Salesforce認定資格とは?難易度や取得に向けた勉強のコツを解説

9 months ago

Salesforceは、業種を問わず低価格で利用できることから、数多くの企業で導入されているクラウド型のプラットフォームです。Salesforceに関する知識やスキルを有するエンジニアを求める企業は多いといえるでしょう。

本記事では、Salesforce認定資格の概要からメリット・勉強方法・難易度まで解説します。

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Salesforceと認定資格について

Salesforceとは、目的に応じて複数の製品を組みあわせて使用できるクラウド型プラットフォームです。営業支援や顧客管理などの機能が中核で、商談や案件の進捗、顧客の行動原理などを分析し、管理できます。

Salesforceには認定資格があり、取得するとSalesforce製品に関する知識および業務スキルを証明することが可能です。

また、システムの導入・保守点検・導入後のコンサルなど、Salesforceの運用に携わる人材をSalesforceエンジニアと呼びます。

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Salesforce認定資格の種類と受験料一覧

Salesforce認定資格は、管理者/CRMコンサルタント、開発者/アーキテクト、マーケティング向けの3種類に大きく分けられ、その中でもサービスやカテゴリごとに資格区分があるのが特徴です。

管理者/CRMコンサルタント

Salesforceは、顧客の情報管理を行うCRM機能があります。顧客情報の管理者であるCRMコンサルタント向けの認定資格の代表例を見ていきましょう。

Salesforce 認定アドミニストレーター

アドミニストレーターは、管理者やコンサルタントを目指す人向けの基本資格です。Salesforceの基本設定・カスタマイズ・管理に関するスキルを証明します。

【対象者】Salesforce管理者としての経験があり、試験概要に示される概念の実践者
【受験料】20,000円(税抜)

Salesforce 認定上級アドミニストレーター

上級アドミニストレーターは、アドミニストレーターの上級資格です。Salesforce CRMの管理機能を駆使し、ビジネスの課題を解決できる能力があることを証明できます。

【前提資格】認定アドミニストレーター
【対象者】熟練したSalesforceシステム管理者としての経験と専門知識のある方
【受験料】20,000円(税抜)

認定 Sales Cloudコンサルタント

Sales Cloudとは、見込み客・顧客・案件・売上予測などを管理し、営業活動を支援する顧客管理アプリケーションの1つです。つまり、認定 Sales Cloudコンサルタントは、Sales Cloudに関するソリューションの設計・実装スキルを証明する資格といえます。

【前提資格】認定アドミニストレーター
【対象者】Salesforceの使用・セールスプロセスとの連携・ビジネスソリューション開発における1年以上の経験者
【受験料】20,000円(税抜)

認定 Service Cloudコンサルタント

SalesforceのService Cloudは、クラウドベースのカスタマーサポート・顧客管理システムの1つです。サービス部門に特化した資格であり、顧客サポート・オムニチャネルサービス・フィールドサービスなどを管理します。つまり認定 Service Cloud コンサルタントとは、Service Cloudソリューションの設計・構築が可能であることを証明する資格です。

【前提資格】認定アドミニストレーター
【対象者】2〜5年のシニアビジネスアナリストとしての経験者
【受験料】20,000円(税抜)

開発者/アーキテクト

Salesforceプラットフォーム上のアプリケーションのカスタマイズや、オリジナルアプリケーションを開発するデベロッパー向けの認定資格をご紹介します。

認定 Platformデベロッパー

Salesforce Platformとは、アプリケーション開発・実行の基盤となるクラウド型プラットフォームのことです。Salesforce Platformのアプリケーション開発に関する知識やスキルを保有していることを証明できます。

【対象者】1〜2年の開発経験とLightningプラットフォームに関する半年以上の経験があり、受験ガイドに記載されている参考資料を学習済みの方
【受験料】20,000円(税抜)

認定 Platform アプリケーションビルダー

Platform アプリケーションビルダーは、Salesforce Platformの宣言的カスタマイズ機能に関する資格です。宣言的カスタマイズ機能を使用したカスタムアプリケーションのスキルを習得済みであることを証明できます。

【対象者】半年から1年のLightningプラットフォームでのアプリケーション構築経験のある方
【受験料】20,000円(税抜)

認定上級 Platformデベロッパー

Platformを使用した複雑なビジネスロジックとインターフェースの開発、データモデリングのプログラミング機能のスキルを証明する資格です。

【前提資格】認定 Platformデベロッパー
【対象者】2〜4 年の開発としての経験とLightningプラットフォームの1年以上の開発経験者
【受験料】20,000円(税抜)

アーキテクト

プラットフォームを含むシステム全体の設計を行うアーキテクト向けの認定資格をご紹介します。

認定 Pardot コンサルタント

Pardot コンサルタントは、顧客の要望をもとにPardotの設計・実装ができるコンサルタントであることを証明する資格です。

【前提資格】認定 Pardot スペシャリスト
【対象者】Pardot Lightningアプリケーションと、Salesforceプラットフォームでの、1年以上の実装・管理の実務経験者
【受験料】20,000円(税抜)

