フリーランスと業務委託の関係性とは?メリット・注意点や契約形態を解説

最終更新日:2025年02月07日

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フリーランスと業務委託という用語には関連性があります。フリーランスとして働く上で、これらの用語の違いや関連性に関する知識は欠かせないものでしょう。

本記事ではフリーランスと業務委託の意味、業務委託契約の種類とメリット・デメリット、注意点、契約を結ぶ流れ、案件を探す方法などを紹介します。フリーランスを目指す方はぜひ参考にしてください。

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フリーランスと業務委託の関係性・違い

業務委託とフリーランスは混同されやすい用語ですが、異なる意味を持ちます。ここでは、具体例を交えながらこれらの用語の違いと関係性を紹介します。

フリーランスとは

フリーランスは企業や組織などに属さず、案件ごとにクライアントと契約を結ぶ働き方です。またはその働き方で生計を立てる人も指します。

会社員は企業と雇用契約を結びますが、フリーランスは雇用契約を結ばず個人事業主として働きます。

職種はデザイナーやエンジニア、ライターなどクリエイティブ職が中心です。ただし、最近は経理や人事などバックオフィス職のフリーランスも増えています。

フリーランスについて更に詳しく知りたいという方は、「フリーランスとはどんな人?言葉の意味や働き方の種類、始め方を解説」の記事もおすすめです。

業務委託とは

業務委託とは、企業が他企業やフリーランスに業務の一部またはすべてを委託する仕事の形態です。業務委託は案件ごとの契約であり、雇用契約とは異なります。

発注側と受注側は同等の立場で業務委託契約を結び、受注者は契約内容に従って業務を遂行し、報酬を受け取ります。勤務時間や休日の指定はなく、業務のやり方を発注側が命令することもありません。

業務委託については、「業務委託とは?仕事内容ややめたほうがいいといわれる理由も解説」の記事もチェックしてみてください。

業務委託契約には3つの種類がある

業務委託契約は、民法上正式な契約の名称ではありません。正確には委任契約・準委任契約・請負契約の3つに分類されます。それぞれの違いを見ていきましょう。

請負契約

請負契約とは、発注者が受注者に特定の業務を委託し、受注者がその業務を完成させることで報酬が発生する契約です。民法第632条で定められています。

報酬は契約で定めた成果物に対して支払われ、途中までの作業には発生しません。受注者には業務を完成させる義務があり、納品物に欠陥があれば修正や損害賠償の責任を負うこともあります。

委任契約

委任契約とは、発注側が受注側に法律行為の遂行を委託し、受注側がその業務を遂行することによって報酬を受け取る契約です。民法第643条で規定されています。

報酬は作業時間や工数に対して支払われ、成果物の納品義務はありません。弁護士への訴訟代理の依頼、税理士への確定申告の依頼、司法書士への業務依頼などが該当します。

委任契約は法律行為を伴う業務遂行を目的とし、完了すれば契約は終了します。明確な成果物が定めにくく、柔軟な対応が求められる業務に適した契約です。

準委任契約

準委任契約とは、発注側が受注側に法律行為を伴わない業務を委託し、受注側が遂行することで報酬を受け取る契約です。

報酬は業務遂行にかかった工数・作業時間に対して支払われ、成果物の納品義務はありません。委任契約との違いは、委託業務が法律行為を伴うかどうかです。

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フリーランスが業務委託契約を結ぶメリット

業務委託契約を雇用契約を比べると、業務委託独自のメリットが存在します。ここでは、フリーランスが業務委託契約を結ぶメリットを4つ紹介します。

得意分野の業務を選べる

フリーランスは業務委託契約を通じて、得意分野の業務に特化できます。会社員として働く場合、得意不得意にかかわらず、多くの作業をこなさなければなりません。

一方、フリーランスでは自分のスキルを最大限に活かした業務だけを選べます。デザイナーやライター、エンジニアなどの専門職にとって、得意分野に集中できる業務委託契約は理想的な働き方です。

企業側からしても、専門性の高いフリーランスと必要に応じて契約すれば、効率的にビジネスを進められます。

時間や場所などの自由度が高い

業務委託契約では、就業時間や勤務地の規定がないため、自由な働き方が可能です。自分のペースで作業を進めたい方に適しています。

請負契約であれば働く場所や時間を自由に選択可能です。委任契約もクライアントと交渉次第では働き方に自由度が生まれます。

委託側から仕事のやり方を命令されないので、自分のペースでストレスなく働けるでしょう。出産や子育て、介護などにも合わせて働けるのも大きな魅力です。

人間関係でのストレスを減らせる

業務委託契約を結ぶフリーランスは基本的に1人で働くので、同僚や上司との関係に悩む機会が少なくなります。クライアントとのやりとりはありますが、職場のような複雑な人間関係に縛られることはないため、人付き合いのストレスが減るでしょう。

