JavaScriptに関連する資格は?概要のほか難易度や勉強方法を解説

最終更新日:2025年02月21日

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この記事のまとめ

  • JavaScriptはWeb開発で需要の高いプログラミング言語であり、資格取得はスキルアップとキャリアアップに繋がる
  • JavaScriptに関する資格は、難易度や目的に応じてWebクリエイター能力認定試験、HTML5プロフェッショナル試験などから選択できる
  • JavaScriptは比較的学習しやすい言語であり、資格取得を通して就職、転職、フリーランスなど様々なキャリアパスを描ける

JavaScriptの資格の種類や難易度を知りたい方は多いでしょう。本記事では、JavaScriptに関連する資格を、難易度ごとに紹介します。また、勉強方法やJavaScriptの特徴、需要についてもまとめました。これからJavaScriptを学習したい方はもちろん、スキルアップを図りたい方もぜひご一読ください。

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JavaScriptとは

JavaScriptとは、WebサイトやWebアプリの開発で使用されることが多いプログラミング言語の1つです。JavaScriptを使えば、Webに表示されるページに動きをつけたり、特殊な処理を行ったりすることができます。

JavaScriptは多くの場合、マシンや環境に依存せずに機能するため、その汎用性の高さが特徴だといえるでしょう。日本だけではなく世界でもよく使われており、初心者にも学習しやすい言語ともされています。

JavaScriptの資格が役立つ職種

JavaScriptの資格が役立つ職種には、Webデザイナーやフロントエンドエンジニアがあります。また、最近ではフルスタックエンジニアやサーバーアプリケーション開発者などもJavaScriptの資格を役立てているようです。

JavaScriptの仕事について詳しく知りたい方は「JavaScriptエンジニアの仕事内容は?平均年収や必要スキルも紹介」の記事もおすすめです。

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JavaScriptに関する代表的な資格

JavaScriptのおすすめの資格を、難易度ごとにわけて解説します。

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、初心者に適した試験です。エキスパートとスタンダードの2つの難易度があり、JavaScriptが出題範囲に含まれる試験はエキスパートなので、このレベルの合格を目指しましょう。

合格に必要な学習時間の目安は、エキスパートでも38時間と比較的短めで、JavaScriptを学び始めたばかりの方でも時間をかけずに試験に臨めます。受験資格に制限はないため、自信のある方はいきなりエキスパートに挑むことも可能です。

エキスパート スタンダード
難易度 初心者向け 初心者向け
受験料 7,700円(税込) 6,100円(税込)
試験時間 知識問題:20分
実技問題:テキストエディタ―使用時は110分、Webページ作成ソフト使用時は90分
実技問題:テキストエディタ―使用時は70分、Webページ作成ソフト使用時は60分
問題数 知識問題:20問
実技問題:1テーマ
実技問題:1テーマ
受験資格 なし なし
合格基準 知識問題と実技問題の合計で65%以上 実技問題で65%以上
運営会社 株式会社サーティファイ 左記同様
参考:サーティファイ『Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験の出題範囲

出題範囲を下記でご紹介します。

  • ファイルの種類
  • ファイルの操作
  • テキストやソースの操作
  • ブラウザやドメイン
  • レイアウトやパーツ構成
  • ページの構成
  • 基本構造
  • 外部スタイルシート
  • 汎用コンテナー
  • セマンテックやコンテンツモデル、カテゴリー
  • 見出しや段落、改行
  • 文字参照や実体参照
  • コメント
  • ID名やクラス名
  • リスト
  • ハイパーリンク
  • HTML5の移行
  • 画像
  • テーブル
  • フォーム

この出題範囲は一部です。幅広く出題されるため、コツコツと学習をしていく必要があります。

Webクリエイター能力認定試験については「Webクリエイター能力認定試験とは?難易度や取得するメリットを解説」の記事でも詳しく解説しています。

HTML5プロフェッショナル試験

HTML5プロフェッショナル試験は、中級者向けの試験です。レベル1とレベル2の2段階の難易度が用意されています。JavaScriptに関する問題が出題されるレベルは2ですが、認定条件にレベル1の合格が必要であることから順番に試験を受けなければなりません。学習時間の目安はレベル1が3か月~半年程度、レベル2が半年~1年程度で、ある程度の期間勉強する必要があるでしょう。

レベル1 レベル2
難易度 初心者~中級者向け 中級者向け
受験料 16,500円(税込) 16,500円(税込)
試験時間 90分(アンケートを含む) 90分(アンケートを含む)
問題数 約60問 40~45問
受験資格 なし レベル1の合格
合格基準 非公表 非公表
運営会社 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン 左記同様
参考:エルピーアイジャパン『HTML5プロフェッショナル試験