Marketing Cloudアドミニストレーター

Marketing Cloudとは、BtoCマーケティングやOne to Oneマーケティングを支援するMAツールのことです。MarketingCloudアドミニストレーターの資格は、Marketing Cloudの機能、構成オプション、実装に関するスキルがあることを証明します。
なお、資格の取得には、ビジネス要件に基づいたマーケティングの実装スキルや、​​BtoC・One to Oneマーケティングに関する知識が求められます。

【対象者】3〜6か月のMarketing Cloudインスタンス管理経験、およびデジタルマーケティングの経験者
【受験料】20,000円(税抜)

Marketing Cloudメールスペシャリスト

戦術・戦略的メールキャンペーンにおいて、Marketing Cloudメールアプリケーションツールを使用するスペシャリストであることを証明します。

【対象者】半年以上のMarketing Cloud メールアプリケーション、および関連ツールの使用経験者
【受験料】20,000円(税抜)

Marketing Cloudコンサルタント

戦術・戦略的メールキャンペーンにおいて、Marketing Cloudツールを使用する経験・スキルを証明する資格です。

【前提資格】認定 Marketing Cloud アドミニストレーター
【対象者】Marketing Cloudソリューションアーキテクトとして6か月以上の経験、または5件以上の実装プロジェクトの経験と、Marketing Cloudと関連ツールの実装に関する知識者
【受験料】20,000円(税抜)

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Salesforce認定資格の難易度・合格率

Salesforce認定資格は、Salesforceのユーザーや開発者が受験資格のターゲットです。そのため、実務経験がない方にとっては難易度の高い資格であるといえます。
たとえば、Salesforceの基本資格であれば1〜2年、上位資格は2〜4年の業務経験を有するのが望ましいです。
実務・業務経験を積んだSalesforceユーザーであれば、業務を通じて受験に必要な知識を得られるでしょう。
なお、Salesforce認定資格の合格率は非公開です。

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Salesforce認定資格受験の申し込み方法

受験方法は、会場とオンラインの2種類の方法があります。全国にあるテストセンターで受験できるほか、オンラインでは試験ツールをインストールして自宅やオフィスから受験可能です。

会場と詳しい申し込み方法、受験のステップについてはSalesforce認定資格の受験方法を確認しましょう。

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Salesforce認定資格取得後の更新

Salesforceは定期的にバージョンアップをしています。そのため年に1回、資格の更新が必要で、Salesforceのオンライン学習サイトであるTrailheadで対象の更新モジュールを完了しなければなりません。
もし更新しなかった場合、取得済みの上位資格を含む認定資格は失効されます。なお、更新料は不要です。

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Salesforce認定資格の学習方法について

企業が実施する認定トレーニングや有償学習コンテンツ、無料のオンライン学習ツールなどを用いた学習が効果的です。
また、認定資格の取得を目指す方向けに無料の資格対策Webセミナーも開催されています。

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Salesforce認定資格を取得するメリット

ここからは、Salesforceの認定資格を取得するメリットについて解説します。

業務効率があがる

試験勉強をすることでSalesforceに関する理解が深まります。取得に至れば学んだことを業務に活かせ、作業の効率化が期待できるでしょう。

顧客から信頼を得られ商談に有利になる

Salesforceに特化した開発会社が増え続けている一方で、Salesforceの導入・運用に携わるエンジニアは十分に足りていない状態です。基本資格の取得だけでも他者と差別化ができ、商談時に役立つスキルとなります。
案件によっては、資格の有無からスキルに対する信頼を得られ、顧客から重宝されるでしょう。

年収アップにつながりやすい

Salesforce導入企業から、直接的な利益につながる人材と考えられ、給与や案件単価に影響があることが見込めます。継続した案件受注につながれば、年収アップも期待できるでしょう。

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Salesforceの資格が役立つ領域

ここからは、Salesforceの資格が役立つ領域について解説します。

マーケティングに関する業務

Salesforceエンジニアは、Salesforceの導入から運用までを全面的にサポートするのが業務です。そのほか、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーなど、コンサルタント業務を担当することもあるでしょう。

システムの開発業務

Salesforceにおけるシステムの開発業務とは、Salesforceの導入に向けた開発や受託がメインです。たとえば、Salesforceの機能をベースにした顧客管理システムの開発などが挙げられます。

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Salesforceエンジニアの需要と将来性

近年、Salesforceシステムの導入実績は増加の一途を辿っており、世界で15万社以上、国内だけでも5,000社以上が導入済みです。このように導入企業が増えているため、それに伴ってSalesforceエンジニアの需要も増加しています。

導入増加の背景として、業種や職種を問わず使用できる気軽さが挙げられるでしょう。低価格で始められるプランや、自由度の高いカスタマイズ機能も魅力です。

また、Salesforceは導入したら終わりではありません。継続的な見守りが必要なほか、コンサルタント業務も求められます。そのため、需要はもちろん将来性も期待できる職種といえるでしょう。

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Salesforce案件案件数について

Salesforceエンジニアの案件は「Freelance hub」で探すことが可能です。Salesforceをキーワードとして検索すると、 約2,000件もの案件が紹介されています(2023年2月時点)。

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まとめ

Salesforceエンジニアの需要は拡大中です。フリーランスの働き方とも相性の良く、資格を持っていると案件を獲得しやすくなるでしょう。
Salesforceエンジニアの案件探しや、フリーランスの働き方に関する情報収集は、ぜひFreelance hubまでお問い合わせください。

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