会社員よりも、対人面で気持ちに余裕を持てるのがメリットです。人間関係に煩わされず、自分の業務に集中したい人に向いています。

報酬アップが目指せる

業務委託契約は、雇用契約のように報酬が固定されていません。スキルや成果が直接報酬に反映され、実績次第で報酬アップが目指せます。

自身の実力に応じて報酬額の交渉や高単価案件への参画ができるので、高収入を狙いたい人に向いています。自分のスキルに自信がある人にとっては、収入面のメリットが大きい働き方です。

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フリーランスが業務委託契約を結ぶデメリット

フリーランスが業務委託契約を結ぶ際には、デメリットについても理解しなければなりません。ここでは、フリーランスが業務委託契約を結ぶデメリットを3つ紹介します。

労働基準法の保護を受けられない

業務委託契約は労働基準法が適用されず、最低賃金や作業時間の上限が保証されません。業務量と報酬のバランスは自分で管理する必要があります。

また、時給換算で最低賃金を下回る可能性があり、有給休暇や休業補償がないのもデメリットです。雇用契約とは異なり労働法による保護がないため、自分で案件ごとの条件を慎重に見極める必要があります。

急に契約打ち切りになる可能性がある

業務委託契約は案件ごとの契約であり、業務が途切れるリスクがあります。次の案件を確保していないと、収入がなくなります。

契約の打ち切りは、企業の経営状況や方針の変化によって突然起こり得るものです。そのため、常に「案件がなくなるかも」「契約が切られるかも」という不安を抱えることになります。

業務委託にはこのような不安定な面があるので、常に新規案件の獲得や継続案件の確保が求められるでしょう。収入の安定性を確保するには、事前の計画とリスク管理が不可欠です。

事務作業も自分でやらないといけない

所得が20万円を超える場合、自分で確定申告をして納税しなければなりません。所得が20万円以下でも住民税の申告が必要です。

会社員と異なり、給与から自動で天引きされる源泉徴収はありません。自ら経費や税額を計算し、請求書や領収書を発行する必要があります。このような事務作業に時間や労力を取られて、業務に影響が出ることもあるでしょう。

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フリーランスが業務委託契約を結ぶ際の注意点

フリーランスが業務委託契約を結ぶ際は、トラブルを避けるためにいくつかの注意点を押さえておく必要があります。契約をスムーズかつ安全に進める上で気をつけた方が良いことを4つ見ていきましょう。

二重派遣や偽装請負

二重派遣とは、派遣された労働者を派遣先がさらに別の企業へ派遣することです。特に、ITフリーランス界隈で多いとされます。二重派遣は法律で禁止されている行為です。

偽装請負は業務委託契約にもかかわらず労働者と同様の指揮命令を受けたり労働条件を定められたりする状況で、労働基準法違反に当たります。これらを防ぐには、契約内容や業務の進め方を確認する必要があります。

報酬の未払いや経費

報酬の未払いや経費に関するトラブルを避けるには、内容が明確な契約書の作成や納品後の請求書の発行が重要です。

フリーランスが業務委託で働く場合、報酬の支払いが滞る原因として、自身の請求書の発行漏れや納品物の不備があげられます。また、企業側の支払い処理の漏れや送金ミスも考えられます。

問題が生じたときは、相手企業とのコミュニケーションを通じて解決を試みましょう。報酬の未払いを防ぐために、契約条件や経費の扱いは事前に取り決めてください。

担当する業務の範囲

フリーランスとして業務を請け負う際は、担当業務の範囲を明確にするのが大切です。たとえば、エンジニアの場合は業務範囲がコーディングのみであるか、それとも顧客対応やプロジェクト管理も含まれるかを事前に確認します。

業務範囲が広がるほど負担が増えます。契約締結前に明確な合意を得ると、後々のトラブルを避けられるでしょう。

契約内容や契約解除

業務委託契約を結ぶときは、契約内容を注意深く確認してください。業務条件や契約解除の事項については、念入りに目を通しましょう。自分にとって不利益になるような条項や一方的な契約解除が含まれているときは、契約書の修正を依頼します。

業務契約で契約解除をされた場合、解除理由が不当なら損害賠償の請求ができます。しかし、損害賠償の訴えは手続きが多く、精神的にも疲弊するでしょう。余計なトラブルや損害賠償を避けるためにも、契約書には事前に目を通して納得のいく契約を結んでください。

