最終更新日:2025年02月21日
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IT業界にはエンジニアがクライアント先に常駐するSES、システム開発や運用の依頼を請け負うSIerなどがあります。両者は名前は似ていますが、特徴が異なる業種です。
本記事では、SESとSIerの違いを紹介します。働くうえでのメリットとデメリットもそれぞれ解説するので、IT業界への転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
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おすすめの案件を受け取るSESは、System Engineering Service(システムエンジニアリングサービス)を略した名称です。委託契約を結び、エンジニアがクライアントに常駐して技術を提供します。SESがクライアントと交わすのは準委任契約で、成果物の納品義務は免除されます。
準委任契約と派遣は異なる形態です。準委任契約では現場の指揮命令権がベンダー側にある一方、派遣ではクライアント側にあります。SESを提供する企業を「SES企業」と呼びます。
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おすすめの案件を受け取るSIerは、System Integration(SI、システムインテグレーション)を提供する業種です。システムインテグレーションでは、クライアントが使用するITシステムを開発・運用します。開発前の要件定義から納品後の保守まで、ワンストップで請け負うのが特徴です。
SIを提供する企業をSIerと呼びます。SIerでは、成果物の納品に対して対価が発生する請負契約を結びます。
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おすすめの案件を受け取るSESとSIerの違いを4つ紹介します。
システム開発における上流工程とは、要件定義やプロジェクトマネジメントなど開発前の打ち合わせや方針決定にあたる部分です。反対に下流工程は、実装やテストなど実働部分を指します。
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おすすめの案件を受け取るSESとして働くメリットとデメリットを解説します。SESは未経験者の参入ハードルが低く多種多様な仕事に関われる可能性がある一方、キャリア構築や収入の面で正社員よりも不安定な立場に置かれやすい傾向があります。
IT業界未経験の人物でも就職しやすいのはSESのメリットです。SESではシステムの実装にあたる下流工程を主に担当します。テストの実施や結果の調査は、経験の浅いエンジニアでも担当可能です。
IT業界は慢性的な人手不足が課題で、業界未経験者であっても積極的に採用する企業は多くあります。知識や経験がないものの、IT業界で働きたい人の最初の仕事にSESは向いているでしょう。
経験できる開発プロジェクトの数や種類が多いのもメリットです。
SESでは一般的に、多くの現場を経験します。経験が増えれば増えるほど、ITエンジニアとしての開発実績が積めるでしょう。プロジェクトはクライアントごとに異なるため、多様な技術を習得できる可能性があります。
新たな技術を身につければ対応できる仕事の幅が広がったり、転職成功につながったりします。
SESは多くの人とのコネクションや人脈を作れます。
クライアントに常駐するエンジニアは、特定のSES企業だけでなく複数の企業から集まります。他社エンジニアと接する機会が多くなるのがポイントです。互いに信頼を得られると、プロジェクト終了後も協力し合える関係性を築けます。
現場スタッフ同士のほか、クライアントとのつながりが作れるのもメリットです。技術や仕事の成果をクライアントが評価すると、正社員として採用される可能性もあります。
人脈づくりのポイントについては、「フリーランスの仕事の取り方とは?初心者でもできる案件の探し方を紹介」の記事もチェックしてみてください。
仕事のやりがいを感じにくいのがSESのデメリットです。SESのエンジニアはシステム開発に一貫して関与するのではなく、ごく一部の業務を担当します。そのため、プロジェクトの全体像や業務の目的を把握しづらい場合があります。
システム開発で重要な工程であるクライアントとの折衝を担う機会も少なく、仕事のやりがいを見出しにくいと感じる人もいるでしょう。
ITエンジニアとして一貫したキャリアを築きにくいのもデメリットです。
SES企業のエンジニアは短期間で常駐先やプロジェクトが変わり、担当業務がその都度変わることがあります。業務内容が頻繁に変わると特化した能力が習得しにくく、一貫性あるキャリアを構築しづらくなる恐れがあるのです。
深い経験や実績を積んだ技術が少ないと、対応できる仕事の種類が減るのも懸念されます。
SESは、所属先のSES企業への帰属意識が希薄になります。
