最終更新日:2025年02月26日
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IT業界で活躍する職種に、「システムエンジニア」と「プログラマー」があります。両者はシステムやソフトウェアの開発に携わる点は共通なので、他業種の人からは混同されることもあるようです。
そこで本記事では、システムエンジニアとプログラマーの違いや仕事内容、必要なスキルについて解説します。IT系の職種への理解を深めたい方は、ぜひお読みください。
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おすすめの案件を受け取るシステムエンジニアは開発においてクライアントの要望をヒアリングし、過不足なく実現できるよう全体の設計・管理を行う仕事です。プログラミングを行う場合もありますが、主に上流工程である仕様設計や工程管理を主に担います。
一方プログラマーは、決まった設計、仕様をプログラム上で実現するためのコーディング作業を担います。システムエンジニアの設計と目的に合致するようコードを組む立場で、下流工程を担当する作業者です。
両者ともプログラミングへの知識、造詣が必要とされる点は共通しています。それに加え、システムエンジニアには構想力とコミュニケーション能力、管理能力が求められます。プログラマーは、指示された仕様を効率的に実現するスキルやプログラミング経験が必要です。
システムエンジニアが担うのは、要件定義から詳細設計までの開発の上流工程です。顧客の業務状況や要望をヒアリングし、予算と工程、人手を調整して開発するシステムの開発範囲を定めます。これは、要件定義と呼ばれる作業です。
方向性が決まれば、顧客のニーズを満たすために必要なシステムの案を作る基本設計と、それを実装可能な技術や仕組みに落とし込む詳細設計を行います。会社次第では他に開発と試験を担当するので、プログラミングやシステムに対する深い理解が必要です。
システム開発後に、安定稼働のため監視やシステム改善を行う保守業務を担当する場合もあります。
システムエンジニアについては、「システムエンジニアの仕事はきつい?文系や未経験でも目指せるかも解説」の記事でもまとめているので興味のある方はご覧ください。
プログラマーは、プログラミング言語を用いてコーディングを行う人を指す言葉です。システム開発における下流工程を担います。エンジニアの設定した設計書に従い、仕様に合わせたコードを生成するのが主な業務です。
これらを組み合わせてシステムが完成するため、システム開発の基礎部分を作っているという考え方もできます。なお、作成したプログラムをテストする単体テスト、複数組み合わせたものの整合性を見る結合テストなどは、基本的にプログラマーの仕事です。
プログラマーについても、「プログラマーの仕事内容は?きついと言われる理由や将来性も解説」の記事で詳しく解説しています。
プログラマーと仕事の内容や責任範囲を混同しやすいのが、ソフトウェアエンジニアです。ソフトウェアエンジニアは、システム開発におけるソフトウェアについて上流工程から下流工程までの全体を担当します。
プログラマーの仕事と共通する部分が多いものの、仕様を忠実に再現しようとするプログラマーに対し、ソフトウェア全体の流れからプログラム同士の接続まで幅広く担当しているのがソフトウェアエンジニアです。
テストエンジニアは、単体テストや結合テストなどを担当するエンジニアです。この結果をもとにレポートを作成し、設計の改善の提案を行うこともテストエンジニアの仕事です。
個々のコードだけでなく、システム全体に関わる改善策を提案できる点でシステムエンジニアと似ている部分があります。しかし、最初から設計に参加するわけではありません。あくまで上流工程で決められた方針に従って提案をするのがシステムエンジニアとの違いです。
システム開発で、エンジニアが複数参加しているような状況下では、プログラムが意図した形で動くかどうかの確認は必須です。改善策の提示においては、ユーザー視点でのチェックが求められています。
また、「テストエンジニアの仕事とは?年収や将来性なども詳しく解説」の記事ではテストエンジニアについて紹介しています。
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おすすめの案件を受け取るシステムエンジニアは、要求分析と要求定義を行うことやシステム全体の設計を行うことが求められる職種です。
顧客視点での評価や客観性が求められるため、プログラミングやITのスキルだけでなくコミュニケーション能力やバランス感覚が期待されます。ここでは、システムエンジニアの仕事内容を見ていきましょう。
要求分析とは、クライアントの業務について環境や要望をヒアリングし、その内容に合わせシステムの仕様を決定する工程です。予算の範囲内で可能な限り要望を実現できるよう調整するバランス感覚が求められます。