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フリーランスが業務委託契約を締結する流れ

フリーランスが業務委託契約を締結するときは、契約内容の確認から契約書の作成・締結まで、いくつかのステップを踏みます。契約締結までの具体的な流れと注意点を解説します。

1.委託元と契約内容を話し合う

業務委託契約を結ぶときは、委託元との契約内容を十分に話し合いましょう。具体的には、請け負う業務の範囲・内容や契約の条件、納期、報酬の支払い方法などについて確認します。これらの条件を明確にすると、後々のトラブルを防げます。

疑問点や不明点、伝えたいことがあれば、遠慮せずにクライアントに相談してください。

2.業務委託契約書を作成する

業務委託契約書は、話し合いの結果に基づいて作成します。

基本的に、契約書は発注側が作成するものです。そのため、相手の作成を待つ場合が多くなります。契約内容や業務委託の理解度に応じて、受注側が作成する場合もあります。

契約書に記載する項目は決められていません。インターネット上にある雛形や、過去の取引での契約書を参考にして作成しましょう。また、作成時には話し合いで決めた内容を漏れなく含めるようにしてください。

3.契約書の内容を確認する

発注側が契約書を作成した場合、相手側の利益を優先する内容が記載されやすいといえます。契約書が完成した後も内容や条件に目を通し、不利な項目がないかを確認しましょう。

特に、業務の範囲・報酬・納期・契約解除の条件などについては、事前に話し合った内容が正確に記載されていることを明確にします。また、自分が契約書を作成したときは、契約を締結する前に相手側へ確認を依頼します。不備や誤りがあれば、直ちに修正しましょう。

4.業務委託契約を締結する

業務委託契約書に問題がなければ契約を締結します。

最初に、契約書に双方が署名と捺印をします。次に製本し、コピーを含めて2部用意してください。最後に、発注側と受注側それぞれが受け取りましょう。

高額な案件や業務の難易度が高い案件の場合、契約書を書き換えるリスクを避けるために割印の使用がおすすめです。また、近年は紛失や改ざんのリスクが低い電子サインを使用する契約も増えています。電子契約は迅速で安全な方法として推奨されています。

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フリーランスが業務委託の業務を探す方法・コツ

フリーランスが業務委託の業務を探す方法として、インターネットの利用、知人からの紹介、自力での営業などがあげられます。具体的な方法と実践するときのコツを見ていきましょう。

インターネットで検索

業務委託案件を探したいときは、インターネットの利用がおすすめです。たとえば、求人サイトを活用すると、多くの業務委託案件にアクセスできます。クラウドソーシングサイトを使えば、隙間時間で案件探しができるでしょう。

また、エージェントはスキルに応じた案件を紹介するサービスであり、営業が苦手な方や時間がない方に適しています。

SNSの活用や知人からの紹介

SNSを活用して、自分のスキルや実績を広く発信すれば、案件の獲得ができます。たとえば、FacebookX(旧Twitter)などのプラットフォームで継続的に情報を発信すると、業務を発注したい人の目にとまる可能性があります。

ただし、業務を発注すると見せかけて情報商材を買わせる詐欺や、事前に提示した報酬と異なる案件を紹介するアカウントには注意しなければなりません。信頼できる情報源を見極める力が必要です。

また、面識のある会社や知人からの提案で直接依頼を受けるケースもあります。提案による依頼は、ある程度信頼感がある相手と契約できるのがメリットです。

SNSについては、「SNSマーケティング副業の仕事内容や案件例を紹介!成功に必要なスキルも」こちらの記事も参考にしてみてください。

自力での営業活動

直接営業活動をすれば、新たな取引先を開拓できることもあります。

一例として、企業のホームページの問い合わせフォームを利用し、自己紹介とサービス内容を案内する方法があります。フォーム内容に記載する内容としては、自己PRやスキルに加えて、相手が抱えているであろう課題にどのように役立つか記載してください。

一方的な押し売りの営業でなく、相手にメリットを感じてもらえる文面を送りましょう。

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まとめ

フリーランスと業務委託の関係性や違い、業務委託契約のメリット・デメリットなどを紹介しました。業務委託契約とは、委任契約・準委任契約・請負契約の3種類で、民法上の正式な名称ではありません。それぞれの違いを理解し、適切な契約を結ぶのが大切です。

業務委託契約には、時間効率や専門性の活用などのメリットがある一方、不利な条件や契約解除に関するリスクも存在します。契約内容を詳細に確認し、トラブルを避けるようにしてください。

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