HTML5プロフェッショナル試験の出題範囲

HTML5プロフェッショナル試験は、JavaScriptの知識だけでなくHTML5の基礎知識も問われます。
レベル1と2の出題範囲と難易度は違い、レベル1はさまざまなデバイスに対応できるWebコンテンツのデザインと制作ができるかが問われるポイントです。
レベル2では、システム同士の連携やさまざまなメディア技術に対応できるWebアプリケーションや動的Webコンテンツを開発・設計できるかを見られます。

CIW JavaScript Specialist

CIW JavaScript Specialistは上級者向けの試験といえるでしょう。試験の案内や問題はすべて英語なので、ある程度の語学力が必要とされます。

資格を取れば海外でも自らの技術力を示す証となるでしょう。JavaScriptを使用してグローバルな活躍をしたい方は、ぜひ取得しておきたい試験です。

難易度 上級者向け
受験料 175ドル(米ドル)
試験時間 90分
問題数 55問
合格基準 70.9% 以上
運営会社 Certification Partner社

参考:Certification Partner「JavaScript Specialist | CIW

出題範囲

CIW JavaScript Specialistの試験は、ドメイン1〜4に分かれ、それぞれ出題範囲と難易度が変わります。
ドメイン1はJavaScriptの基礎知識を。ドメイン2は、JavaScriptの中級技術を見られます。ドメイン3はJavaScriptを使用しHTMLの変更やセキュリティ問題への対処技術を、ドメイン4はJavaScriptのフレームワークやライブラリの搭載やWebAPIの搭載技術という具合です。

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JavaScriptの資格を取得するメリット

JavaScript関連の資格を取得する具体的なメリットについて解説します。

開発現場での需要が高く就職や転職がしやすくなる

JavaScriptは、WebアプリやWebサイトの開発プログラムに広く活用されている言語で、Web開発の現場で需要が高い傾向にあります。
Web関連の開発をしている、または開発する予定がある企業には好印象を与えられるため、資格を保有することで内定につながりやすくなると考えられるでしょう。

即戦力として働け重要な案件に即参画できる

資格を保有していると、JavaScriptの言語が使用できると示せ、一定以上のスキルを求められる案件に参画できるようになります。特に、中上級者向けの資格を保有していると、即戦力の人材として重宝されるでしょう。

自らのスキルアップになる

資格取得に向けて試験の勉強をすることで、JavaScriptに関する正しい知識が身につきます。特に、体系的な知識が学べるのは大きな利点です。

知識を得ることで自らのスキルにも自信がつきます。試験には実技が含まれているものもあるため、勉強を通じて得た知識は実際の現場でも役に立つでしょう。

対応できる仕事の幅が広がる

JavaScriptの使用用途は、主にWebサイトの作成やアプリ開発です。言語を学ぶことで、Web開発やアプリ開発に携われるようになります。仕事の幅が広がり、多様な現場で重宝されやすくなるでしょう。

収入を上げるために役立つ

資格の取得はスキルを対外的に示せる要因のため、現職での評価アップにもつながります。身についたスキルに対してはもちろん、学習意欲に対する姿勢を認められる場合もあるでしょう。
資格手当のある会社をはじめ、収入アップが期待できます。

収入アップを目指したいという方は、「フリーランスの年収は?中央値や手取り相場、収入アップの方法を紹介!」の記事も参考にしてみてください。

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資格取得に向けた勉強方法

ここでは、資格の勉強方法について解説します。

公式サイトの勉強方法を参考にする

JavaScriptの資格の公式サイトには、勉強方法について書かれている場合があります。たとえば、HTML5プロフェッショナル認定試験ではサンプル問題が掲載されており、例題や問題の傾向を通して効率的に勉強することが可能です。

また、ほとんどの公式サイトには試験の出題範囲が記載されています。出題範囲を確認し、どの範囲まで勉強するのか確認しましょう。

専門書籍で勉強する

JavaScriptの資格に関する専門書籍で勉強しましょう。
資格試験の公式サイトには、勉強の使用に推奨する書籍が掲載されていることがあります。

公式で推奨されている書籍であれば、書籍に記載されているものと類似の問題が出題される可能性も。推奨書籍を購入して、効率的に勉強しましょう。

講習・セミナーに参加する

講習やセミナーに参加することで、資格のための勉強ができます。特に、自宅では勉強に集中できない方におすすめです。

試験を運営している会社が、講習やセミナーを開催しているケースも多くみられます。公式のセミナーに参加すれば、本格的な勉強が可能です。

実際に利用した参考資料を無料で配布している公式サイトもあります。資料を元に勉強し、自分だけの力では勉強しきれないと感じたらセミナーに参加するのも手です。

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールに通えば、初心者でもJavaScriptについて学べます。なにから勉強したら良いのか分からない方には特におすすめの方法です。

