JavaScriptの案件は豊富?十分に稼げる?必要スキルや案件獲得のコツを知ろう

最終更新日:2023年07月28日

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JavaScriptは、歴史のあるプログラミング言語ですが、Web開発の現場で今なお人気が高く、幅広いシーンで利用されています。世界的にみても最も人気のある言語のひとつであり、プログラミングを真剣に学ぶなら必須、やっぱりJavaScriptはカバーしたいという声も多く聞かれます。

汎用性の高さなど魅力の多いJavaScriptですが、人気の高さゆえに高度に使いこなせる技術を持ったエンジニアの存在も気になるところであり、Web制作に携わる技術者や、JavaScriptエンジニアにとって、案件の市場動向や、今後どうやって高単価を獲得するスキルを磨いていけば良いか、自身のキャリア形成に悩みを持たれている方もあるのではないでしょうか。

一方でWebサービスやアプリケーション、さまざまなITソリューションが生活に浸透した今、その開発と運用を支えるIT人材は不足傾向にあり、今後も人材不足がさらに深刻化することが懸念されています。「利用シーンとニーズの多いJavaScriptを身につけておけば、いろいろと重宝しそう」「副業で収入アップも期待できるのでは?」、そうした見方で興味関心を膨らませている方もあるでしょう。

そこで今回は、JavaScriptについて、今知っておくべきポイントを基礎からご紹介し、最新の仕事案件・求人動向、スキルレベルごとの案件獲得におけるコツ、さらに言語としての将来性まで、幅広く解説していきます。気になることがあるなら、ぜひここでまとめて解決しましょう。

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JavaScriptとは?

まず、JavaScriptとは何なのか、基本的なところを確認しておきます。JavaScriptは、かつてのNetscape Communications(現在のAOL)が提供していたWebブラウザ「Netscape Navigator」によって開発され、元々はこのブラウザ上で動作する、クライアントサイドの操作向けスクリプト言語という位置づけでした。名称も「LIveScript」という名で今とは異なっていましたが、1995年に「JavaScript」と改名して登場、いくつかのブラウザでささやかな表現を支える言語として使われるようになっていきました。

当時は、適用するブラウザごとに独自のカスタマイズが施され、言語としての互換性に問題があったことから、1997年に「ECMAScript」として言語仕様の標準化がなされ、利便性が向上、その後はこれをベースに進化を繰り返してきました。現在では実にパワフルな、さまざまな用途で用いられるプロトタイプベースのオブジェクト指向スクリプト言語として発展を続け、広く用いられるWeb開発のスタンダードになっています。

毎年のようにバージョンアップが繰り返され、進化を続けるJavaScriptは、2005年にそのAjax技術を用いたGoogleマップの誕生で注目を集めて以降、多くのライブラリが開発されるようになり、2009年のNode.js誕生以降は、フレームワークやビルドツールの開発・提供も盛んとなって、エコシステムとしても充実した仕組みが構築されてきました。

こうした充実の環境も一因となり、幅広く指示されるプログラミング言語となっています。

JavaScriptの役割とできること

JavaScriptは、今日のWebページに欠かせないものであり、その役割は主に動的な処理を実現することといえます。例えば、サイトを利用していると、注意喚起や情報を伝えるメッセージとして、その内容を記したポップアップ画面が出ることがありますが、これはJavaScriptによって生み出されたものの代表的事例です。ページを移動することなく、新たな表示を加えて確認をとることができる機能として画期的なものといえます。

またECサイトのタイムセールやキャンペーン開催で目にするカウントダウン表示もJavaScriptの働いている事例です。その都度現在時刻を取得し、そこから計算する機能で、ユーザーに提示する画面に動的なタイマーを個々正しく表示させます。

Webサービスやアプリケーションでは、ログイン操作を行うものが多くありますが、そうした入力画面での自動入力やエラーチェックもJavaScriptの機能で実現されています。検索機能や、そのフォームにおいて入力情報に対応したキーワードの検索候補表示も、JavaScriptが実現している代表的なものです。

このほか、指定した条件で支払いプランがどうなるか、自動で計算を行い、シミュレーション結果として提示する、複数の写真をスライド表示で紹介する、ランキングやバナー広告などを表示するサイドバーを出し入れさせるなど、普段、自然に目にしているデバイス画面上での“動き”は、JavaScriptに因るところが大きく、多くがこれによって制作されています。

ユーザーが触れる画面と、データ処理を行う内部とのやりとりをスムーズにする目的でも使われ、サイトのデザインや使い心地、利便性・快適性といった点をブラッシュアップするほか、豊かな表現性も支えています。

Webページの制作だけでなく、Webアプリケーションやスマートフォン向けアプリの開発、ゲームの開発などにも使われており、実に多様な役割を担っているのがJavaScriptなのです。

JavaScriptの3つの特徴

初心者でも学びやすい

JavaScriptはできることが多く、汎用性の高い言語ですが、簡単に開発できる手軽さをコンセプトに設計された経緯から、数あるプログラミング言語の中でも、理解・習得がしやすい言語として知られています。とくにサイトの制作からプログラミングを学び始めた方なら、最初に触れたのがJavaScriptだったという方も多いでしょう。

RubyやPython、C#などシンプルとされる言語も含め、他の一般的なプログラミング言語の場合、扱い始める前にPC上で動作させるためのコンパイラやVisual Studio、Eclipseなど、それに合う開発環境を整える必要があります。慣れればひとつのプロセスとしてこなせるものですが、初心者の場合、この作業でつまずいてしまうケースも少なくありません。

しかしJavaScriptの場合、普段用いているGoogle ChromeやInternet Explorer、Microsoft Edge、SafariといったWebブラウザとテキストエディタ(メモ帳)さえあれば良く、特別な開発環境の設定を行うことなく学習を始め、実際に動かしていくことができます。また、学習者の多さも反映して、理解を助ける教材や学習コンテンツ、オンライン講座、スクールなども豊富にあり、これらを手軽に利用できる点でも学びやすい言語になっています。

さまざまなエンジニア、Web関連職種の人が学んでいる言語であり、広く使われているため、分からない点にぶつかった時も、質問や検索で問題を解決しやすいでしょう。このように手軽に始められ、学びやすい環境が整っている言語ながら、Webサイトに動きをつけられる特徴を持ち、実地へ活かしやすいほか、できた喜びを感じやすいといった良さがあり、Webデザイナーらが学んで記述するケースも多くなっています。

汎用性が高く活躍シーンが多い

誕生初期のJavaScriptは互換性の低いものでしたが、ECMAScriptの策定により言語の標準化がなされたことをきっかけとして進化を続け、現在では実に幅広いシーンで利用できるものとなっています。さまざまなデバイスから用いるWebブラウザ上で動作し、クライアント側で動けるため、ユーザーの操作に対しての反応も素早く、HTML単独では対応できない、キー入力を始めとする操作への応答を可能にできます。

動的なコンテンツの提供、デザインの実現はもちろん、ページの再読み込みなしで新たなコンテンツを表示したり、サーバーへの投稿を行ったり、アクセス解析やページ表示の個別最適化を目的としたユーザー閲覧情報の収集にも利用でき、現在のWebページにおけるさまざまな基本機能を実現させているのです。