そして、予算と開発期間、必要な範囲などを勘案し、開発するシステムに実装する内容を決定します。これが要件定義です。
要求分析と要件定義が定まることで開発すべきシステムの全体像が決定するため、システムエンジニアは開発全体の舵取りをする職種ともいえます。
システムエンジニア要求分析と要件定義で定めた内容に従って、システムの設計が決まります。設計は外部設計と内部設計、または基本設計と詳細設計のように2つの工程に区分されることもあります。
外部設計や基本設計は、クライアントやユーザーに向けた、外からでも見える部分の設計です。一方で、内部設計や詳細設計は、プログラマがコーディングする際の手引書になるような、内部構造に関する設計をする工程を指します。
外部設計と内部設計でプログラムの構成とやるべき仕事の流れが決定し、開発が実働します。
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おすすめの案件を受け取るプログラマーは、プログラミング言語によるコーディングを行って、機能の実装をする職種です。必要な機能が満たされているかや問題なく動作するかを小さな単位でテストしたり、複数のプログラム同士でのテストを行う場合もあります。
仕様書の内容をもとに、プログラムを小さな単位から作成する作業工程です。このとき、システムの種類に応じて使用する言語を使い分けます。企業や依頼元のクライアント次第ではフレームワークを利用することもあるため、プログラム関係の幅広い知識が必要です。
プログラマーは特化したスキルだけでなく、複数の言語を扱えたり、フレームワークに精通していたりするなどの能力があると開発に貢献できます。仕様書に従い、要件定義された内容を着実に実装する作業で、システム開発の中核を担うのがプログラマーです。
システム開発では1つのプログラムが一気にコーディングされることはまずありません。仕様を満たすような小さなプログラムが複数人によってコーディングされ、それらを組み合わせてより大きな単位を作る作業を繰り返します。
プログラマーは、まず小さな単位ごとに正常に動作するか、期待された反応を返すかを確認します。これが単体チェックです。
コード群を組み合わせたものに対しては、結合テストが行われます。複数のプログラマーが関わる場合、結合テストでシステムの挙動を確認することは必須の作業です。
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おすすめの案件を受け取るシステムエンジニアとプログラマーでは、必要なスキルや求められる能力に違いがあります。プログラミングやITの知識は共通する一方、コミュニケーション能力や論理的思考力、洞察力などの資質面では求められる方向性が異なります。
システムエンジニアは、クライアントの要望を聞き取り、仕様を決定しシステム開発の方向性を定め、作業全体の工程を決めます。このため、ITスキル以外にコミュニケーション能力やヒアリング、プレゼンテーション能力が必要です。
予算や時間に合わせて仕様や工程を定め、かつそれらが上手く動くように業務を割り振るようなマネージメント能力も必要です。システム全体を見渡す立場であるため、物事を俯瞰して捉える力も求められます。
プログラマーは、コードを駆使して要求される使用を一つひとつ実装することが仕事です。プログラミング言語の知識だけでなく、論理的な思考力や注意力、洞察力が求められます。
コーディングでは、システム実装でよく用いられるフレームワークの知識も必要です。常に新しい情報をキャッチし、使いこなそうとする学習意欲も不可欠でしょう。
コツコツとコードを組む印象を持たれやすい職種ですが、近年は同時編集による共同作業もあるため、協調性も要求されます。
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おすすめの案件を受け取るフリーランスHubを参照すると、システムエンジニアの平均年収は約792万円もあるのに対し、プログラマーの平均年収は684万円ほどでした。
システムエンジニアは上流工程を担当し、プログラマーに指示を出す立場です。そもそもリーダー的立場の人が担当するため、平均年収が高くなる傾向にあります。
一方、プログラマーには若い層や経験の少ない人もいるので、年収の分布も上下幅があると考えられます。システムエンジニアのような中心的役割でなくても、スキルが高ければ年収も上がるでしょう。
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おすすめの案件を受け取るここでは、将来性を含めてシステムエンジニアとプログラマーのキャリアパスについて紹介します。
システムエンジニアとプログラマーは、ともに将来性が高い点は共通しています。
