立つと考えられます。

もちろん、高単価の案件に出会うこともありますが、そうした案件の場合、広くオンラインで募集されているため、競合相手も多く、なかなか獲得にいたらない、あっという間に募集が終了してしまうといったことも少なくありません。

そうした特徴を踏まえた上で、手軽さが魅力の窓口と理解しておくと良いでしょう。

SNSなど各所で自ら営業する

自分のスキルや経験、実績をアピールし、営業活動を展開、クライアントからの問い合わせを受け付けて、仕事を得るという方法です。近年はFacebookやTwitter、Instagramなど、SNSが普及・浸透し、あらゆる生活シーンに溶け込んだ情報インフラとなっています。そのため、こうしたSNSを活用し、情報を発信してビジネスにつなげる取り組みも一般的になりました。

この流れに従い、ITエンジニアも各種SNSアカウントを開設して運用し、仕事の依頼を得る人が増えてきています。スキルの高さ、人材としての市場価値の高さがすぐに見てとれる注目の投稿が行えれば、そうした投稿にアンテナを張っている事業経営者も珍しくなくなっていますから、それをきっかけに直接やりとりして依頼、契約とつながる場合があります。

SNSの他、自身のホームページも開設すると良いでしょう。技術ブログコンテンツも効果的です。それぞれのプラットフォームに合うかたちで複数の窓口を設け、自分の持つスキルを求めるクライアントにとって、リーチしやすい環境を整えるよう工夫することが大切です。

見ず知らずの相手に仕事を頼むことを考えれば、クライアントは具体的な実績を重視するものです。これまでの経験や開発実績について、依頼元などの許可を得て、許諾が得られた範囲内でその内容を具体的に公開し、分かりやすくまとめたポートフォリオを作成しましょう。そして、このポートフォリオに、どの窓口からでもすぐアクセスできるようにリンクを貼るなどしておきます。ポートフォリオは逐次更新し、最新の状態を保つことも大切です。形式は自由ですが、企業のポートフォリオや、すでにネット上で公開されているフリーランスエンジニアのポートフォリオなど、さまざまなものを閲覧し、仕様を参考にすると良いでしょう。

フリーランスのRubyエンジニアとして実績を積み、営業にもある程度力を入れられるようになったら、書籍(電子書籍も含む)の出版やセミナー講演などで、さらに自身の固有スキルをアピールするセルフプロデュース活動を強化し、ブランディングを図るのも一案です。知名度が上がれば、それだけ直接依頼の案件を継続的に獲得しやすくなります。

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Rubyの高単価案件を獲得するために必要なスキルと経験

フリーランスのRubyエンジニアとして、高単価案件を獲得できるのはどのようなタイプの人なのでしょうか。継続的に高単価案件を得て、活躍していくためにはどういったスキルと経験を身につけていけば良いのでしょう。

Rubyを高度に使いこなせるよう、最新の変化にも対応しながら言語的技術を高め、深い知識学習とスキルブラッシュアップの取り組みを続けることの重要性はいうまでもありませんが、さらに求められる人材、市場評価が高く、高単価案件を得られるエンジニアになるためのコツをつかんでください。

上流工程や開発マネジメントの経験

すでに完成した設計図などに従い、機械的に開発作業や機能拡張などを行う場合と、新規プロジェクトの立ち上げから参画し、施策の立案や技術面からのデザイン設計提案、人材のアサインなども担って、現場の開発も行う場合では、どちらの難易度が高いと考えられるでしょうか。また責任についてはどうでしょうか。

当然のことですが、後者の方が幅広い知見と高いスキルが要求され、エンジニアとしての仕事の難易度が高いと考えられ、プロジェクト全体の成否を大きく左右する働きになりますから、責任も重いといえます。信頼して任せられる技術の安定した高さ、提案力、プロジェクト全体とチームをマネジメントする能力、リーダーシップなどが必要であり、このような経験を持つエンジニアは、他でも高い評価を受けるものです。

スタートアップなどでは、少人数かつビジネス経験や管理者としての経験が乏しいメンバーで事業を行っているケースも多いため、斬新なアイデアを形にするためのプロジェクトが始動しても、マネジメント力を発揮する人材が不十分であることがしばしばです。優れた管理者を育てるリソースも時間もない状態ですから、こうした場合は外部にその力を求めることとなるでしょう。