またWebサイトの構築だけでなく、Webアプリケーションやデスクトップアプリケーション、スマートフォン向けアプリケーションの開発も行うことができます。アニメーションやゲームコンテンツを生み出すこともでき、さらにはNode.jsという実行環境の誕生から、サーバー側の開発も可能となっています。

このように、ユーザーが直接触れる部分のフロントエンド開発が主流ですが、サーバーサイドの開発もできるようになり、JavaScriptひとつ覚えれば、両方の開発が可能という珍しい特徴も備える言語になっています。こうした汎用性の高さ、利活用できるシーンが非常に多い点は、JavaScriptの人気を支える重要な特徴のひとつです。

オブジェクト指向の言語である

JavaScriptは、プロトタイプベースのオブジェクト指向言語です。プログラミングを行っていく上で、重要な概念となるオブジェクト指向ですが、これにより複雑なプログラミングも整理整頓され、開発プロジェクトにおける情報共有がしやすい、エラーを防ぎやすい、再利用しやすく効率的、後に変更が必要になった場合にも最小限の作業で対応できるといったメリットが得られます。プログラムの効率的な開発や拡張、運用保守をシンプルに、楽に行えるよう考え出された技術で、高い利便性があり、現在主流の言語は多くがオブジェクト指向となっています。

オブジェクト指向について簡単に説明しておくと、プログラミングの対象となる手順をひとつの「モノ」(オブジェクト)として捉え、それぞれに定義した「モノ」がどのように動作するかを表現してルール化、それらを組み立てるようにして全体を構築していく概念です。カスタマイズ可能な部品の組み合わせで完成品を作っていくイメージを持つと分かりやすいでしょう。

実際のプログラミングにおいては、オブジェクトが何をするのか定義する設計図としての「クラス」、クラスが持つ関数でオブジェクトの操作にあたる「メソッド」、生成される「インスタンス」を活用することが必須になります。それぞれの役割を知り、正しく設計できる知識を身につけていきましょう。

複雑な処理をまとめて単純化・抽象化する「カプセル化」や、クラスで共通している部分を引き継ぐ「継承(委譲)」、データに対する操作が統一的で、同じ方法によるさまざまなクラスへの動き方の指示が行える「ポリモーフィズム」といったキーワードの理解も重要です。学習を始めたばかりの段階では分かりにくく感じるかもしれませんが、少しずつ慣れ親しんでください。

Javaとの違い

JavaScriptと似た名前を持つプログラミング言語に「Java」がありますが、これらは全く異なる言語であり、名称が似ているに過ぎません。Desert(砂漠)とDessert(デザート)くらい違うでしょうか。

先述のように、JavaScriptは元々「LIveScript」という名称でしたが、当時、すでに支持が高かったJavaを開発したSun Microsystemsという会社と、JavaScriptの開発元であるNetscape Communicationsが協働したのを機に、人気と知名度のあるJavaの名に寄せるかたちで名称変更がなされ、「JavaScript」になったといわれています。この経緯以外には、全く関係のない2つの異なるプログラミング言語ですから、混同しないようにしましょう。

なお、JavaScriptが主にWebブラウザ上で動きのあるWebページを開発する際に用いられるもので、データ型を適宜変更することができる動的型付と呼ばれる文法形式であるのに対し、Javaは業務システムやWebサービスの開発で用いられることが多い言語であり、データ型を最初に固定する静的型付という文法形式を採っています。

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JavaScriptの案件・求人動向について

利用シーンが多く、採用例・学習者ともに多いJavaScriptは、これを対象とする求人案件も豊富で、さまざまなタイプのものがあります。

かつては音声や動画、動きのあるコンテンツに、AdobeのFlashが多用されていましたが、現在はサポートが終了、主要ブラウザにおけるデフォルトでの読み込みもなされなくなったことで、急速に廃れてしまいました。HTML5の時代になり、Flashと代わってCanvasが登場、FlashやJavaのようにプラグインを用いることなく、ブラウザ上でのコンテンツ表現が可能となりました。このCanvasもまた、JavaScriptベースのものです。

このように、ますます活躍の場が広がるJavaScriptには、高いニーズがあり、市場の求人案件も多くみられています。どのような案件があるのか、具体的な内容や最新の相場動向などについて、みていくこととしましょう。

JavaScript案件の内容特徴

フロントエンド開発

最も多いのは、やはりフロントエンド開発の案件です。Webサービスやサイトでユーザーが直接情報に触れ、必要な入力操作などを行ってやりとりをする部分、UI・UXの設計や構築を担当するタイプの案件です。

業種業態、企業の規模を問わずニーズがあり、Webサービスを運用する企業はもちろん、自社のWebサイトを保有する企業であれば、クライアントとなる可能性があります。現在の社会においてビジネスを行う場合、サイトを設けないことはほぼ考えられないレベルになってきていますから、存在するほとんどの企業に潜在的ニーズがあるといっても過言ではないでしょう。ビジネスの形式がBtoBである場合も、BtoCである場合もありますから、ターゲットユーザーも一般生活者だけでなく、特定の業界に属する法人、組織、企業担当者などさまざまです。

新規事業としてWebサービスを開始するケースや、事業の拡大・新領域進出などのタイミングで求人を出す企業が多く、ゼロから開発・立ち上げに関わっていく案件も多くみられます。これらのフロントエンド開発は、迅速かつ正確に、クライアントの求めるものを形にしていくことが求められるほか、それぞれのターゲットユーザーとニーズを意識したUI・UXの最適化が重要で、実際に触れたユーザーが魅力的と感じてくれるか、ストレスなく操作し、快適でこれまでにない利便性、わくわくするような楽しい体験を感じとってくれるかを考えながら開発を進めねばなりません。

既存サービスのUI・UX改善や刷新にかかる案件も多く、この場合は、現状にある課題を踏まえ、トレンドも意識しつつ、さらに高い満足度の顧客体験を創出するよう、技術面で貢献することが求められます。

いずれの場合も、優れたフロントエンドの開発が行えれば、競合サービスとの差別化を図ることができ、事業の成功や経営・運用面の問題解決、売上増・会員増など具体的事業目標の達成、ひいては企業の飛躍的成長に最短でつながってくることとなりますから、それだけ求められるところが大きく、ニーズも、寄せられる期待も高いといえるでしょう。

HTMLやCSSとともにJavaScriptを用いる案件が一般的で、Vue.jsやReactなどのJavaScriptフレームワークに関する知見・業務経験を求める案件も多くみられます。このほか、AjaxやjQueryのスキルもしばしば求められます。

アプリケーション開発

フレームワークやライブラリを活用したWebアプリケーション開発の案件も多いタイプです。Webサイトの設計・構築関連とは求められるスキルが異なり、近年の案件ではSPA(シングルページアプリケーション)化が進んでいます。SPAの場合、1つのWebページで1つのアプリを構築する考え方から、最初にページの全体を読み込み、それ以降は必要箇所のみで情報を取得、ユーザーアクションに対して必要なデータだけをやりとりして処理し、差分を描写、表示を変更するという繰り返しを行うため、レスポンスを素早くさせることができます。この最小限のデータ転送による高速化が、UXの快適性を生み出すのです。