試験対策よりも範囲の広い勉強になる可能性がありますが、必要な知識を最初から学べます。JavaScript以外にも、現場に必要な知識が学びやすいという利点もあるため、スキルアップを目指す方や、知識を自分のものにしたい方はスクールに通うと良いでしょう。

オンライン学習サービスを利用する

オンライン学習サービスを利用すると、隙間時間を利用して勉強できます。家事や仕事が忙しく、まとまった時間が取れない方におすすめです。
無料でプログラミング学習サービスを提供しているところもあるため、学習時間を取りにくい方は、試してみましょう。

また、「独学でプログラマーになるには?学習方法や収入について解説!」の記事では独学でプログラミングを学習する方法についてまとめているので興味のある方はご覧ください。

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JavaScriptの特徴

この項目では、JavaScriptの特徴について解説します。

Webサイトに動きをつける

JavaScriptは、Webサイト上で動きのある演出が可能です。一般的に、文字情報や装飾がほどこされたWebページは「HTML」や「CSS」などの言語で構成されています。ただし、HTMLやCSSだけでは動きを付けることはできません。

JavaScriptを利用すれば、ページ上にアニメーションをつけられるため、視覚的に見やすい構成にできます。ユーザーに使いやすいように工夫もできるため、より魅力的なページ作成が可能です。

ユーザーの操作に反応する動作が可能

ユーザーの操作に応じて、特殊な処理が行われるページの作成が可能です。マウスクリックやスクロール、ページ遷移などが行われた際にWebページ上に動きを付けることができます。

たとえば、一定以上スクロールすると画像が浮かび上がってくる、マウスを動かすと波紋が広がるなどの処理が可能です。JavaScriptの機能をうまく利用すれば、ユーザーの直感的な操作を手助けできます。

OSなどの環境を選ばずに実行できる

JavaScriptは、WindowsやMacなどのOSを選ばずに実行できます。JavaScriptでプログラミングするとブラウザの種類が異なっても同様に動作するため、別途何かのアプリなどをインストールする必要がありません。

対応可能な業務の幅が広い

JavaScriptは、汎用性が高いため対応可能な業務の幅が広いです。また、JavaScriptは他のプログラミング言語と組み合わせられます。

そのため、サイト開発からWebアプリ、スマホアプリやゲームの開発などで多くの業務で使われています。

ライブラリ・フレームワークが充実している

ライブラリやフレームワークが充実していて開発がしやすいです。ライブラリとフレームワークは、どちらもよく利用する機能がまとまっているもので、コードをいちから書かなくてよくなります。

JavaScriptのフレームワークについては「初心者にもよくわかる!JavaScriptフレームワークの種類や特徴を紹介」の記事も参考にしてください。

世界規模で使用されている

JavaScriptは、日本だけでなく海外でも使用されているプログラミング言語です。そのため、JavaScriptを活用できるようになれば、世界規模で活躍できます。

おすすめの資格で記載したように、海外にもJavaScript関連資格があるので、その資格を取得すれば、海外の人からもスキルを認められるでしょう。

学習しやすい

ほかのプログラミング言語と比較して、JavaScriptは学習しやすい傾向です。
その要因として以下3つのポイントが挙げられます。

  • 環境構築の必要がない
  • 文法が比較的容易
  • 勉強手段が豊富

JavaScriptは、開発する上で環境を構築する必要がありません。文法も比較的優しいため、開発が容易です。
また、世界中で使用される言語なだけあって、セミナーや講習が多く開催されています。インターネット上でもJavaScriptに関する情報が多いため、勉強手段が豊富です。

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JavaScriptの今後の需要

JavaScriptは、今後も需要が高い言語といえます。世界的に、あらゆるアプリに使用されているため、これからも使用されていくと見込まれているからです。

特に、Web開発では、これからも必要な言語であり続けると考えられます。Webエンジニアを目指す方は、JavaScriptの勉強をして資格取得を目指すのも良いでしょう。

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まとめ

JavaScriptはWeb開発を目指す人には習得が必須ともいえる言語です。JavaScriptを勉強して資格をとることで、自らのスキルアップやキャリアアップにつながるでしょう。

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