現場の開発を動かすRubyエンジニアが、そうした管理マネジメント能力も発揮し、プロジェクトマネージャー(PM)として活動してくれれば、願ってもない提案で、それが叶うなら案件単価も弾むというものです。まずはこうした案件を狙い、PMとしての経験・実績を作りましょう。そしてその実績をもとに、上流工程から携わる案件、開発マネジメントを担う案件を獲得していけるようになれば、報酬単価水準をワンランクアップさせることができます。

ソースコードレビューの業務も、基本的にプログラミングスキルの高いエンジニアが任されるものであるため、管理経験とともにあると高単価案件獲得に有利となります。

大規模開発を含むさまざまな企業規模での実務経験

Ruby案件でとくに高単価が期待できるのは、成長著しいスタートアップや、まとまった資金調達に成功したメガベンチャーになりつつある企業などの案件です。こうした案件では、ビジネスタイミングを逃さず、より迅速な開発、短い期間で優れたサービスやシステムを構築することが求められます。

そのためには、素早くアイデアを技術的設計に落とし込み、開発・リリースを行ったり、急な仕様変更にも柔軟に対応したりすることができるスタートアップでの開発経験が必要でしょう。また、対象とするユーザーの規模やサービス規模がかなり拡大してきている状況でもあるため、システムのパフォーマンス向上や安定性について、大規模開発にみられるような手法も要求されますから、大手企業での開発経験が活きる面も大いにあります。

このようにさまざまな企業規模、開発規模の実務経験があり、多様な現場を経験していると、それだけ開発手法として使えるスタイルの幅が広がり、対応力がアップするため「できるエンジニア」として市場でも高く評価されるようになります。高単価となるタイプのRuby案件に向き、かつ評価の高いエンジニアになりますから、結果、両面で継続的に高単価案件を獲得しやすい人となるのです。

全体的にはフットワークが軽く、スタートアップや新規事業開発系の案件が多いRubyですが、大企業の大きなプロジェクトにおける採用例も増えてきており、こうした大規模開発現場でのシステム負荷調査やパフォーマンスチューニングの経験があると、評価が高まる可能性があります。大規模開発を含んださまざまな現場経験を積んでいく、実績の多様化を図る意識を持つと良いでしょう。

Webサービス以外のシステム系などを含むさまざまな開発経験

多様な経験という面では、開発プロジェクトや企業の規模だけでなく、その内容についても変化に富んでおり、カバー範囲が広いRubyエンジニアであることが理想的です。

高単価案件の場合、先述のように上流工程や開発の管理・マネジメント能力が要求されることが多くなっています。そうした立場を担う人は、その開発内容に合わせ、プロジェクトの目的を深く理解し、ビジネスや経営の知識も踏まえた上で、要件の定義や基本設計などが行える力が求められます。こうした設計スキルを発揮し、技術的な要件や具体的な企画・仕様の策定を実行するには、過去に経験した多くの現場開発を通じて蓄積されたノウハウや勘も重要になります。

全く新しいシステムを構築する場合、検討すべき項目は非常に多岐にわたり、プロジェクトを成功へと導くには、それらをもれなくカバーしなくてはなりません。これから生み出そうとするシステムやサービスが、毎回同様のものであれば、比較的単純に経験を活かせられますが、通常は担当する案件により、全く異なる内容であると考えられ、同じような開発内容のプロジェクトを担当することになるというのはごく稀です。

そうであればなお、ベースとなる開発の経験は、多種多様で豊富にあることが有利になるでしょう。ですからもともとRuby案件に多い、Webサービス系の開発だけでなく、近年増えてきた業務システム系やモバイルアプリ、ハイブリッドアプリを含むアプリケーション開発などについても、しっかり経験済みであると、さらに幅広く高単価案件を得られるようになります。カバー範囲が広く、知識・知見が豊富、引き出しの多いエンジニアこそ重宝されるのです。

近年であれば、AIや機械学習、IoTなどが該当する、先端技術でホットなジャンルについても積極的に開拓し、実務経験を積んでおくこと、実績ありとすることができると、希少性の高いRubyエンジニアとして今後も高単価案件を獲得し、高収入を得やすくなるでしょう。

変化の激しいIT業界において、中でもチャレンジングな開発案件、技術者として魅力ある刺激的な現場が多いRuby案件だからこそ、業界のトレンドも意識しつつ、さまざまな開発の経験を積み、その多様で豊富な経験を活かして、高度に思考し業務を実践できるようなフリーランスエンジニアを目指してください。

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フリーランスのRubyエンジニアにおける将来性と今後の需要