また、サーバーサイドでデータの読み書きを行い、JSONなどのデータをクライアントに返すという基本構造をとることから、クロスプラットフォーム開発にも対応しやすいという点が評価され、支持が広がってきています。業務管理システム系のWebアプリケーションなどで採用が多い傾向ですが、かつてあったSEO上の課題なども昨今は改善されてきているため、今後はさらに多様なWebアプリケーションの開発・構築案件が出てくると見込まれます。

Webアプリケーションだけでなく、スマートフォン向け、タブレット向けなどモバイルアプリケーションの開発案件も増えてきました。以前は、JavaScriptでスマホアプリなどを開発する発想はおよそありませんでしたが、FacebookがReact Nativeというフレームワークを開発したことで、一気にアプリ表現の案件が増加しました。

一般ユーザーのモバイルシフトが進行し、これに対応したサイトサービスとスマートフォンアプリとのハイブリッド化が進んで、アプリ内コンテンツをJavaScriptで制作、アプリ内ブラウザで該当コンテンツを表示させる仕組みも増えています。Amazonなどはこの良い例で、通常のWebブラウザによる閲覧と変わらぬ感覚でアプリ操作ができ、かつ利用デバイスに最適化された優れたUI・UX設計のものとなっています。

アプリケーション開発案件では、モバイルアプリやハイブリッドアプリの開発経験や、先のReact Native、およびFireBase環境における開発経験を問うものが多くみられます。また、フロントエンド、サーバーサイドの両方における知見やSQLなどデータベースまわり、パブリッククラウドの構築スキルが求められるなど、幅広い知見と経験を要求するものも少なくありません。GitHubなども用いるチーム開発を採るケースもあります。

業務管理システム系のアプリケーション開発では、導入する企業がクライアントとなるほか、ソリューション提供を行う企業も案件を出しており、対象業種も幅広く、飲食業や不動産業、金融業、小売業、流通、人材派遣、医療系など多岐にわたっています。

サーバーサイドを含むフルスタック開発

フロントエンドの開発が主とされてきたJavaScriptですが、Node.jsが登場したことで、サーバーサイドの開発も行えるようになり、このサーバーサイドにNode.jsを用いたWebアプリケーションを含むシステムを中心とするケースなどで、サーバーの構築や運用、データベース連携、ネットワークなどサーバーサイドをメインにしつつ、同じ言語で記述・統一できるフロントエンドも含んだフルスタック開発の案件が出てきています。

Webシステムを導入し、フルに活用する企業からの依頼が多く、業種は多種多様です。Node.jsはもちろん、TypeScriptやReact、Vue.jsなどのスキルと知識が求められ、これらを駆使した開発経験、サーバーサイドの開発・設計経験などが問われます。業務利用に耐えられるフルスタック開発として、セキュリティ面から認証基盤の構築経験が求められることもあり、幅広いスキルが要求されるでしょう。

ゲーム開発

JavaScriptでは、ゲーム開発も可能なため、ソーシャルゲームやRPGゲーム、最新の技術を搭載したVRゲームなど、さまざまなゲーム関連の開発案件もみられます。ゲームコンテンツだけでなく、そのコンテンツを提供する運営側のサーバーサイド開発案件もあり、そうした案件では、基本的なJavaScriptの取り扱いスキルに加え、大規模トラフィックのゲーム運営経験や、RDBMS、NoSQLといったデータベースの開発経験なども求められます。Node.jsやTypeScriptでのサーバーサイド開発経験も必要です。

また、React、さらにその機能を拡張するNext.jsといった、よりモダンなフレームワークやライブラリによる開発経験・スキルが要求されるケースもあり、トレンドを意識してJavaScriptを駆使する高度な力が求められる傾向があります。ゲーム案件であるため、クライアントとしては、ゲームを開発提供し販売や運用を行っているゲーム業界、エンターテインメント業界がメインになります。

JavaScript案件の報酬相場

JavaScriptを扱うエンジニアとして、フリーランスも視野に入れつつ活動を考えているなら、案件の単価相場は知っておきたいところです。JavaScriptの案件は、言語そのものの対応幅が非常に広いため、その案件の規模や技術難易度、要求される業務ポジションなどにおいても大きな開きがあり、それに応じて単価にもかなり差がみられますが、およその傾向として最新の動向を分析してみましょう。

2021年5月時点でのレバテックフリーランスの「JavaScript求人・案件の月額単価相場」を参照すると、該当する案件2,305件のうち、最も多い単価帯は月額70万円台で644件となっています。割合にすると、全体の約28%が70万円台です。次いで多いのは60万円台の541件、3番目に多いのは80万円台で498件でした。この60万円以上90万円未満がボリュームゾーンで、合計すると1,683件の案件数があり、全体の約73%を占めています。

平均単価もこの中央値に近い72万円で、標準的な月額単価水準が70万円超といったラインにあるとみて良いでしょう。50万円未満になると、該当する案件数はぐっと少なくなり、40万円台でも26件、30万円台は10件を切る7件とわずかですが、最低単価の案件は月額20万円でした。この額になると例外的に低い単価設定の案件とみて良さそうです。

一方とくに高単価な案件として、月額単価が100万円を超えるケースも28件ありました。全体に占める割合は限定的ですが、こうした高単価案件を長期で獲得していけると、年収1,000万円超のエンジニアとして活躍していくことも可能でしょう。ちなみにこのデータにおける求人案件の最高単価は月額135万円でした。

他の主要言語と相場を比較してみると、同じレバテックフリーランスの「人気の言語」別単価データで、JavaScriptを超える多くの案件数があるJavaは、60万円台が最多で、平均単価もJavaScriptよりやや低い69万円になっています。またJavaScriptに近い、2,000件台の案件数があり、フロントエンドで用いられるPHPは、月額単価70万円台が多数を占め、平均単価で71万円となっていました。最高単価は、Java、PHPとも145万円で、JavaScriptより高くなっていますが、平均単価では同水準からやや低めで、平均的な案件でいうとJavaScriptが有利な様相もうかがわれます。

これに対し、昨今高単価が狙えると注目を集めているPythonやRubyになると、案件数が1,000件弱に減少しますが、月額単価80万円台が最多の帯域になり、平均単価はPythonが77万円、Rubyが80万円でした。比較すると、月額単価平均が72万円のJavaScriptは、やや低めであると分かります。これはPythonやRubyが、まだ経験者の少ないプログラミング言語であり、慢性的な人材不足が生じているのに対し、JavaScriptが安定して人気が高く、学習済みの人も多いメジャーな言語であることが影響していると考えられるでしょう。

JavaScriptとともにコーディングスキルが求められることも多く、フロントエンドで同様に長く用いられているHTMLやCSSは、それぞれ単体でみると、HTMLが平均単価で69万円、CSSが70万円でした。最高単価はどちらも125万円でJavaScriptより低く、また月額単価が100万円を超える高額案件の数をみても、JavaScriptよりさらに割合が少ない傾向にあります。