クライアントの職場に常駐して仕事を進める機会が多く、雇用されている自社企業とのつながりを感じにくいからです。常駐先では他社のエンジニアと交流する機会が多い一方、自社との関わりは薄くなるでしょう。
自社への帰属意識が低いと、仕事へのモチベーション低下につながる可能性があります。
収入が不安定になりやすいのもデメリットです。技術力に乏しいと、常駐先の選択肢が減ります。対応できる業務の種類が少なければ、仕事を受注できない可能性もあるでしょう。
SESは提供したスキルに報酬が支払われるため、案件がなければ無収入になります。SESはSIerの下請けを担うことが多く、報酬のベースが低いことも把握しておきましょう。
収入アップをさせたいという方は、「フリーランスの年収は?中央値や手取り相場、収入アップの方法を紹介!」の記事も参考にしてみてください。
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おすすめの案件を受け取るSIerとして働くメリットとデメリットを紹介します。SIerはプロジェクトや企業の規模が大きく仕事に安定感がある一方で、システムの実装スキルや最新技術に触れる機会は少なくなるでしょう。
大規模な開発プロジェクトに一貫して参画できるのは、SIerのメリットです。
SIer企業がクライアントから受注するシステム開発は規模が大きく、多くの時間や人員を投入して進められます。ヒアリングや要件定義などの上流工程から運用・保守まで携われるでしょう。つまり、開発にまつわる多くの技術やノウハウを習得できる機会があります。
官公庁や金融機関など公共インフラ関係のクライアントからも発注が多く、仕事のやりがいを感じやすいでしょう。
SIerは給料や待遇が良いといえます。
SIer企業は、大型プロジェクトにおける元請け企業として契約を受注します。会社の規模が大きく、比較的高額の給料や充実した福利厚生を受けられるでしょう。SIer企業には大企業のグループ会社も多く、経営や案件数が安定しているのもメリットです。
さらに、SIerの仕事では請負契約の形態が取られ、大規模なプロジェクトほど報酬が上がります。その分、エンジニアへの還元が期待できるでしょう。
IT以外のビジネススキルを習得する機会があるのもメリットです。
システム開発の上流から下流まで提供するSIer企業では、ITだけでなくビジネススキルを発揮する場面が多くあります。たとえば、上流工程のヒアリングや要件定義では、クライアントとの折衝でコミュニケーション力や資料作成力が身につくでしょう。
経験を積めばプロジェクトマネジメントを任せられるため、管理能力も磨けます。
開発したシステムを実装するスキルが身に付きづらいのはSIerのデメリットです。
SIer企業はシステム開発の全工程に携わる一方、実装の段階では多くの業務を下請けのSES企業に委託します。具体的には、システムの設計やプログラミング、テストなどの業務です。SIer企業のエンジニアは、こうした実務経験を積む機会が比較的少なくなります。
SIerは業務中に最新技術に触れる機会が少ない傾向にあります。
SIer企業が受注する大規模なシステム開発では、社内外を問わず大人数のメンバーが共同してプロジェクトを進めます。結果として個人の担当業務が細分化され、既存の技術や業務プロセスを利用して仕事を進める場面が増えるでしょう。
大規模なシステム開発ではエラーの発生リスクを回避するため、最新技術ではなく実績のある技術がよく用いられます。
希望にあう案件がすぐに見つかる
おすすめの案件を受け取るここまで、SESとSIerの特徴を紹介しました。SESの仕事に向いている人の特徴を3つあげます。
SESの仕事では常駐先のクライアントが頻繁に変わるため、新たな環境にすぐ馴染める人は向いています。異なるクライアントの現場で成果を出し続けるには、協調性や問題解決能力などソフトスキルが不可欠です。
さらに、同じ場所で同じメンバーと働く環境に飽きやすい人もSESは向いているでしょう。
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おすすめの案件を受け取るSIerに向いている人の特徴を3つ紹介します。
大企業のクライアントを相手に、システム開発の一大プロジェクトに参画したいと考える人にはSIerが向いています。上流工程から下流工程まで納品に向けた業務計画を立てて仕事を進めるので、計画性のある人にも適しているでしょう。収入面を重要視する人にもSIerがおすすめです。
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おすすめの案件を受け取るIT業界におけるSESとSIerの違いや、両者のメリット・デメリットを中心に解説しました。
SESは、クライアントの現場に常駐してシステムの実装段階に携わります。一方SIerは、システム開発に一貫して関わり、クライアントとの折衝に注力します。
両者の主な違いは、担当する業務や待遇の差です。IT業界への転職を考える際は、自分の強みや個性とSES、SIerの特徴を照らし合わせて検討しましょう。
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