Rubyは実に洗練されたプログラミング言語で、今日もなお進化を続けています。少ないコードでシンプルに、クリーンで美しい記述を行うことができ、業務の切り出しも容易、高い生産性を発揮させてスピーディな開発とベストな実装、迅速なサービスリリースがコストを抑えて実現できるメリットは、今後も市場で高く評価されていくでしょう。

Rubyが有力な選択肢となるシーンが多く、採用する事例が豊富であれば、それだけRubyエンジニアも引き続き必要とされ、高い需要をもって扱われると予測されます。処理スピードの遅さやメモリ、サーバーリソースの消費が大きい点などにやや問題を抱えているものの、それらのデメリットをカバーする工夫も、多くのフレームワーク・ライブラリにみられてきており、これらを参照したり、適用したりすることで、今後も幅広い分野の開発で活きる言語となるでしょう。

Webサービスやサイトの開発・構築案件が多いものの、モバイルアプリや業務システム系、インフラ系、ソーシャルゲーム系、IoTに機械学習の組み込みなど、対象とできる開発現場範囲が非常に広くなっている昨今のRubyの傾向は、フリーランスRubyエンジニアの将来の明るさを示す強い要因といえます。IT業界はもちろん、家電業界やゲーム業界、さらには、これまでIT化が進んでいなかった意外な産業とも結びつき、あらゆるジャンルの業界・市場で、フリーランスRubyエンジニアの力が即戦力として求められ、求人・案件数が増えていくものと期待されます。

国内はもちろん、シリコンバレーでの支持も強く、Rubyエンジニアの力がグローバルに通用するものである点も将来性の高さを保証する要因として挙げられるでしょう。Rubyは今後も国内外で支持され、さまざまな革新的サービスやシステムを生み出していく、長く使われる言語として、十分な存在感を放ち続けるものと考えられます。

需要が高まる一方、十分な経験と知識を持ったRubyエンジニアの人口は少ないため、需給バランスの関係から、フリーランスRubyエンジニアの案件は、単価が総じて高い状況を維持しています。しかしITエンジニア全体の不足傾向は続くものの、こうしたRubyの良さや、学びやすさが注目され、多くの若年エンジニアが学ぶ言語となってきましたから、彼らが一定以上の経験を積んで一人前のエンジニア人材として育ってくるころには、現在より供給が安定してくることも考えられます。

現在も、少しずつ急がれた人材育成が実を結ぶ傾向が出てきており、Rubyエンジニアは一時期に比べると増加してきたことが確認されます。Rubyエンジニアの裾野が広がることは悪いことではありませんが、そうなるとただこの言語を使いこなせるというだけでは、フリーランスRubyエンジニアの市場価値が相対的に下がってきてしまうでしょう。

ですから今後はさらに、エンジニアとしての仕事の質やプラスアルファのスキル、経験が求められる時代になっていくと考え、いち早く差別化に乗り出しておくことがポイントとなります。例えば、フレームワーク面でも、Ruby on Rails一強という状況ですが、それ以外のフレームワークにも親しんでおくと、よりRubyの理解を深めることができる他、変化するトレンドに即応できる可能性も高まります。

日々勉強を重ね、多種多様な現場経験を積みながら、最新技術を吸収し、トレンドにも敏感であること、幅広い知見と豊富な知識・実績・経験を備えた、一流のRubyエンジニアであり続ける努力が欠かせません。このように地道な研鑽を重ねて実力を蓄えながら、基本的なビジネス知識を持ち備え、クライアント目線に立った思考ができるエンジニア、コミュニケーション能力にも長け、優れた提案や交渉、マネジメント力に営業力をも発揮できるエンジニアであれば、フリーランスRubyエンジニアとして、非常に重宝されるでしょう。容易なことではありませんが、目標を高く持ち、日々努力することが大切です。

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まとめ

いかがでしたか。Rubyという言語、それを扱うエンジニアにスポットを当て、最新の案件事業やフリーランス事情、将来性にいたるまで考察し、解説してきました。およそ概要をつかみ、その魅力や可能性をあらためて理解されたことと思います。

世界的にも高いニーズがあるRubyは、今後も将来性のある言語として生き続けることでしょう。しかしフリーランスRubyエンジニアには、徐々に質が求められる時代にもなってくることが予測されます。しっかりとしたキャリアプランを持ち、差別化を図ることで、その希少性を維持すれば、市場価値の高いエンジニアとして活躍を続けられるでしょう。いち早くそうしたスキルアップ、キャリアアップにも取り組みながら、幅広い経験を積み、持てる力を大いに発揮するRubyエンジニアを目指してください。

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