このようにJavaScriptは、メジャーな言語として安定した人気がありますが、長くそうした傾向が続いていること、先述のように学びやすい言語であることなどから、開発・実装が行え、すでにスキルとして身につけているエンジニアの数も多いため、さまざまなプログラミング言語の中でも、市場における需要と供給のバランスがとれている傾向があります。よって、急速な人気の高まりと経験値のある人材が不足している注目言語に比べると、その報酬の水準は際立って高いというわけではありません。

しかし、汎用性が高く、案件数が多い人気の言語、長く開発に用いられてきた言語、同じ領域での利用頻度が高い他の言語に比べると、比較的高めの設定になっている傾向もあり、継続して安定した収入を得ていきたいエンジニアには、最適な言語とみることもできるでしょう。

もちろん先に触れたように、JavaScriptの案件では、そのスキル度合いや経験値、JavaScript以外の必要関連知識によって、月額単価にかなりの開きがあります。しっかり稼いでいきたいと考えるなら、AngularやjQuery、React.js、Vue.js、Node.js、React Nativeなど、ライブラリやフレームワークを使いこなせる力を身につけ、効率良く業務を進めていけるようにすること、また高度な案件を獲得できるようにすることがポイントとなるでしょう。

JavaScriptの案件数

JavaScriptを用いたサイトやシステム、アプリケーション開発にかかる案件は、他の言語に比べても多い傾向にあり、求められるスキルレベルはさまざまですが、全体として膨大な案件数が安定して存在しますから、仕事を見つけるのに困ることはないでしょう。
フリーランスHubではJavascriptの案件は全体で7,555件あります。

レバテック以外のエージェントサービスや、案件の獲得が容易な主要クラウドソーシングサービスでも、JavaScriptの場合、非常に多い案件数が確認されています。

また転職の求人数でも、レバテックキャリアの2021年3月時点における公開求人案件で、2,492件の案件があります。Javaの3,497件に比べると少ないものの、PHPの2,484件やC++の994件を上回る高いニーズがあります。

JavaScriptを用いたWebサイトやWebサービスの構築、開発は現代の主要トレンドであり、フロントエンド開発では世界標準といえるポジションを確立しています。新たにシェアを奪っていくようなパワフルさをみせる言語も現時点では存在しません。Webアプリケーション開発などでもニーズが増加していることから、今後も高いニーズが持続され、市場では充実した案件数がみられる状態が続くと考えられます。

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未経験でもこなせるJavaScriptの案件はある?

JavaScriptは初心者にとっても学びやすい言語であり、スクリプト言語で実行させるためのコーディングも短いもので済むことから、プログラミング未経験からでも扱いやすい特徴もあります。そうした言語でありながら、Web制作・開発に欠かせないメジャーな言語で、できることが多く、市場ニーズも安定して高いことから、仕事の案件も豊富です。

週5の常駐といった案件だけでなく、週に2日~3日の参加で良い案件やリモート案件など、フレキシブルな働き方が可能で、まとまった時間を割くことが難しい事情のある方や、副業で仕事を引き受け、収入の足しにしたいといった方にも向くと考えられる案件も充実しています。

こうした市場状況と言語特徴があることから、今すぐにもJavaScriptエンジニアとしてデビューしたい、現場での開発実績はなく、未経験だけれど独学で始めたいと、この職種に関心を抱かれた方もあるでしょう。では、未経験でこなせるJavaScriptの仕事案件は、実際に募集としてあるのでしょうか。

要求されるスキルレベルから働き方、開発内容、ジャンルにいたるまで、実に多種多様な案件が存在するJavaScript案件ですが、結論からいって、経験面では一定以上の実務経験、現場経験を求めることが一般的であり、未経験ですぐに引き受けられる案件は、残念ながらほぼありません。

業務委託の形式で募集を出しているクライアントは、そもそも即戦力となるエンジニアを求めています。ごく基礎的なスキルを身につけておき、後は現場経験を通じて学んでいってもらえれば良い、といった雇用関係を結ぶ対象としての人材に対する見方とは、全く異なる姿勢がそこにはあります。あくまでも1人前のエンジニアとして、プロフェッショナルとして、その人の技術力を買い、そうしたスキルと知見を駆使したパフォーマンスを提供してくれることを前提に、対価を支払うと申し出ているのですから、経験値ゼロの状態でそのニーズを満たすことは、やはり非常に厳しいのです。

ただし、JavaScript以外の言語によるエンジニア開発経験や実績があり、その知見を用いてプロジェクトに参画できるような案件では、JavaScriptによる現場経験を不問とする場合はあります。こちらも数は限定的となりますが、まったくの未経験に比べると現実的ですから、こうした仕事案件をJavaScriptの最初の実務経験にして今後のキャリア形成に活かすということも考えられるでしょう。

PHPでの開発経験はある、HTMLやCSSを用いたWebサイト構築を長く行ってきた、エンジニア経験は3年以上あるといった方で、JavaScriptを学び、こちらの方面での活躍に向けて業務領域を開拓中、新しい現場として経験してみたい、そうした方は、こうしたJavaScriptについては経験を問わない案件にアンテナを張り、応募してみてください。

これらの開発経験もない場合、フリーランスのJavaScriptエンジニアとして、すぐに活動を開始することは難しいでしょう。レバテックフリーランスの「JavaScriptの求人・案件一覧」で、公開されている案件を対象に調査した結果では、経験の浅い人もOKとする比較的難易度の低い案件であっても、やはり1年以上の実務経験を求めています。

それ以外の一般的案件では、3年以上、少なくとも2年以上の開発経験、現場経験を求めており、フリーランスのJavaScriptエンジニアになるには、まず一定期間以上の実務経験を積むべきといえます。

現場を経験してこそ学べることは多く、自分に不足していた知識への気づきも得られますし、シミュレーションや理論ベースとは異なった、リアルな実装シーンにおけるJavaScriptの扱い方の特徴、適用の仕方と作業への慣れといったものを身をもって知り、手を動かすことでしっかり覚えられるという面が多分にありますから、実務経験は非常に重要です。フリーランスエンジニアを目指すなら、一度は企業に所属し、経験を積むようにしましょう。

どうしても企業に所属する方法は選べない、選びたくないという場合は、履修完了後に仕事を紹介してくれるようなスクールを利用するという方法もあります。そこから得た仕事で最初の経験を積み、ひとつの実績として、少しずつレベルアップした案件をこなしていく、現場経験を増やしていけば、フリーランスのJavaScriptエンジニアとして活躍する道も拓けてきます。

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JavaScript案件を獲得するために必要なスキル

JavaScriptは学習者も多く、身につけているエンジニアの多い言語であり、本格的にフリーランスのJavaScriptエンジニアとしてやっていきたい希望があるなら、ある程度高いレベルで使いこなせるようになる必要があります。この言語においてどの程度のスキルが求められるのか、およその目安ですが初心者・中級者・上級者のレベル別に整理しておきます。