IT関連企業の多くが人材不足の課題を抱えています。一方でクライアントとなるユーザー企業の動向もDXの導入などで活発化しています。こうした点から、どちらも需要が高い職業で、将来性は高いといえるでしょう。
需要が高い状況は今後も続くと予想されています。
システムエンジニアのキャリアパスには、リーダーシップや管理能力を伸ばす方向性とより高いスキルを追及する方向性があります。
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーを経験すると、コーディングの知識だけでなく全体を俯瞰しマネージメントする能力やコミュニケーション能力が磨かれます。トラブル対応やスタッフ間での調整など、対人スキルが求められる局面も多くなるでしょう。
一方でITアーキテクトのように、高いスキルと経験で中心的役割を果たす方向性のキャリアパスも考えられます。
プログラマーのキャリアパスとして考えられるのは、経験を積んで下流工程から上流工程へ関与していく方向性です。
プログラマーからシステムエンジニアへとシフトする方向性は、システム開発に関わっていく中で自然な流れといえます。開発の現場で経験を積み、大人数でのシステム開発に携わると、徐々にシステムエンジニア的な役割を求められるケースが多くなるでしょう。
プログラミングのスキルや知識を幅広くしていくことで、フルスタックエンジニアとして希少性を追求することもできます。複数の言語や高度なフレームワークを使いこなせれば、工程の幅広い部分で中心的役割を果たし、評価を高められるでしょう。
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おすすめの案件を受け取るシステムエンジニアやプログラマーに資格は必須ではありませんが、取得するとスキルの証明に役立ちます。ここでは、それぞれに向いている資格について紹介します。
システムエンジニアは、コミュニケーション能力やリーダーシップを求められる一方で、技術に精通していなければマネージメント業務は務まりません。
応用技術者試験やネットワークスペシャリスト試験では実務に関係する知識を得られます。
システムアーキテクト試験は情報システムや組込システムの設計など、上流工程に関連する知識を学べる資格です。
ITストラテジスト試験は、ITを軸に企業の課題解決や業務効率化、IT戦略の立案を行うITストラテジストとして必要な知識を学べます。システムエンジニアより上位の職種を目指すきっかけとなるでしょう。
プログラマーは、言語に関する知識やITの知識を増やすことで仕事の幅が広がります。また、より上流工程に関わるにはIT全般の知識も必要です。
マイクロソフト認定資格プログラムやAndroid技術者認定試験は、ただコーディングをする立場からシステム全体を見渡すきっかけとなるでしょう。
特定の言語の知識を得たい場合はJavaプログラミング能力認定試験やOracle認定Javaプログラマ、C言語プログラミング能力認定試験、Ruby技術者認定試験制度などが有効です。
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おすすめの案件を受け取るシステムエンジニアとプログラマーはスキル面はもちろん、質の面でも向き不向きがあります。システムエンジニアとプログラマーでは適性にどのような違いがあるかを知り、自分のキャリアを定めましょう。
システムエンジニアに向いている人は、多くの人と直接コミュニケーションを取りながら仕事をしたい、人付き合いにストレスを感じない人です。
ITスキルも求められるため、探究心を持って仕事と向き合えたり、好奇心旺盛で何事にも興味を持てる人が向いています。ものづくりが好きな人もその情熱をシステムの実現に転換できるでしょう。
人と関わりながら多くの方向性に興味を持って知識を増やし、何かを生み出すことに喜びを感じる人はシステムエンジニアに向いています。
プログラマーには、コツコツと物事を積み上げていく集中力や持続力が必要です。地道な作業が好きな人や目的意識をもって物事を進められる人、もの作りが好きな人がプログラマーに向いているでしょう。
また、スキルや知識に関しては、新しい技術を習得し積極的に実務に活かせる人がプログラマー向きだといえます。実務の中で必要な知識、経験を貪欲に追求できる人はより上位の仕事にも対応できるでしょう。
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おすすめの案件を受け取るシステムエンジニアとプログラマーは、ともにIT企業において重要な役割を期待される職業です。どちらに向いているかは、方向性の違いや資質などにも影響します。
システムエンジニアやプログラマーを目指す方は、こうした違いを把握した上で自分に適した方向でキャリアデザインを行いましょう。
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