初心者の基本スキル

まず一般的なローカル環境でブラウザを実行し、スクリプトが動作するように自分でプログラムを書いてみましょう。効率良くプログラミングするため環境を別途準備するなら、JSFiddleやCodePen、Glitchなどのコードエディタを用いると良いでしょう。if、for、while、break、switch、continue、functionなど基本的な制御構文を自分の力だけで書いていけるか、オンライン上にあるサンプルコードなどを用い、パラメータ部分を任意で変更、少しのカスタマイズを行ったかたちで使うことができるか、基礎基本を押さえつつ、実際に手を動かすことが重要です。ファイルでサーバー上に組み込んだり、HTMLファイルに書いたりし、実行してみましょう。

画像の表示を変える、HTMLコンポーネントの色を変更するなど、比較的容易に試し、確認できる表現性のプログラミングも行ってみます。自信がない間はローカルで練習します。ローカルならばエラーが大量に出ても心配ありません。

不明点が出てきたら基礎解説の書籍やオンライン学習コンテンツを参照しつつ、サンプルコードも参考にして書く力を高めましょう。初めは手間や難しさを感じるかもしれませんが、一から手作業で、既存のコードを一切用いることなく、フルスクラッチのコーディングを行う経験も繰り返し行ってみましょう。基礎となる力をつけ、しっかり言語を覚える上でとても良い練習になります。

関数の定義と適用方法、コンテキストの役割、オブジェクトのインスタンス化、比較演算子の理解など、学ぶべき要素は多くありますが、ひとつひとつを基本としてマスターします。

中級に必要なスキル

基本的な知識を身につけ、ある程度動くコンテンツを作ることができるようになったら、自分でWebサイトの構築を行ってみましょう。手頃なレンタルサーバーを借り、HTMLやCSSの知識も使って、JavaScriptによる表現性の高いサイト構築を目指します。

この段階では、JavaScriptにより、プロトタイプベースのオブジェクト指向プログラミングは、一通りできることが前提になります。正規表現を使いこなせること、thisキーワードでのコーディングや、無名関数、クロージャも使えなければなりません。クロージャがコードのパフォーマンスにどう影響するか、理解を深めることも意識してください。変数として参照と実体の2種類があること、それを示すサンプルコードの作成や説明もできるレベルに達していることも必要でしょう。

業務でも必要で、JavaScriptを扱っていく上では絶対に知っておくべき仕組みのひとつであるDOM操作、documentオブジェクトを通した個々の要素の取得や操作にかかる実行も、およそ問題なくできるようになっているべきです。DOM要素に対し、各種イベントを具体的にセットし、動的な仕掛けを埋め込むメソッドを練習します。CSSとの関連では、CSSプロパティをJavaScriptから動的に変更し、静的なCSSだけでなく、動的なCSSの操作も行えるようにしておきましょう。

サイトの表現構築を練習し、実践しているこうした段階では、サーバー上でのパスワード保管など個人情報を取り扱う仕組みの導入は一度横に置き、あくまで表現力を磨くことに注力します。既存サイトのあり方も参考にしつつ、どのようなニーズが寄せられても、ある程度希望を形にし、対応できるような動的表現の実現力を伸ばすようにしましょう。

サンプルコードを用い、カスタマイズすることももちろんOKですが、コピーしたら自分自身でリファレンスをチェックし、自分が記述したものとして意味内容を理解して使うこと、納得した上でコーディングを進めることが重要です。何となく理解した気分でコピー&ペーストを繰り返し、それらしい動作を実現できても、それでは本質的な力が身につきません。回り道に感じても、丁寧に学習を進めることが必ず後々活きてきますから、しっかりとここでエンジニアとしての基礎力を養ってください。

JSON記法やeval関数についての理解、Firebugでのデバッグやレイアウト調整といった操作ができるようになると、中級の中でも少しグレードが上がってきます。JavaScriptで実現したいことについて、外部仕様が渡されたら、効率面からみた工数や、最適な内部仕様といったことを問わなければ、とりあえず完成形にこぎつけられる、ライブラリを用いずにクラスの継承が行えるようになってきたら、ようやくJavaScriptエンジニアの1人として、開発プロジェクトに参加できるスタートライン、初級エンジニアデビューの水準です。

jQueryやPrototype.jsのような汎用ライブラリに関しては、中身のコードを自分の力だけで理解したり、動作の軽い修正が必要に応じて行えたり、これらライブラリ上で動くプラグインを自作できることや、this、in、argumentsといったキーワードでのコーディング、その意味と役立たせ方への理解、ブラウザ間でのJavaScript動作における差異特徴の主な知識、Ajaxとオブジェクトのシリアライズなどへもカバー範囲を広げていきましょう。

上級に必要なスキル

基本的にJavaScriptの使い方に困ることがなくなり、ドラッグ&ドロップやアコーディオン、タブ、ツリー型メニュー、カレンダー、タイマーなど、必要な機能を持たせたUIを、既存のライブラリの組み合わせなどから素早く効率的に作成したり、エフェクトも自然にかけられたりといった作業への慣れが出てきたら、いよいよ上級者への入り口が見えてきます。

やりたいことをくみ取ってJavaScriptによる実現方法と結びつけ、実際にそれをコーディングできる、作業内で不明点が発生したら、標準のECMAScript仕様書該当箇所を参照し、ブラウザ動作を説明できる、ブラウザ間で動作に差異が発生する場合について、ほとんどのケースを理解し、それに対するクロスブラウザ対策の実施方法を把握できている、必要とされれば汎用ライブラリを自作することもできる、といった力が備わってくれば、JavaScriptエンジニアとして上級クラスになるでしょう。

要件に応じ、JavaScriptを適切に難読化したり、暗号化や圧縮を行ったりすることも自在にできること、また、よく用いられるデザインパターンやアーキテクチャパターンについては、その概念を自分なりにJavaScriptによる設計作業へと取り入れ、業務で適用したり、そのメリットを分かりやすく人に説明できたりするようになれば、JavaScript領域に関しては、メインのエンジニアとして働けるレベルといえます。より求められるエンジニアとして、JavaScriptのトレンド最前線をチェックしつつ、有用なライブラリやAPIストックを増やしていきましょう。

フロントエンドでのJavaScript操作が上級クラスに達してきたら、Node.jsを使ってサーバーサイドプログラミングにも挑戦してみることをお勧めします。サーバーサイドから作成してUI・UXのデザインも行い、実際に何かWebサービスをひとつ形にして、ソースコードを公開してみるのも良いでしょう。本格的でパワフルなサイトを構築し、多くの人に提供できる安定したサービスとできれば、高いスキルレベルの証明となり、高単価の案件を安心して依頼できるエンジニアだと分かりやすくなります。

さまざまなツールを結びつけ、組み込みながらも、プログラム全体が綺麗で整理されており、堅牢な仕組みを持ちつつも、状況に応じたメンテナンスは素早く行える、手入れ・更新は容易で、クロスブラウザにももちろん対応している、そうしたJavaScriptの駆使ができれば理想的であり、高度なJavaScriptエンジニアとして重宝されます。

なおJavaScriptは他の言語に比べ、アップデートが多い傾向があるものでもありますから、引き続き学習を重ね、アップデートへの理解・対応を怠らないことも、トレンドの理解やフレームワークおよびライブラリの蓄積化とあわせて重要です。日々の積み重ねを大切に、プロフェッショナルとして活躍してください。

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高単価案件を獲得するために必要なこと

JavaScriptの案件は、多岐にわたる内容と条件で豊富な数が存在しますが、仕事として選べるなら、自身のキャリア形成に有益な内容のもの、興味関心に合うものであるとともに、高単価の案件であると理想的ですね。案件タイプが幅広いだけに、報酬の差も広いJavaScript案件で、安定的に高単価案件を狙っていきたいなら、やはりそれなりのスキルやコツを身につける必要があります。

ここではどんな力を身につければ、報酬面で恵まれた待遇の契約ができるのか、高単価案件を獲得できるのかについて、具体的なポイントを挙げ、解説します。

さまざまな規模の企業における開発経験

クライアントには、さまざまな業種業態の法人があり、その事業規模もさまざまです。エンジニアとして対応の幅を広げ、多様な現場と業務範囲に対応した最適な提案や実際の開発設計ができるようになるには、可能な限り偏りなく、さまざまな規模の開発経験を積んでおくことが望ましいでしょう。

大企業ならではの大きなプロジェクトに携わる場合、個人のエンジニアに任せられる業務範囲は限定的なものとなりますが、大規模開発とされるプロジェクトはどのような方針と手法で進めるものなのか、外から見ていては分からない内情や業界構造、使用されている技術なども含めて知ることができ、貴重な経験ができます。大企業でしか導入できないような高級ツールに触れられる機会もあり、多くの発見や学びを得られるでしょう。

一方、小規模ながら技術指向性の高い企業、勢いのあるスタートアップやベンチャー企業では、チャレンジングなシステムの開発などの案件で全工程にわたって直に携わり、一連の流れとして開発スキルを磨くことができます。後に有名なサービスやシステム、企業となり、注目される実績としてアピールできるようになるかもしれません。フットワークの軽さがあるからこそできる、革新的アイデアの開発に刺激を受けることも多く、また限られたリソースを上手く使いながらプロジェクトを完遂する調整力・管理能力も身につきます。大きな達成感を得やすい面や、人脈を得る面でもメリットがあるでしょう。

このように、クライアントの規模が異なれば、全く違った開発経験をすることになります。その中で高い対応力を持ったJavaScriptエンジニアと認められるようになり、幅広いニーズに応えて、さまざまな工程を優れたパフォーマンスで担当できるスキルと経験があるとアピールできれば、とくに優秀なエンジニアとして高単価案件を獲得しやすくなります。

サーバーサイドやアプリケーション開発の経験

JavaScriptの案件で最も多いのは、やはりWebサービスの構築やWebサイトの制作で、このフロントエンドにおける業務を依頼するものが目立ちますが、昨今、サーバーサイドの開発など内部システムにかかる案件や、アプリケーション開発の案件も増加しています。

汎用性が高く、できることの多いJavaScriptならではの事象ですが、こうしたシステムやアプリ開発など、Webサービス以外の開発経験があると、視野に入れられる案件の幅が広がるため、それだけ高単価の案件を獲得できる可能性を高めることができます。どこに高単価の案件が出てくるかは、クライアント次第、社会情勢次第などで変動しますから、なるべく多くの領域・ポジションに対応可能なスキルや経験を持っていると、高単価を狙いやすいでしょう。

それぞれの全く違った開発現場で培ったスキルや知見、ノウハウが、これまでにないタイプのWeb開発案件で活きてくることもしばしばあります。そもそも、そうした幅広い知見と高度な技術を有したエンジニアとなると、数多く存在するJavaScriptエンジニアの中でも数が限定され、希少な人材となるため、それだけ市場価値が上がります。市場価値が高いエンジニアは、イコール高収入、高単価案件を得るエンジニアとなります。ぜひ積極的に挑戦していきましょう。

サーバーサイド開発では、Node.jsやJavaScriptの拡張言語であるTypeScriptなどのスキルに加え、JavaやPHP、Go言語などのスキルがある、実務経験があるといった場合、エンジニアとして優遇されやすく、単価の高い契約を結びやすい傾向があります。ExpressやKoaなどのNode.js用Webアプリケーションフレームワークのスキルや経験も歓迎されやすいでしょう。

アプリケーション開発では、Webアプリの場合、SPA化が進んでおり、Vue.jsやReactなどのフレームワークを駆使する力が必須となってきています。モバイルアプリではReact Nativeが開発のベースになり、そのスキルと経験が必要でしょう。データベースまわりの知識や、アプリケーション開発の経験があると、案件を獲得しやすくなります。JavaScriptの場合、アプリの画面表示制御などはもちろん、サーバー側処理の構築までカバーできるメリットがあるため、ハイブリッドアプリに適用されるケースも増えています。

上流工程やマネジメント経験

クライアントが高単価を支払うのは、すでに完成した仕様書通りに現場でコーディング、開発するだけといった下流工程のエンジニア業務より、プロジェクトの立ち上げから関与し、要件定義や設計などからその力を発揮する上流工程を含んだ業務の案件がメインになります。

上流工程は開発の要であり、クライアントの事業内容や経営課題、現在の業界トレンドなども把握した上で、希望や今後の方針について丁寧にヒアリングを行い、技術面から最善のソリューションを提案、細かな要件定義や計画立案、設計・デザインにまで落とし込める力が要求されます。さまざまな現場を経験してきて得られた知見や、ITに関する総合的知識、ビジネス知識、的確に相手の意向を聞き取り、こちらの意見を提示してすり合わせるコミュニケーション能力など、純粋なエンジニアとしての技術面以外にも、多岐にわたる能力が必要とされる点に特色があります。

もちろんJavaScriptに関する高度な知識と豊富な経験あってのアドバイス、全体設計が可能となるのであって、エンジニアとしての経験とスキルが重要基盤であることに変わりはありませんが、その高水準な能力とあわせ、さらに上流工程ならではの力が必要とされるため、1人前に担えるエンジニアの数は少なくなり、市場価値や単価も高くなる傾向があるのです。

クライアントとしても、1人のエンジニアが現場開発だけでなく、そうしたマルチな働きをしてくれれば、1人の人材で何人分もの働きと貢献が見込め、開発工程における意思疎通の不備、コミュニケーション不足によるミスや重複を防ぎ、一貫性のある効率的なプロジェクト進行とその成功を引き寄せやすくなることから、上流工程を担えるエンジニアを望み、重宝することが多くなっています。

そのようなメリットがあれば、たとえ高単価を支払ったとしても、確実に成功率を高められるほか、複数人のプロフェッショナルを別々に雇ったり、契約したり、別途サービスやツールを導入する、工程を増やすといったことが不要になるため、結果的に安くあげられることにもなり、いいことずくめとなるわけです。

こうした背景がありますから、上流工程から任せられるエンジニア、すでにそうした開発経験で実績をあげているエンジニアは、高単価案件を獲得しやすい人となります。ある程度JavaScriptのスキルが向上してきたら、上流工程から参画するような開発案件に挑戦し、経験を積みましょう。

最初は、人材が全体に不足気味で1人が担う範囲が広いケースが多いこと、オープンな雰囲気でコミュニケーションもとりやすい雰囲気があるといったことなどから、少人数のスタートアップがクライアントとなっている案件などが良いかもしれません。徐々に開発以外の部署ともスムーズに連携がとれる、コミュニケーション能力と提案力、発想力などにも優れたエンジニアとなれるよう、キャリア形成を考えてみてください。

上流工程経験と関連しますが、同じエンジニアであれば、プロジェクトマネージャーなど、そのプロジェクトにおけるリーダー的役割を担うエンジニアの方が、当然ながら高単価になります。開発の進捗管理全般をカバーし、責任者として、開発目的の確認、計画と仕様の策定、スタッフのアサイン、必要な作業環境の準備などから、実際の開発、問題発生時の早急な改善・応急処置対応、さらに完成後のレビュー実施と評価報告といったところまで、予算や納期を考慮しながら業務として実施するのがプロジェクトマネージャーです。

こうしたマネジメント能力を発揮して働けるエンジニアも、高単価案件を獲得できるタイプです。それぞれのエンジニアの仕事が理解できる技術面の力はもちろん、開発プロジェクト全体を俯瞰するエンジニアとしてのスキルと経験、さらにチームを率い、管理するリーダーシップと調整能力、コミュニケーション能力などが必要となるでしょう。一般JavaScriptエンジニアから、キャリアアップを図って経験し、徐々にその活動をメインとしていく流れが一般的ですから、ある程度エンジニアの仕事に慣れ、無理なくこなせるようになってきたら、プロジェクトリーダーやマネージャーを任せてもらえる案件に応募してみてください。

小規模なものからでも経験を重ねれば、継続的に高単価案件を獲得できる上級エンジニアとなれるでしょう。

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JavaScriptの案件を獲得するお勧め手法

JavaScriptのエンジニアとして、とくにフリーランスでやっていくならば、どうやって案件を獲得するか、その手法を把握し、これなら自分でも実践できそうだというイメージをつかんでおくことが大切です。JavaScriptの仕事の案件は豊富にあり、比較的市場の需給バランスがとれているとはいえ、IT人材は全体的に不足傾向ですから、きちんと自分なりの仕事獲得方法を持っていれば、困ることはないでしょう。

以下に主な手法と、具体的なお勧めメディアについて、まとめましたので参考にしてみてください。

クラウドソーシング

まず、手軽な方法としてクラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスを用いることが挙げられます。インターネットを介し、企業などのクライアントが不特定多数の人々に業務委託で作業を発注するもので、必要とするスキルやサービス、アイデア、コンテンツを手軽に、効率良く得られることから、多くの仕事の発注がなされています。

ロゴやチラシの作成、イラストデザイン、ライティング、データ入力、翻訳、レビュー投稿といったクリエイティブ系能力を活かすものや、一般事務作業、アシスタント業務などの案件、手軽な副業・内職・隙間時間のお小遣い稼ぎになる単純作業のような案件もありますが、ホームページ作成やアプリケーション、Web開発といったエンジニア向けの案件も多数寄せられています。

幅広いフリーランスや在宅ワーカーに活用されており、登録もごく簡単で、すぐに利用を開始できます。利便性が高く、膨大な案件が存在するため、仕事も見つけやすいでしょう。クライアントとしては、自社内にリソース・スキルがない場合のほか、社内人材の手をかけるのは面倒で非効率的、外注した方が速く安く済む、といった場合に利用しており、比較的難易度の低い短期、単発の案件が多くみられます。

そうした案件の傾向があり、やや単価が低めになっているところもあるため、フリーランスになって間もなく、実績が少ないエンジニアや、JavaScriptエンジニアとしての活動は副業/複業にあたるといった方にとくに向くでしょう。またベテランエンジニアでも、まとまった案件のつなぎとして何か作業をしたい、スキルを使ってみたいといったシーンなどには大いに役立ちます。

稀に好条件、高単価の本格的な依頼が案件としてあがる場合もあります。ただし、利用・登録が容易で、案件は完全にオープンなだけに、そうした案件には高度なスキルや幅広い知識、実績を持つライバルのエンジニアからも応募が集中し、受注・契約を決めるのは困難でもあるでしょう。そうした点を理解しておけば、手軽さという点で非常に使い勝手が良いのがクラウドソーシングの強みです。独立したらとりあえず自分のスキルと相性が良さそうなところを探し、登録を済ませておくと良いですね。

フリーランス向けエージェント

フリーランスのエンジニアとして、本格的な案件を獲得したい、自ら営業を行うのは難しいけれど、高額案件を得ることを目指したいならば、エンジニア向けに特化したエージェントを利用するのがお勧めです。エージェントに営業を代行してもらうことで、個人では手が届かないような案件にも出会いやすく、自分のスキルや希望にマッチした仕事を得やすくなります。

仕事を紹介してもらうにあたり仲介手数料は発生しますが、担当者からの手厚いサポートが得られ、非公開の高額案件に出会える、報酬や業務開始にあたっての契約条件など、面倒な交渉作業も代行してもらえるなど、手数料負担以上の価値がありますから、ぜひ利用を検討してみてください。

仕事が途絶える不安をなくし、キャリアアップ、スキルアップを目指して積極的に活動することができるようになります。フリーランスとなったばかりのエンジニアが苦心しやすい、請求書や契約書などの作成などについてもサポートが得られ、安心の環境が整うメリットもあります。

エージェントを利用して案件を探したいという方はこちらのページを参考にしてみてください。

案件の獲得率UPのために

どのような案件獲得の窓口を利用するにせよ、希望する案件、狙った案件を実際に獲得することができなければ始まりません。キャリアアップにつながることが期待される案件、自分にとって興味関心のある案件、好待遇の案件など、理想の案件に巡り合えた時、そのチャンスを逃さず、受注・契約するためには、何が必要なのでしょうか。

案件獲得率を向上させ、フリーランスJavaScriptエンジニアとしての活動をしっかり展開していけるように、今からできるポイントをまとめました。

ポートフォリオを充実させる

クライアントは、実体として目で見て確認することが難しいスキル・能力以上に、実績や経験を重視して検討する傾向があります。そのため、スキルとともに自らの実績や強みを具体的に、分かりやすくアピールし、紹介するポートフォリオを作成しておくことが大切です。魅力的で充実したポートフォリオが、常に最新の状態へ更新され、公開・提供されていれば、案件の獲得率はぐっと向上するでしょう。

ポートフォリオには、氏名や経歴など基本的なプロフィールに加え、得意とする領域や使いこなせるプログラミング言語、自ら作成したシステムやWebサービス、プロジェクトとして主体的に参画した事例などをまとめ、連絡先も記します。ソースコードを提示しポートフォリオとするエンジニアも見受けられますが、採用を考えるクライアント側にとって、そのコードをコンパイルするといったプロセスが必要になるため、そのような手間をかけさせることがないよう、できるだけ動作するシステムや、一目瞭然で分かりやすい作成済みのアプリやサービス名称、プロジェクトの内容とその中で果たした役割などで示す方が良いでしょう。

クライアントから許可を取り、具体的に実績事例として紹介させてもらえるように手続きを取っておくとスムーズで、掲載内容を充実させやすくなります。範囲が限られる場合も、可能な範囲内を交渉と確認で確定し、それに従って情報として反映させましょう。

法人向けに企業が作成している本格的なポートフォリオの仕様を参考にしたり、すでにフリーランスエンジニアとして活動している人がSNSやブログからリンクし、公開しているポートフォリオの例などを複数参考にし、自分なりに形式として取り入れられる点は取り入れ、ぜひしっかり実績と力を示すことができるポートフォリオを作成してください。

実績が不足していると感じる初心者エンジニアの方は、スクールに通ったり、オンライン学習を重ねたりしながら、難易度の低い案件から少しずつレベルアップして仕事をこなし、同時にポートフォリオを充実させていくと、案件の獲得率向上や、より良い案件の獲得が可能になってきます。

意向をくみ取った提案力・営業力

技術力を外に求めるクライアントは、リソースが社内に不足しているからこそ、そのニーズを持っているのであり、技術的にはその分野に関して明るくなかったり、プログラミングについてはほとんど事前知識を有していなかったりすることもしばしばあります。

IT・Web関連の業界では、ある程度専門的なやりとりもスムーズに行える場合もありますが、それでも特化した分野と、クライアントと自身の強みとする専門の中核領域が異なっていれば、クライアントがしたいこと、望んでいることが、すでに技術面から必要業務に具体的な内容まで落とし込めている、詳細な計画として立案できているケースは少ないでしょう。

多くはざっくりとしたイメージや計画がある、したいことだけがあるといった段階ですから、そうしたところからクライアントの意向を的確にくみ取り、必要作業や現場にある課題・解決すべき問題をクリアにし、それにはどういった対応が必要なのか、業務内容として素早く明確に提示・提案できる力を身につけましょう。この「提案力」をしっかり発揮できれば、案件の獲得率を飛躍的に伸ばすことができます。

すでにある程度、プロジェクトのプランができている場合であっても、自身の目から見て、こうした方が最善、より効率化が図れるといったポイントがあれば、改善案として積極的に提案しましょう。十分な説得力を持って提案できると、それだけ実力がある、視野の広い頼れるエンジニアであることも証明されますから、契約・交渉を有利に進められます。

提案力とも深く関係しますが、自身の強みを最適なタイミングで、最適なクライアントにアピールして提示する、事案内容に合わせて、自分だけの強み、誇れるスキルを印象的に伝えることができると、当然ながらその人に頼みたいという気持ちが高まりますから、それだけ案件獲得率を向上させられます。報酬や待遇面もより良くしてもらえるかもしれません。

スキルや実績は本質的な部分として非常に重要ですが、それとともにこうした営業のセンスと力も、エンジニアの価値やクライアント満足度、信頼に直結してくるため、高めるように努力したいところです。

コミュニケーション能力

フリーランスは自身で仕事の案件を獲得し、契約・交渉なども自ら行うのが基本です。営業活動や事務処理、会計経理、税務関連など、バックオフィス業務としてやるべきことが増えてきますが、それらをスムーズにこなしたり、場合によっては専門家に外注したり、サービスを利用するといった判断をしていくこととなるでしょう。

そうした中では、どの程度自らこなすかに違いはあれど、さまざまなシーンで会社員時代に比べ、多様な環境、多様な人とのコミュニケーションを上手くとることが必要になります。独立という言葉から、一匹狼的スタイルをイメージする人も多いフリーランスですが、実際には特定の企業や組織に所属するより、オープンな1人の社会人として、より高いコミュニケーション能力が求められる面も強いのです。

活動を円滑に回し、着実に案件を獲得していくためには、基本的なコミュニケーション能力を高めておくことが重要です。コミュニケーション能力は、契約交渉の場でも役立ちます。より良い条件を引き出し、確実に契約へとつなげる、場合によっては継続・更新につながるかどうかを左右することともなるでしょう。コミュニケーション能力は、案件獲得とも深い関係性のある力です。

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JavaScriptの将来性

スキルを専門的に深め、高度に身につけていくには、それだけの時間とエネルギーを必要とします。ある意味でそれは投資ですから、JavaScriptがそれに値する将来性を持っていなければ、困ってしまうでしょう。変化の激しいIT業界では、今、注目され、引きの強いジャンルとなっているものも、数年後には忘れ去られ、ほぼ消滅してしまっているといった例も少なくありません。JavaScriptの今後はどうなると見込まれるでしょうか。

JavaScriptは、すでに20年以上にわたって用いられてきた言語で、さまざまな言語の中でも、かなり安定性の高いものとなっています。そして非常に汎用性が高く、今なお進化を続けている言語ですから、今後も当面は主要言語として利用され、活躍の場が減ることはないと考えられます。

アプリ滞在時間の増加傾向がみられる今日でも、ブラウザでアクセスする流れが消滅することは考えづらく、Webサイト、Webサービスの開発ニーズは安定した高さをもって推移するでしょう。これらの中で、JavaScriptが主に対象とするフロントエンドは、多種多様なサービスやサイトが勃興する中、差別化を図り、生き残るポイントとしてますます重要性を増しており、今後、さらに高度かつ精密なユーザー目線での設計、デザインの工夫が求められていくと考えられます。

現時点で、こうしたフロントエンド開発にJavaScriptが果たす役割は非常に大きく、それを代替できるような言語も存在しないため、当面はトップ水準のパワフルな言語であり続けるでしょう。より豊かな表現を実現する言語が生まれないとも限りませんが、それには一定の期間が必要ですし、すでにJavaScriptが主要サービスやシステムに深く、広く取り入れられているため、新言語もJavaScriptと互換性のあるものになることは間違いないとみられます。互換性がなく、全てを作り替えなければならない手間があるとなれば、新言語のメリットが十分に共有されないからです。

よってJavaScriptを学んでおけば、万が一、新言語への移行が必要になったとしても、最小の力で対応できる可能性が高く、無駄になることはないと考えられます。

フレームワークの開発がさらに進んでいること、実装事例が多いこと、Webだけでなくアプリケーションやサーバーサイド、ゲーム、さらには人工知能など、新たな開発可能領域も広がってきていることをみれば、JavaScriptには十分な将来性とニーズ、学びを深める価値があるといえるでしょう。

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まとめ

いかがでしたか。JavaScriptの基本情報から、案件の動向、フリーランスとして高単価案件を獲得するためのコツ、そして今後を見据えた言語としての将来性にいたるまで、幅広く解説してきました。学習者も多いJavaScriptは、高度に使いこなせるエンジニアも少なくなく、並み居るライバルの中で抜きん出た存在となることは容易ではないかもしれません。

しかし案件数は非常に多く、内容も多岐にわたっていることから、自分の強みを上手くニーズに合わせ、最も求められる場へタイミング良くアピールできれば、市場価値の高いJavaScriptエンジニアとして継続的に活動していくことは十分に可能です。

一方で、フレームワークやライブラリのトレンドとニーズ、アップデートなど、変化の速さを持つ面もJavaScriptの特徴ですから、これらを含めた最新情報には常にアンテナを張り、知識とスキルのブラッシュアップに努めることが重要でしょう。積極的に学び続ける姿勢を大切にしながら、ぜひJavaScriptエンジニアとして、個性も発揮しつつ、あなただけにできる活躍をみせてください。

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